次の海外旅行は、3月16日のローママラソンの旅を計画している。
具体的な旅程を決めるに至った思考過程と、費用について備忘録を残しておこうと思う。内容的にはスルー推奨なブログなのであしからず。
計画の具体化
この計画は以前のブログでも少し触れたが、具体化するにあたって内容が少し変わってしまった。
初期の段階ではローママラソンと市内観光に加え、チュニスのカルタゴとアテネのアクロポリスのツアーをしようと描いた。
ところが航空券を取得する段階になって計画を少し変更することにした。先日の教訓も少し活かすことにした。
ザックリした内容は次の通り。
日にち | 移動 | 宿泊 |
1日目 | 札幌11:00→14:25ソウル17:50→23:20アブダビ | 機中泊 |
2日目 | アブダビ2:30→6:05ローマ | ローマ泊 |
3日目 | ローマ滞在 | ローマ泊 |
4日目 | ローマ15:35→18:35アテネ | アテネ泊 |
5日目 | アテネ滞在 | アテネ泊 |
6日目 | アテネ12:40→13:50ローマ21:25→ | 機中泊 |
7日目 | 6:30アブダビ21:45→ | 機中泊 |
8日目 | →11:15ソウル | ソウル泊 |
9日目 | ソウル10:10→13:10ダナン | ダナン泊 |
10日目 | ダナン22:45→ | 機中泊 |
11日目 | 5:05ソウル9:10→11:40札幌 |
考慮した内容は以下の通り。
- ソウルを経由する理由は、フライトの選択肢が増えることと、帰りに1泊できること。
- ソウルからアブダビを経由してローマ入りする理由は、1回のフライト時間を8時間未満にしたかったことと、アブダビ観光を加えたかったこと。
- ローマとアテネは宿泊費を最小限に抑え、観光も1日で終える。
- ダナンでは31レース目のダナン国際マラソン(ハーフ)に参加する。
考慮できなかった点は、アブダビはラマダンの時期だということだろうか。
次にお値段の話。
- 札幌ーソウル往復航空券:35,000円を想定で購入はまだ。いつもより高い理由は、復路のみアシアナ航空にする予定のため。少し時間に余裕を持たせたい。
- ソウルーローマ往復航空券:クーポンを使用して91,493円。Tripドットコムのキャンセルオプションを付加して102,783円
- ローマ宿泊費(2泊ドミトリー):21,899円
- ローマーアテネ往復航空券:23,180円
- アテネ宿泊費(2泊):16,918円
- ソウル宿泊費(1泊ドミトリー):約3,000円
- ソウルーダナン往復航空券:35,000円を想定で購入はまだ。これも時間帯の関係で往路のみベトナム航空を利用するため、ベトジェット往復より割高。
- ダナン宿泊費(1泊):4,457円
これに加え、マラソン大会2レース参加費と現地交通費と食費、観光施設の入場料が加わると30万円を超えるかもしれない。総額としてはかなり高い。
航空機の欠航などによる旅行の中止や中断リスクに備え、すべて直前までキャンセルできるような契約内容にしている。先日のカンボジアや台湾の教訓を生かした。だから総額が1割くらい割高になっているかもしれない。
それでも滞在するのは5か国5都市(ローマ、アテネ、アブダビ、ソウル、ダナン)でそのうち4都市は初めて行く場所ばかりだ。日数は11日。1日あたりのコストは3万円以下だからコストパフォーマンスは悪くないと思う。
先日のブログで書いたように、これからは気分転換や近隣諸国のマラソン大会参加のケースでは単一国への弾丸旅行が主体になるが、遠くへ行くときは数珠つなぎの旅を計画するように思う。
世界中を見渡してみると、本当に行ってみたいと思う場所は実は少ない。それも意外にアジアから中東に多い印象だ。
私もあと8年で還暦を迎えるし、その10年後には健康寿命を迎えるかもしれない。そこから逆算して行ってみたい場所を少しずつ塗りつぶしていこうと思う。
それと今回で海外マラソン参加は30レース目となる。ローマはそれの節目にふさわしいレースだろう。
海外で初めて参加したマラソン大会は2017年3月のソウルマラソンだった。それから30レース参加まで足掛け8年かかった。長期目標を掲げて大きな成果を出すことが苦手な私にとって、これは一つの成功事例かもしれない。
何事もコツコツ積み上げることが最も大切だということを再確認できた。
一方で個人レベルで半年とか1年くらいで達成できることなど、たかだか知れているということも実感できた。
要するに何か一定の成果を出すためには、私が描いているよりも遥かに長い時間軸で見なければならないということだ。
本当は50歳になる2023年までに50レースを達成したかった。しかし途中にパンデミックがあって一時中断した。それでも飽きずにやって来れたのは、モチベーションの源泉が『ワクワク』だったことにあると思う。
それと、40歳を過ぎてから始めたことなので、『何かを始めるためには遅すぎる』ということがないのだと実感できた。経済的にもこの年代だったから実現できたのかもしれない。
これからも何かに興味を抱いたら、臆せず取り掛かってみようと思う。