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夏休みの登山遠征旅行記|平ヶ岳、越後駒ヶ岳、富士山、大天井岳の旅(8月上旬)

 

しばらくぶりの更新。

 

8月2日から7日間の夏休みを取って関東甲信越地方へ遠征中です。

 

ブログを毎日更新しようと思ってChromebookも持ってきたものの、全然それどころではありませんでした。

 

火曜から4日連続で20km前後の山歩き、暑い中4時間程度の車中泊、一般道で1,300km以上の移動とお疲れモード。

 

昨日は夏合宿最終日、唐松岳と五竜岳で締めくくろうと思っていたのですが、3時に目が覚めると身体が痛いし天気もイマイチ。転身して妙高山と火打岳へ行こうとしたものの、途中でやめることにしました。

 

で、土浦まで移動してビジネスホテルに早めのチェックイン。エアコンの効いた涼しい部屋でゆっくりと休息を取ることに。最終日の朝、この6日間を振り返ります。

 

東京オリンピック

月曜日。13時過ぎに成田空港に到着。Peachは第1ターミナルに到着するので、不慣れでかなりアウェイ感が強いなぁって。長期間のレンタルがお得な業者さんで1週間2万円で車を借り、尾瀬の入り口檜枝岐村まで向かいます。ちなみに今回は約1,400kmを走りましたが、すべて一般道での移動。北海道では当たり前の感覚ですが、こちらでは異常みたいですね。

 

平ヶ岳登山口

火曜日。道の駅尾瀬檜枝岐でおよそ4時間の仮眠を取って、朝3時に出発。御池を過ぎ、山道を下りていくとおよそ1時間で登山口に到着。まだ4時台だけどすでに出発している人も多く、”日帰り最難関”なんて言われるだけあるなぁって。日焼け止めクリームを車中に忘れたまま出発し、初日から真っ赤になってしまいました。登り3時間半でガスガスの山頂へ。たまご石で一気に晴れ渡り、下山は写真をたくさん撮りながら4時間半かけます。

 

水浴び

尾根を下りきったところでに川が流れていたので、全身水浴びをしました。アイシングができて、身体も着ているものすべて水洗いできるので汗臭さが無くなりました。このパターンで2日目の越後駒ヶ岳もやり過ごし、結局金曜日まで一度もお風呂に入らなかった私。通りすがりの下山者の方に、全身ずぶ濡れになっている私が「どうです?入りませんか?」と言うと、「えっ、全部いったんですか?」とやや戸惑っているようす、、、ちなみに今回被っている帽子は、このブログで何度か取り上げていますが、オリンピック女子マラソンで一山さんも被っていたと思います。後頭部付近の開口部が大きめだったので、アシックスのカスタムなのかもしれませんが。

 

越後駒ヶ岳

水曜日は越後駒ヶ岳。前日の平ヶ岳下山後に魚沼市街地まで下りて食料の補給をしたり、車中泊用の銀マットを購入したり。下界の気温が38℃まで上がり、日没時も33℃もあってとても寝られないので、登山口の枝折峠まで登って就寝。5時から登りはじめ、登り3時間、下り2時間ちょっとのスピードハイク。CT×0.5は今回の山行で最速だったのですが、その理由は暑さから逃れたかったから。こんなに発汗したのは初めてだったかもしれません。越後駒ヶ岳は個人的にお気に入りの山。全国の駒ヶ岳の中で、最も好きな山になったかも。

 

お昼ごはん

越後駒ヶ岳から下りたあとはスーパーのイートインスペースで食事。コロナ対策で飲食店利用を控えようと思い、ずっとコンビニ飯ばかりだったので、3日にしてやっとまともな食事かな。レンタカー+車中泊移動の難点はゴミの処理。コンビニでもおにぎりとかパンとかトレーを使わないものばかり食べていたので、そろそろこういったものが食べたくって。胃腸への負担を少なくしたい理由もあり、全般的に食べる量は少なめでした。食費は日曜朝の段階で全部で7,500円くらい。暑くてペットボトル15リットルくらいの水分を摂ったので、その出費も多いですね。

 

