土日の2連休を取得して、ジェットスターで新千歳から成田へ行ってくる。
筑波山と那須岳のハイキングのために新千歳ー成田を往復するにあたり、バスの時間をチェックしていたら、こんなタイトルのクーポンが発券されているのを知った。
ぐるっと北海道|RAKUTOKUBUS14プレミアムクーポン
内容をザックリ説明すると、
- 北海道内14のバス会社の合同企画
- 運賃が片道1,000円以上の区間で利用できるが、おつりは出ない。
- 7,000円の支払いで10,000円分を利用できる〈ここが重要!〉
- 券種は1,000円券×7枚、500円券×6枚綴り
- 販売期間は2020年10月1日~2021年1月31日で、売り切れ次第終了
- 購入は現金のみ
- 利用期間は2021年3月31日まで
といったところ。
サイトを斜め読みした程度なので、誤りがあればお許し願いたい。
ぐるっと北海道|RAKUTOKUBUS14プレミアムクーポン
で、どのくらいお得なのかを、空港連絡バスと高速あさひかわ号を例に検証してみようと思う。
高速バスのヘビーユーザーなら絶対お得!
僕はいつも、空港連絡バスの4枚綴り回数券を購入しているのだけど、片道1,000円区間の4枚綴り回数券は3,600円、つまり1回あたり900円、割引率は10%となる。
しかし、今回のRAKUTOKUBUS14プレミアムクーポンでは、7,000円で10回乗車できるので、1回あたり700円、割引率は30%ととってもお得だ。
利用期間は6か月間と短いものの、その期間に空港往復5回くらいは必ずするので、これは絶対買いだろう。
続いて高速あさひかわ号の場合。
高速あさひかわ号で札幌ー旭川間を往復した場合、正規の片道運賃は2,300円だが、最安値の20枚綴りスマホ回数券を購入した場合は36,800円となり、1回あたりの運賃は1,840円となる。
それでも割引率は20%だ。
今回のプレミアムクーポン券は券種が1,000円券と500円券の2種類なので、毎回2,000円分のクーポンを使用して差額の300円を現金で支払った場合、5回乗車することができる。
支払い総額は、7,000円+(現金300円×5回)=8,500円。
と言うことは、スマホ回数券5回分(1,840円×5回=9,200円)より700円も安くなり、割引率はおよそ26%となるので、このクーポン券がどれほどお得なのかがお分かりいただけるかと思う。
もし20回乗車した場合で考えてみれば、毎回2,000円分をクーポン利用した場合の支払総額は、(7,000円×4)+(現金300円×20回)=34,000円。
20枚綴りスマホ回数券との差異は、36,800円-34,000円=2,800円となり、1回あたり140円お得な計算となる。
この差異を大きく見るか小さく見るかは各自の判断によるが、スマホ回数券より6%はお得というのは大きいと思う。
繰り返しになるが、高速あさひかわ号を例えてみれば26%の割引となるので、割引率で考えれば断然お得だろう。
ここまでの説明で気付いたかと思うが、現金で差額分を支払う額が大きくなればなるほど割引率が下がる。
札幌ー函館のように端数が900円の場合などだ。
この場合、500円券種をうまく活用するか、思い切ってお釣を諦めるかして、自分に合った対処をしよう。
と言うことで、2021年3月31日までに確実に消化できるなら、利用しない手はないと思う。
もちろん、狙っている顧客ターゲットは既存客ではなく、新規顧客の獲得だと思う。
なので、バス利用で旅行したいという方がいれば、ぜひ利用してみてほしい。
僕も先日、ニセコ連山縦走の帰りに岩内から高速バスを利用した。
⇨ニセコ連山ワンデイ縦走|倶知安駅からアンヌプリ、イワオ、ニト、チセ、シャクナゲ、白樺、目国内、岩内岳から岩内港へ
いつも自家用車を運転している方、バスの旅は旅先で飲酒もできるので楽ですよ。
先日利用した高速いわない号。2020円区間なので2往復半の正規運賃が10,100円のところ、7,000円+(20円×5回)=7,100円となり、割引率は29.3%ととってもお得だ。一部利用できない区間もあるが、北海道内のほぼ全域をカバーしているので利用しない手はない。