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日光白根山(雪山ハイク)|快晴の丸沼高原ゲレンデトップから(4月中旬)

日光白根山

 

昨日書いた赤城山のブログに続いて、今日は日光白根山に登ったお話です。

 

朝のラジオ体操が始まる時間帯に赤城山の最高峰黒檜山から下山して、そのままの服装でおよそ50km先にある丸沼高原スキー場へ移動。

 

タイミング良く、スキー場がオープンする午前8時頃に到着。早朝の寒さを打ち消すかのような澄み渡る空。テンションマックスで出発です。

 

 

まずはゴンドラに乗ってゲレンデトップへ

 

8時前、スキー場到着時にすでに数百台のクルマが停まっていました。駐車場にはものすごい数のスノーボードやスキー客で溢れています。ちなみに駐車料金は無料。

 

右側の建物”日光白根山ロープウェイ センターステーション”に入ると、1階にはモンベルショップなどがあります。チケット購入はエスカレーターに乗って、2階へ移動します。

 

エスカレーターの手前でセルフで検温。ちなみに僕の前に並んでいた人は、3回検温して3回ともブザーが鳴っていたのに、そのまま進んでいました。大丈夫でしょうか?

 

2階のチケット売り場は、左側がスキーヤー、右側のインフォーメーションのブースが登山客用になっています。右端に登山届の記入台がありますので、専用用紙に記入してから列に並びます。ココヘリを持っていない人は、別紙にも記入してレンタルしないとならないので注意。

 

ゴンドラ往復2,000円、デポジット1,000円で3,000円をクレジットカードで支払います。2021年4月現在、チケット購入にはキャッシュレスを推奨されています。

 

 

センターステーションからゲレンデに出ると、正面左手にリフトがあります。これから乗るのはそちらのリフトではなく、右後方のゴンドラ。

 

ゴンドラ乗り場はすでに長蛇の列。右側に一人(相乗り)用の専用レーンがありますので、僕はそちらに並んで待ちました。3人組の方と一緒になることが多いようです。

 

ゴンドラに乗り込むと、滑走面以外には雪がほとんどない麓から一気に高度を上げていきます。

 

背後には真っ白に輝く尾瀬の名峰”至仏山”が眺められ、正面にはこれから登る日光白根山がどんどん近づいてきます。

 

丸沼高原スキー場

 

ちなみにチケットはカードタイプ。乗り場の手前でカードリーダーにかざすとゲートが開く仕組みです。

 

下山後にインフォメーションカウンターに返却すると、デポジットの1,000円が現金で戻されますのでお忘れなく。その時に申告して下山届扱いにもなります。

 

 

さてゲレンデトップに到着。標高がすでに2,000mもあるので、ここからでも素晴らしい眺めが楽しめます。

 

ここから山頂までの直線距離は僅か2km。しかし標高差はおよそ580mあるので、かなり高い山に感じます。聳え立つという表現がふさわしいような威圧感。

 

ゲレンデトップにもレストハウスがあり、最終トイレはここで済ませて出発です。

 

 

登山口は、レストハウスの左奥にあります。

 

鳥居をくぐって少し進むと右側にゲートがあり、ここからしばらくは平坦地形。至るところに看板が設置されているので、その通り進めば迷うことなく大丈夫。

 

七色平の手前には急な登りがあり、登りきるとまた少しの区間が平坦地。それ以降は山腹をトラバースする感じで徐々に高度を上げていきます。昨晩は強風だったため、最初から12本爪アイゼンを装着してスタート。

 

 

標高2,400mくらいから周囲が開けてきて、雪が途切れたと思ったら一気に山頂部が視界に入ってきます。

 

思わず、オーって声を出してしまう場面。

 

その後はアイゼンを付けたまま、岩とザレの斜面と雪の上を交互に行き来して高度を稼ぎ、山頂へと至ります。

 

 

山頂付近はちょっと複雑な地形をしていますね。大きな岩が点在しているところもあり、特に下山時にちょっと気を付けて。

 

眺めは抜群。北側には至仏山燧ヶ岳、西側には男体山太郎山あたりも見えています。

 

南北アルプスも確かに素晴らしいのですが、群馬、栃木、福島、新潟の県境付近にもステキな山々がたくさんあって惹かれました。残雪期から梅雨入り前、それと秋を中心にこの山域には今後も通いたいですね。

 

さて11時に下山後は川場スキー場へ移動して、本日最後の武尊山に登ります。ブログはこちら