こんにちは!やまたび北海道のコモ子です。
登山や旅のことなど趣味の特化型ブログを運営しています。でも最近はブログを通じて経験したことや学んだことについての雑記も共有しています。
ブログ論4回目。
今日は「収益が出るとバンザイするほど嬉しいけれど、本当にブログを続けて良かったと思えるのは、応援されたときなんだよ」です。せっかちな方のために、結論をタイトルにしちゃいました。
第1回目から「ブログの収益化」を軸にしながら、あるべきブログ論を展開しています。
さて、ブログサービスが始まってもう10年以上経っています。最近では、SNSの方が友人知人と繋がりながら、自分史を作り上げることができるため、わざわざブログサービスを使ってまで、私的なことを発信する意義が薄れてきました。
つまり多くの人にとって、これからブログを始める動機と言えば、収益になっているのかなと思います。
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私たちが毎日会社へ行ってお仕事をするのは、稼ぐためです。
もちろん、働くことには多くの意義があるのも事実ですが、給与がもらえなければ、所詮それはボランティア活動になってしまいます。それでは生活をしていくことができません。
ですから、ブログを始める動機や続ける理由にだって、収益があってもおかしくないのです。この点については、私は胸を張って堂々と主張します。
ただ、収益だけではダメです。仕事だってそうじゃないですか。給料だけがやりがいで勤めている社員集団なんてあったら、そんな会社に未来はないですよ。
世の中には、社是とか経営方針とかが、ただ飾ってあるだけの会社って、結構あるものです。
組織の使命とか存在意義というのは、会社がある限り語り継がれなければならないのです。
時代とともに、創業者の熱い想いが薄れていくので、歴史がある会社ほど、使命を確認し続けることは重要なのです。
ブログで収益が発生すると聞いて、怪訝な顔をする人がいる
ブログで収益が発生すると言うと、いぶかしげな顔をする人が少なくありません。
ブログを書く、書き続けるというのは作業なんですよ。それも人知れず、ひっそりと、孤独なんですよ。
なのに、収益と結びつけると、非難する人がいます。
ブログだって組織と一緒なので、使命や存在意義があるのです。
使命感を持って情報を発信し続け、インターネットの向こう側の読者さんにお届けする。
立派なことですよ、これ。いったいどこに、批判される理由があるでしょうか?
ブログが慈善事業である必要など、どこにもないのです。お金をもらってもいいのです。
でもね、インターネットの世界って、基本的に情報は無料なんですよ。
有料の情報を買うくらいなら、無料情報の山から探し当てる、これがユーザーの行動パターンです。
書籍やテレビの有料放送とはここが違います。
それを解消してくれるのが、広告配信なのです。
例えばNHKは、広告が配信されないので、受信料というカタチで有料を実現しています。
いっぽう、民放はコマーシャルという広告が配信されるから、無料なわけですよ。
ブログもテレビも、何ら変わらないじゃないですか。
異なるのは、テレビは大きな組織で配信するけれど、ブログは個人で発信できるメディアだということ。
だからスモールビジネス、誰にでもチャンスがあるビジネスなんですよ。
だからみんなも始めたらいいのにな、って思うんです。そうやってもっともっと人々に役に立つ情報が、インターネットを通じて配信されればいいですよね。
こういう説明をすると、たいていの人は理解してくれます。
お金が発生する仕組みがわからなかったり、労働が伴わなないような印象与えてしまうと、「如何わしい」と感じる人が、世の中にはたくさんいるのです。
民泊の賃貸だって、ネットワークビジネスだって、株式投資だって、どれも大変なんですよ。わからないから、楽に儲けている印象を受けるだけです。
人は、未知のことに対して不審を抱く生き物なのです。
ブログにも使命や存在意義が必要だということ
さきほど会社のお話をしました。
お金儲けだけを考えちゃダメなんです。
使命感が必要なんです。
- 私たちの製品で人々の暮らしを豊かにする
- 世界中の人の役に立ち続けるサービスを提供する
- 子供たちの未来を明るくする教育をする
などなど、会社が存在し続ける意義を見出すために、こういう使命が必要なんです。
これはブログだって一緒。長く続けていくためには、こうした芯がしっかりあることが、とても重要。
そうすればネタが無くて書けない、なんてあり得ません。使命を達成するために、読者というお客さんに、発信し続ける情報は必ずあります。
あなたにしか発信できない情報がきっとあります。
この使命感があると、胸を張って堂々とブログをPRできますし、発信する情報にも力が入ります。だから好きなことを発信したほうが、自分も楽しめるから美味しいんです。
そして、発生する収益も、何の後ろめたさもなく、受け取ることができるでしょう。
ブログを続けていて、もっとも嬉しいこと
私が飲食店を開業して勤務していたことは、以前このブログでお話ししました。
毎日店をピカピカにして、満面の笑みで接客をし、腕を振るって料理を作り、心を込めて盛り付けする。
開店当初はほとんどお客が来ないお店。こうしたひた向きな努力が実を結び、やがてお客さんが少しづつ増えていくのです。
台風や大雪の夜、お客さんが誰一人来ないで、閉店を迎えることだってあります。最初はこういうものなのです。
飲食店をしていて、売上の記録を更新したり、日々客数が伸びていくことは確かに嬉しいことです。これはブログの収益と同じです。
でも、飲食店で本当にうれしいのは「ごちそうさま、美味しかったよ」という一言です。
さらに「マスター、また会いに来たよ」なんて言われたり、お客様から直筆でお手紙をいただいたりしたら、もう涙ものです。
こういったことこそが、仕事のやりがいにつながります。
ブログも一緒です。一番嬉しいのは、応援や励ましのコメントなんです。
PCのモニタとにらめっこして、その奥の見えない読者さんに向けてキーボードをたたく日々。
誰からもリアクションのない世界で、孤独に作業をし続ける。
ブログにはそういう泥臭い一面があります。
誰からも反応がない初期のころは、本当に心が折れそうになるものです。
でもね、必ず誰かが見てるんですよ。
心の中で応援してくれる人が、必ずいるんですよ。
街頭演説と同じようなものです。
そうやって、いつしか応援してくれる人が増えて、あなたのブログが盛り上がるんです。
その最初のころに、応援をコメントで表現してくれる人が初めて現れたとき「あの時ブログをあきらめずに続けてよかったな」ってきっと思います。
ブログを続けて一番嬉しいことは、読者さんに応援してもらったときなんです。
だから、あなたも諦めずにブログを書き続けていきましょう。
私が応援しています。