札幌岳の夏山登山|夏山シーズンもまもなく開幕か(5月中旬)

札幌岳

 

緊急事態宣言中の北海道。基本的に私の行動パターンはリスクを伴わないと考えているので、天気が良い休日に意図なくステイホームをするつもりはありません。むしろ毎日会社に出社しているほうが危ないのは間違いない。就業規則に従ってみんなが同じ時間に8時間以上拘束されるほうが不要不急だと思うのですが、古い制度や慣習ってなかなか変えられないんですよね。

 

で、今日は平日休み。

 

神居尻山に行ってお花が咲いているか確認しようと考えていました。

 

でもまあ、いつもみたいに航空券を予約しているわけではないので予定は柔軟に変えられます。たまには市外への往来について自粛に協力しようと思って、市内の山に登ることに。今日は札幌岳の話題です。

 

札幌市内

4時に目が覚めると、外は快晴。風もほとんどありません。作り置きしていたカレーライスを食べて、荷物はチャチャっとまとめて5時過ぎに出発。いつも通勤時に使用しているモンベルクロスランナーパック15に水1.5リットル、ミニ大福1袋、軽アイゼン(これが背中に干渉して痛かった)、雨具代わりに冬用のハードシェル上下を入れて自転車を漕ぎ始めます。昔、1年間くらい仕事をしていたビッグハウス平岸エクストラ店の横を通り過ぎてしばらくすると、右手に藻岩山、正面には札幌岳がクッキリと見えました。

 

札幌岳登山口

部屋の中からロードバイクを出すのが面倒で、MTBで登山口までやって来ました。定山渓までの間ってずーっと登り基調なのでかなり疲弊。特に豊平峡温泉からの登りは自分には苦行。チャリは本当に苦手なんです。ここまでほぼ2時間。

 

冷水小屋

札幌岳に登るのは3~4年前のちょうどこの時期。その時は上部にしか雪が残っていなかったと記憶していますが、今回は冷水小屋より下にもまとまった雪が残っていました。ただし軽アイゼンの出番はなし。

 

フジトラブコライト

今日は昨年Amazonで購入したアシックスFujiTrabuco Lyteのデビュー戦。ロードのシューズみたいな感覚で履きやすく、雪面でのグリップも問題ない感じでした。サロモン一辺倒ではなく、いろんなシューズを試していこう。

 

泥んこ

冷水小屋からの急登には雪が無く、ただ我慢して登りきるだけ。平坦地形に差し掛かるとまとまった雪が現れて一部は解けて泥んこに。まあ、この時期は仕方ないよねって話。

 

残雪

札幌岳って平坦地形になってから意外と長いって感じるのよね。でも実際の距離は1km程度なのですが。今日はMTBの移動から続いて登山中もFire HD8タブレットを背中に入れ、Kindleで本を聴いていたので退屈しませんでした。全部で8時間くらいあったので今日だけで2冊半も消化しました。まるで時間が2倍になったかのような感じ。ただどれもちょっと難しい内容なので、なかなかスッと入って来ない。

札幌岳

登山口から1時間45分くらいで山頂へ。最近分かってきたこと、サクサク歩けば1時間で3kmくらいが自分のペースだってこと。林道でもなければ基本的にジョグらないので、それ以上のペースになることはないかな。

 

札幌岳から見た羊蹄山

羊蹄山はいつ見てもきれいですよね。羊蹄山利尻山は本当に端正。全国でも屈指の独立峰だと思います。で、羊蹄には何度も登っているけれど、手前のアイツには登ったことがないんですよ。アイツって?そう、尻別岳

 

恵庭岳

そう、恵庭岳にも登ったことがない私。あと狭薄山も。行動に移さないってことは本当に心から登りたいって思っていない、つまり意欲がない証か??

 

冷水小屋

はい、と言うことで下山完了。途中でスライドした方も3人だけで、とっても静かな山歩きでした。帰りも自転車をキコキコ漕いで、13時に帰宅。公園で靴洗い、ストレッチ、食事、お風呂、買い物、お洗濯、ご飯支度、SNS、そしてブログを書き終えてあとは20時に寝るだけ。そう言えば今日は誰一人会話していないですね。さて、半径75km圏内の移動のために自転車ではなくて原付が欲しくなりました。または電動アシスト自転車。電動アシストなら車に積んで移動できるし、急な登りもスイスイなのかな??