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福島旅行記|IBEX就航初日に行く、飯豊山と磐梯山

 

7月16日から2泊3日のスケジュールで、福島県へ遊びに行ってきました。

 

IBEXエアラインズ新千歳空港福島空港を結ぶ便を開設してくれたおかげで、南東北や北関東の山々がグッと近くなりました。

 

今日はその旅行記を書いていきます。

 

ボンバルディアCRJ700

2ヶ月ぶりの新千歳空港。今日はIBEXエアラインズ福島松山行きの就航初日。金曜日のためか搭乗率は低めでしたが、ボンバルディアCJR700に乗るのも初めてだし、福島空港へ降り立つのも初めてでかなりワクワク。ちなみに今回のチケットはキャンセルしてもそれほど損失が出ない料金プランで、荷物も預けられて往復1万円程度でした。ちなみに上の画像は帰りの福島空港で撮影したもの。

 

福島空港へようこそ

福島空港仙台空港那覇空港よりさらにスケールが小さく、4月に行った宮古下地島空港のような簡素な空港。国際線も就航しているようですが、ラオスルアンパバーン空港のように必要最低限といった感じなので個人的には好き。到着ロビーでは歓迎セレモニーが開催されていて、うれしい記念品を受け取ってレンタカー窓口へ。

 

サンドラッグ

空港近くのヨークベニマルサンドラッグでまずは買い出し。これ、かなりお約束パターン。で、そのまま飯豊山弥平四郎登山口へ直行。およそ120kmの距離なので移動時間に3時間とかからず、明るいうちに到着。17時過ぎでも気温33℃。日が沈むまで暑くて眠れず、窓を開けていたら蚊が一気に大量侵入。慌てて窓を締めたけれど時既に遅し。わずか5時間足らずの時間で20箇所くらい刺されてしまったのでした。

 

車中泊

こんな感じでいつも助手席で寝ます。夏はシュラフカバーだけ。さすがに今日は何もいらなかった。

 

飯豊山

今回のメインスケジュールの飯豊山アルプス以外でこれほどボリュームがある山域は、日本全国ほとんどないと思います。飯豊山の本山と大日岳のみでも日帰りで15時間半を要し、天人峡トムラウシ山の日帰りよりもさらに2段階くらい厳しいと感じました。

 

蔵の湯

これほどの好条件はめったにないだろうという飯豊山。しかし体力不足で大日岳までのピストン。当初計画の烏帽子岳北股岳をキャンセルしたので、予定時間より3時間ほど早い下山。下山後のお風呂は道の駅「喜多の郷」の予定だったので、そちらへ。セブンイレブン至近、入浴料は17時以降300円、水風呂+露天風呂あり。食事はセブンイレブンで簡単に済ませてしまったけれど、施設内に食事スペースもあるのでそこで食べるべきでした。こんないいところ、めったにありません。

 

磐梯山

前夜は車中泊で実質3時間睡眠、15時間を超える山歩きをしたため20時にはぐっすり就寝。目覚ましが2時に鳴ってそのまま起床。道の駅の自販機でアイスコーヒーを買って、昨日の行動食の余りを少し食べて裏磐梯スキー場へ移動。まだ3時台、スキー場の駐車場には1台も駐車しておらず、今日もヘッデンでスタート。もちろんランシャツに短パン姿です。

 

磐梯山銅沼

今回の磐梯山で最も良かったのは銅沼からの磐梯山の眺め。磐梯山には登れなくても、ここからの磐梯山は見る価値あり。スキー場の第2リフト終点まで登れればすぐなので、一般観光客の方にもおすすめしたいですね。そして磐梯山で楽しみにしていたイエローフォールだけど、ヤマレコのGPSアプリを見ながら何度も行ったり来たりしたものの、結局分岐点が見つからずに行くことができなかった。残念です、、、

 

蔵の湯

磐梯山からの下山時刻は8時40分頃。このまま福島空港へ戻っても時間を余すので、朝走った道を引き返して再び道の駅「喜多の郷」併設の蔵の湯へ。身体を洗って、温浴1回、水風呂1回の20分1本勝負。せっかく喜多方へやって来たのだから、「まこと食堂」でチャーシュー麺でもいただくとしよう。職業柄、プライベートでラーメン屋さんを利用することは少ないほうですが、登山後だけは塩分欲しさに食べたくなります。

 

まこと食堂

まこと食堂さんのラーメンは優しい味。食べ慣れた味の濃いサッポロラーメンはそれはそれでいいのですが、疲れているときは薄味のスープが純粋に美味しいと感じ、スープまですべて平らげてもお腹を下さないからいいんです。

 

福島空港

まこと食堂さんを11時に出て、レンタカーを14時返却予定の福島空港へ。距離は80km強。3時間あるので、時間的にはちょうど良さそう。今回の総移動距離は351kmでタイムスケジュールも完璧。今までの2泊3日スケジュールの中で、最も効率が良くて中身の充実した旅だったように思います。

 

入道雲

帰りの機内からは、岩木山八甲田山渡島駒ヶ岳といった主要な山々を眼下に見下ろしいい気分。気温が上がって、飛行高度より高くまで発達した雲が見えたとき、タイマレーシアへやって来たような気分になってしまいました。遠くにかなとこ雲。ラピュタがありそうです。

 

新千歳空港バスのりば

新千歳空港到着は16時15分頃。バスの接続まで30分未満で待ち時間も少ないので、「今日は最後までツイているなぁ」と思いきや、バスが満席で乗車できないという事態に。今まで新千歳空港を何十回と利用していて、こんなことは初めて。

 

JR新千歳空港駅

仕方ないからJRで帰ろうと地階へ降りた瞬間、事態の全容が判明しました。そう、JRがストップしているんだって。次のバスは1時間後までやって来ないし、増便もないの。「こりゃあ仕方ない」ということで、クロームブックを開いてブログを更新することに。家に帰って書いても出先でやっても一緒だし、むしろ今日なんか札幌でも真夏日だから涼しいターミナルビル内で書き上げたほうがいいかもしれない。ビールも飲んでいないことだしね。飯豊山磐梯山の山行記録は明日公開予定です。