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オンラインワンストップ特例申請が便利すぎる件

 

ふるさと納税をするようになって5年以上経ちますが、納税をウェブサイトで完結できるのは良いとして、ワンストップ特例申請のクロージングはこれまでウェブサイトではできませんでした。

 

用紙に必要事項を記入し、マイナンバーカードのコピーをのり付けし、返信用の封筒を折り紙のように作って返信した経験、みなさんありますよね。私たち会社員はワンストップ納税だけで確定申告をしなくていいのですが、それでもひと手間かかります。

 

たまに自分で切手を用意しないとならない自治体もあり、さらに手間がかかることもあります。えっ?封書は何円の切手で送れるんだっけ?みたいな。

 

しかし先日、某自治体から送られてきた書類にはオンライン申請用のQRコードが付いていて、スマホで申請が完了。これは便利。

 

調べてみると、今年の秋からスタートしたばかりのサービスだそうで、すべての自治体が対応しているわけではないみたい。

 

これ、余計な通信費もかからないし、NFC搭載のスマホとマイナンバーカードがあれば完結。本当に便利。

 

ただ、スマホ先進国の中国では「高齢者デジタル難民」が社会問題になっていると聞くように、日本も従来通りのやり方を残しておかないと置き去りになる人が出ると思うので、その辺の救済策は必要かもしれません。

 

いつの時代も社会から置き去りになる人は一定数いるもの。学校教育が十分でなかった時代は読み書きができない人がいたり、算数ができない人がいたりしたと思う。でもそれは義務教育で解決できました。

 

一方で大人になってからテクノロジーの進化によって変化していくことには、どうしても本人の努力が欠かせないと思うんですよね。

 

例えば私の祖父母の時代は、駅の券売機できっぷを買えない人がたくさんいたし、私の両親はスマホを使いこなせていないし、多くの後期高齢者は同様だと思います。

 

でもこれは高齢者に限ったことではなくて、私の世代にもその予備軍はたくさんいるし、私より若い世代にもいます。他方、80代でもSNSを使いこなす人は一定数いるし、そういう人は元気。

 

自分の価値観は大切だけど、新しいことを学ぶことも同じくらい大切。世の中の大きな変化を感じ、適応できる人間であり続けたいと思います。