![山と渓谷2021年1月号付録](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/ib4d8d855a754e1dc/version/1609594443/%E5%B1%B1%E3%81%A8%E6%B8%93%E8%B0%B72021%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7%E4%BB%98%E9%8C%B2.jpg)
『山と溪谷2021年1月号』では、日本百名山の特集記事が組まれています。
月刊誌『山と溪谷』や『ワンダーフォーゲル』『PEAKS』などは、いつもKindle Unlimitedで電子書籍版を読んでいるのですが、今回の2大付録に関してはリアルで欲しいと思っていました。
そんな矢先、たまたま母が付録だけを郵送してくれたので、正月休みでじっくり見てみることに。
これ、相当使えるんです。
今までに登った山々を振り返ると
コロナ禍が続くと予想される1~2年程度の期間中に、日本百名山完登を目指しています。この発想が普通の人と真逆なのはご愛嬌。
で、計画段階での全体像や概念を描くにあたって、この付録はとても役に立っています。
その前にまず、今までに登った百名山を数えてみることに。すると、ちょうど3分の1の33座に登っていることが分かりました。
そのうち、2020年に登ったのが15。2014年から2019年に登ったのが10、それより以前の遠い過去に登った山が8つ。
8つの中にはすでに登ったことすら覚えていない、大菩薩嶺、甲武信ヶ岳、鷲羽岳などもあるため、機会があれば訪れてみたいと思います。
地図だけではなく、山の便利帳もなかなか使える
付録のメインはルートマップなのですが、さらに別冊のデータブック(山の便利帳2021)にも多くの情報が盛り込まれています。
個人的に参考になると思ったのは、山のグレーティング。
一部の県で公開されている、体力度と技術的難易度のグラフが掲載されていて、今までに登ったことがある山(ルート)にチェックを入れていくことで、次に目指す山の大まかな難易度が分かるというもの。
例えば、昨年の8月に登った鹿島槍ヶ岳(扇沢)は体力度が6、技術的難易度がBになったいて、同等レベルが光岳(易老渡)や富士山(須走)だったり。
僕が登っていない山はアルプスや上信越高原などに偏っているので、このグレーティングはとっても参考になるわけです。
その他にも、各県の登山条例・登山規則についてのまとめや、救助要請チャートなどもそのままコピーして使えそうです。
なので、いつも電子書籍版で読んでいる人にとっても、今回だけは書籍を購入した方がいいかも。特に、今年も百名山を登ろうと考えている人にとっては見逃せませんね。
おまけ。相当昔に登った百名山を振り返って
遠い過去に登った8つの百名山の画像が残っていたので、少し振り返ってみようと思います。自己満足です、スルー推奨。
![木賊山](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/i6e5c85d674c8db8d/version/1609598229/%E6%9C%A8%E8%B3%8A%E5%B1%B1.jpg)
まったく記憶にないのですが、記録によれば2005年5月4日に甲武信ヶ岳に登っているらしい。近くの木賊山にて。5月でも雪がそこそこ残っていますね。当時はアイゼンもワカンも持っていなかったから、ツボ足で歩けるレベルだったのでしょう。ちなみにこの時連れて行った”雪の日のうさこちゃん”は2017年の台北で失くしてしまった、、、
![大菩薩嶺](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/ib324dc28d6d53ff2/version/1609598454/%E5%A4%A7%E8%8F%A9%E8%96%A9%E5%B6%BA.jpg)
その10日後の5月15日には大菩薩嶺にも登っているらしいのですが、全く記憶にありません。同じ時期には御正体山(日本二百名山)や三ツ峠山(同じく二百名山)、愛鷹山(二百名山)、黒岳(三百名山)、金時山(三百名山)、山伏(三百名山)なんかにも登っている記録があるけれど、どれもこれも全く記憶にございません。この頃の自分はメンタルが病んでいたからなぁ。
![甲斐駒ヶ岳](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/ia01a6a37dd4fba4a/version/1609599170/%E7%94%B2%E6%96%90%E9%A7%92%E3%83%B6%E5%B2%B3.jpg)
甲斐駒ヶ岳もあまり記憶にないけれど、当時の日記を読んでみると梅雨中(6月26日)の快晴の日に黒戸尾根を登ったらしいんですよ。須走の官舎を午前2時半に出発し、登山開始が5時20分。山頂まで6時間30分かかったとのこと。当時はヤマレコもブログもなかった(別のブログは書いていた)時代なので、テキストで登山日記をつけていたんですね。そのデータが残っていて。写真は初代デジカメ。タッキーがCMをしていたオリンパスのコンデジ。
![鳳凰三山](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/i9f2d463c5ddb00e6/version/1609599955/%E9%B3%B3%E5%87%B0%E4%B8%89%E5%B1%B1.jpg)
鳳凰三山には7月20日に登っているみたい。これもほとんど記憶がございません。コースは御座石温泉からで4時間で地蔵岳、そこから薬師岳までさらに1時間半ほどかかっています。これとは別に秋に夜叉神峠から登ったことがあり、そちらは苺平で体調不良になって敗退した記憶があります。
![北岳](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/i709d049706a1d440/version/1609600325/%E5%8C%97%E5%B2%B3.jpg)
北岳。職場の先輩を誘って広河原から登り、5時間で山頂へ。8月7日にもなると気温も30℃近くあり、テント泊装備でかなり疲弊したみたい。上でポカポカ陽気の中、ビールを飲んだ記憶だけが残っています。
![鷲羽岳](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/ibd2fe305dd6773c1/version/1609600803/%E9%B7%B2%E7%BE%BD%E5%B2%B3.jpg)
8月9日~11日は鷲羽岳と黒部五郎岳。日記を読み返すと、6日に北岳から帰って7日は当直(24時間)勤務。8日の午前8時に勤務終了後、すぐに折立まで移動してキャンプ。9日は6時20分に折立を出発し、14時30分に黒部五郎岳、黒部五郎小舎でキャンプ。10日は雨の中、2時間20分で三俣蓮華岳、そこから2時間で鷲羽岳、雲ノ平を歩いて18時に薬師平へ到着してキャンプをしたらしいんですよ。11日は薬師岳に登頂したとの記録があるのですが、写真は1枚もないし記憶も全くないので却下とします。
![富士登山](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf47b2cf0a041c862/image/i03510574012d3fba/version/1609602395/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%99%BB%E5%B1%B1.jpg)
最後は富士山。2004年は2ヵ月で3回、2005年は2回、それ以前にも2回か3回くらい登っていると思います。そのうち仕事でも何度か登っていて、もしかすると単独で登ったことは一度もないかもしれません。ソロ好きのくせに。嵐が来て6合目小屋で敗退したことも。