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YouTube動画によって、やりたいことのイメージを具体化する

 

日課となりつつあるウォーキングを終え、朝食をとりながらYouTubeでUTMB2021の動画を見ました。

 

実際に自分がUTMBに参加するかどうかという話は別として、出てみたいっていう衝動に駆られますよね。プロが作成したドキュメントと違うから、なおさら当事者になれるような錯覚に陥ってしまう。やっぱり動画の力ってスゴいなって思います。

 

以前YouTubeの動画でプロのトレイルランナーの方が、「海外でのレース参加前にコースを試走する」というお話をされていたのですが、その理由になるほどって思ったんですよ。

 

レースの場合は夜間行動が多くて素晴らしいはずの景色を楽しめない。せっかく海外まで遠征しているのにその機会がもったいない、だから試走して景色を楽しむ。」というような主旨だったかな。

 

これってナイトハイクをしたことがあればよく分かるんだけど、往路と復路が一緒なら帰り道で景色を楽しめばいいじゃない。だけど、ワンウェイだとそうはいかないんですよね。先日登った富士山なんかもそうだよね。だからもったいないって私も思うの。

 

で、さらに広げて考えてみると、走るより歩くほうがより楽しめるっていうのもあると思う。例えるなら、徒歩の旅、自転車の旅、クルマの旅の違いみたいな感じ。

 

さらにもう一つ、レースだと後半戦は足が痛いとか、眠いとかって心身が完璧の状態じゃないから、見たり感じたりする感覚っていつもよりちょっと劣ると思うんですよね。もちろん極限まで追い込んだ状況でないと感じられないことって確かにあるんだけど、私が求めているのはそこじゃない。純粋に楽しみたいってこと。

 

気勢がみなぎった状態で元気に歩き、素晴らしい景色を堪能したいって。

 

UTMBの話に戻るけれど、レースに出ることよりも、同じコースを何日もかけて歩いてみたいなっていう気持ちのほうが強いんですよ、私。

 

それをたった12分程度の動画で感じさせてくれるんだから、動画によって膨らむイメージって大きいなって。

 

いまの勤め先にはイタリア出身の社員がいるので、ある程度計画が練り上がってきたら彼の力を借りて実行ベースに近付けていきたいな。

 

今まで北海道の山をベースに活動してきたし、これからもそれは変わらないけれど、やっぱり進歩と成長していかなければ私自身も読者さんもつまらないって思うから、これからも少しずつチャレンジしていきます。