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天気予報を買うことで気付いてしまった潜在ニーズ

 

突然ですが、みなさんは山岳の天気予報をどこから仕入れていますか?

 

天気予報は無料。まるで世の中の常識のようになっているけれど、山岳の天気は不安定ですし、高い精度の情報が欲しいですよね。そのために有料プランもあるし、利用している人だっています。

 

私の今日からの遠征は1週間の予定。行ってみたい山々の候補がすでにあって、その中から天気が良さそうな山をチョイスしながら、日々の旅程を修正してゆく。そんな自由な旅なので、今回は天気予報の精度が大切なんです。

 

登山者にはお馴染みのてんきとくらすもありますが、今回はtenki.jp 登山天気を使ってみることにしました。 

 

tenki.jp 登山天気はアプリがサクサク、単純で使いやすい

 

天気予報の精度だけで言及すると、ヤマテンの評価がとても高そうです。ただ私の場合、北海道在住で地元での登山がメインになってくるので、長期的な契約はできそうにありません。理由は山域が北海道に偏ってしまうから。

 

ただ、今回登る予定の山々はすべて網羅されているので、1ヶ月限定で契約して使ってみることも検討。月額330円ですから、6日の山行だと1回あたり僅か55円です。

 

で、今回メインで活用していこうとしている登山天気と併用しながら、精度の検証もしていこうと思います。まあ、晴れ予報の場所を目がけて行く予定なので、雨が降らない限りハズレはないと思うのですが。

 

いっぽうtenki.jp 登山天気は1ヶ月無料でお試し利用ができ、それ以降も契約を継続する場合に限り月額240円課金されます(2021年8月2日現在)。

 

私は今までてんきとくらすを頼りにしてきて、日常生活で使っているYahoo!天気予報と併用しながら計画を立てています。予報がちょくちょく外れることはあっても、風の強さも考慮されていて、自分の経験やカンと合わせて判断することで、かなり満足な結果が得られていました。

 

ところが今回、tenki.jp 登山天気のアプリを使ってみて、これはものすごいメリットだと感じたことがあります。それは天気予報の精度ではありません。

 

検索に要する時間なのです。

 

事前に目的としている山をマイ山に登録しておけば、アプリを開いてすぐにそのリストが表示され、1週間先までの予報を確認できるのです。

 

1週間先の予報なんてアテにならないのは十分承知なのですが、1週間前に立てる計画と、1~2日前に立てる計画は別もの。1週間前の計画は、どの山域に行くかという広い範囲での絞り込みだったり、そもそも行くかどうかの判断だったり。

 

それに比べて1~2日前に立てる計画は、より的を絞ったものになりますよね。

 

だからそもそもの目的が違うわけ。

 

 

さて、アプリが便利だという話。てんきとくらすと比較するとこうなります。

 

てんきとくらすの場合、ブラウザを開いてブックマークからアクセスしていると思うんですよね。少なくとも私の場合はそう。だけど tenki.jp 登山天気の場合はそれがない。ただアプリを開くだけ。僅か10秒くらいの差異かもしれませんが、これが意外と大きいですよ。

 

ですから時間を買うという意味で、tenki.jp 登山天気はすでにお気に入り。

 

 

こうして整理して考えてみると、私が本当に求めているのは実は天気予報の精度ではなくて、知りたい時にすぐに天気予報が知れ、それによって「安心」できることなのではないかって思うんですよ。

 

予期せぬ潜在的ニーズに気付いてしまった私でした。