北海道からLCC利用で本州の山々に登りに行くには、どこを起点にするのがいいか?

 

地元北海道の山をテーマにブログを書いているくらいなので、北海道の山が大好きな私。

 

しかし日本各地には登ってみたい山がたくさんありますし、年を重ねれば各地へ遠征して登れるチャンスはどんどん減っていきます。

 

定年後に自由になってから全国各地の山に登られる方もいらっしゃいますが、年金受給年齢の引き下げといった経済的な問題や、体力的な衰えは否めません。

 

それと見逃してはいけないのは、年を取ると体力だけではなく気力も失われていくということ。

 

意欲が薄れてしまうのです。

 

まとまった時間を手に入れることの代償に若さを失う。というもどかしさを感じます。

 

バランスが難しいですよね。

 

そこで、僕は今年から本州の山々にもできる限り通おうと実行に移しているのですが、新千歳から出発する場合、仙台成田中部のどこを往復するのがいいのかが悩みどころ。

 

そもそもLCC一択でなければそんなことを考える必要性は全くないのですが、僕は何度も何度も出かけるタイプなので、1回の渡航費用は最低レベルにしないと長続きしません。

 

この記事では、行き先によるメリットとデメリットについて考えてみます。

 

札幌近郊在住者に限った視点なのであしからず。

 

新千歳空港⇨成田空港のメリットとデメリット

 

つい2ヶ月前までは、北・中央・南アルプスへ行くなら、中部一択だと考えていた私。

 

しかし先週、成田空港を起点に行動してみると、デメリットよりもメリットの方が大きいということに気付きました。

 

具体的には次の2点。

  • 便数が多くて夜のフライトもあるところ。仕事が終わってから空港へ直行できるので休日が少なくても大丈夫。やや強行軍になりますが、空港でレンタカーを借りてすぐに移動すれば翌朝からさっそく山に登ることができ、午前中に下山してその日のうちに新千歳へ帰ることも可能。
  • アルプスをメインで考えると、中部に比べて移動距離は長くなりがちですが、悪天候のリスクを避けることが可能。どういうことか言うと、北関東や東北南部の天気が良ければそちらへ転進が可能ということです。まさに今回登った会津駒ヶ岳がそれにあたります。

 ただ、デメリットも確かにあります。

  • どこへ行くにも2割くらい移動距離が長くなる。
  • 首都圏を通過すると渋滞が避けられない。

フライト数が多いので2日間のお休みでも行動の選択肢が広がるいっぽうで、陸路の移動時間が長くなるので、一度の歩行時間が短い山に限定されるかもしれません。

 

ただ3日間のお休みが取れれば、かなり行動範囲が広がりそうです。

 

新千歳空港⇨中部空港のメリットとデメリット

 

中部を選ぶのは、やはりアルプスへのアクセスでしょうか。

 

特にアルプスの西側に位置する登山口から登る場合、成田よりも断然優位。

 

新穂高温泉上高地であれば250km程度で、片道80kmくらい短くなります。

 

デメリットは、天候不順の場合に転身できる山の選択肢が絞られてしまうことと、発着数が少ないので2日間の休日では登れる山の選択肢が限られるということ。

 

新千歳空港⇨仙台空港のメリット

 

東北にも名山がたくさんあるので、仙台を起点に行動するメリットはたくさんあります。

 

新版日本三百名山登山ガイド(上)(山と渓谷社)によれば、広い北海道内には26座の日本三百名山があり、そのうち深田百名山は9座。

 

いっぽうで東北には40座の日本三百名山があり、そのうち日本百名山は15座。

 

単純に1.5倍くらいある計算になります。

 

多いですよね!

 

東北は1県あたりの面積が広めなので移動距離は長くなりがちですが、仙台を起点にすれば強行軍なら週末2日間で、ちょっと余裕を持っても3日間で多くの山々に登ることができます。

 

日本海側と太平洋側、南北への移動が可能なので、天候リスクへの対処も取りやすいですよね。

 

ただ梅雨明けが遅く、8月はアルプスの最盛期と重なるので、どちらかと言えば残雪期や秋から初冬にかけての時期がメインになりそうな感じです。

 

雪が少ない太平洋側の山々へ真冬に訪れるのも、選択肢になるかもしれませんね。

 

結論として

 

僕たちは欲張りなので「せっかく飛行機で本州へ渡るのだから、少なくとも2~3の山には登って帰りたい」という考えになりがち。

 

しかし休みが限定される人にとっては、1回の渡航で欲張らずに1座だけの登頂を目指すほうが、回数をこなせる可能性が高まります。

 

ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークだけに絞ってしまえば、1年に3回しか地方の山へ行くことができず、百名山を視野に入れているような方であればかなり長丁場になってしまいます。

 

もしかすると、達成できないかもしれない。

 

それならば週末を利用して、1つでも登りに行ったほうがいいと思いません?

 

5月から11月までの半年間だけでも、1ヶ月に2回ペースで通えば、1年で12座もの本州の山々を楽しむことができる試算です。

 

LCCを利用すれば経済的な負担を軽減してくれます。

 

僕もこれから3か月間は東北の山々をメインに通おうと計画中で、今からとても楽しみです。

 

会津駒ヶ岳

先日登った会津駒ヶ岳。北海道内では好きな山に何度も登りますが、2~3年に1度のペースで同じ山に登っていると新鮮味が薄れるもの。人生は自分が思っているよりもずっと短いものなので、「初めて」を求めてもっと多くの山々に登りたい。