富士山頂

木曜日は富士山へ。2週間後のアテンド登山の前に一度下見をしておこうと思ってやって来ました。連続登山3日目となるとさすがにキツく、御殿場口から登り5時間の長旅。標高差がおよそ2,400mあるので、時間平均500mくらいってところ。私は時間平均600mを基準に登っているので、平坦地がほとんどない富士山の場合、まあこんな感じでしょうか。前日は正午過ぎに魚沼市街地を出発し、一般道で清里まで移動。暑いので日中から眠ることはできないので、日が暮れるまで運転し、仮眠をとって深夜1〜2時くらいから再び運転するというパターン。

 

デニーズ

富士山からの下山は2時間もかからず大砂走りを下ってきました。御殿場のデニーズで旧友と再会。たまたま平日休みだったということもあって私に合わせてくれました。しかもランチまでご馳走になっちゃって。彼とは陸上自衛官だったときの新隊員前期で同じ営内班。職種も一緒で後期過程も、陸曹教育隊でも同期。同じ釜の飯を食う仲なんて言うけれど、まさにそれ。私は何度か転職していますが、退職後もお付き合いが多いのは、やっぱりこの時代の仲間ですね。

 

大天井岳

金曜日。登山4日目は中房温泉から燕岳と大天井岳へ。この夏休みのメインイベントです。北アルプスは縦走こそが真骨頂なのでしょうが、私は日帰りにこだわりたいなぁって。本当は常念岳のピストンをしたかったけれど、出発時間も4時台と遅めだったし、体力や暑さなども勘案して大天井岳まで。表銀座と言われるだけあって、本当に素晴らしい眺め。何よりも200名山の燕岳、大天井岳のどちらもとっても素晴らしい山だったってことが喜び。

 

しゃくなげの湯

下山後は安曇野のしゃくなげの湯で5日ぶりのお風呂。日焼けの痛みも少なく、なんとか温浴もできました。館内の食事コーナーで生姜焼き定食をいただいて、ヤマレコとインスタ、フェイスブックを更新。前日も御殿場から長距離移動だったので、今晩は道の駅安曇野まで30分の移動で終了。禁酒していたのも解禁し、ビールも飲んで最終日の八方尾根から唐松岳と五竜岳に備えます。

 

車中泊

土曜日。3時に目が覚めると、身体がずっしりと重くてさすがに5日連続はキツい。今回の旅でお世話になったtenki.jp 登山天気を見ると、五竜岳山頂は晴れないみたい。しかし妙高山と火打岳は晴れる予報。そこで120km先の登山口まで移動しようと出発したものの、眠さも加わって途中で断念することに。そうと決まれば、撤収モードで車の中の片付けをして、移動日と決めこみます。

 

ビール

15時にホテルにチェックインし、女子マラソンのダイジェストを観ながらこの旅の打ち上げを。

  1. 千曲市から一般道を移動して15時にホテルに入れ、
  2. 首都圏を回避し、
  3. 日曜日の成田空港までの移動距離も少なく、
  4. 大浴場付きで宿泊費が4,000円以下

この条件を満たすところを検索すると、土浦市に決定。今朝もお風呂に入って男子マラソンを観ながらこのブログを更新し、そろそろ準備をして出発します。それぞれの山行については、明日以降順次公開していきます。

 

豚汁定食

追記)最終日のランチはいつも通りかつやさんで豚汁定食。その後は成田市内で時間を潰すことに。最後に山に登ったのは一昨日の話になるのに、カラダはまだまだ塩分や食事を求めています。ここで油断して暴飲暴食に走ると一気に太ってしまうので、大量に食べないように意識して食事をとります。だけどお酒が入っちゃうと歯止めが効かなくなるんだよねぇ。

 

SAVAS

食後はいつもの通り、イオン成田の駐車場でブログを書きながら時間つぶし。早く帰っても最終便で帰っても、やることは大して変わらないからいいでしょう。札幌にいるときはイオンなんてまず行くことがないけれど、成田と仙台のイオンにはよく行きますね。最終日は暑さが和らいで大雨なので、車内でも快適。アイスクリームはほぼ毎日のようにベイシアで購入して食べていたし、SAVASのプロテインも毎日飲みました。最終日になってようやくカラダに水分が戻ってきたみたいで、潤っている感じ。札幌行きの飛行機はそこそこの搭乗率のようす。ピーチは女性客の比率が多く、複数での行動になると油断して会話が増えるので、最後まで気を抜けない。