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tenki.jp登山天気アプリはかなり使えるのだけど

 

8月の1ヶ月間、tenki.jp 登山天気をお試し利用してみました。1週間の休暇を取って本州へ遠征するので、今までてんきとくらすYahoo!天気だけを頼りにしていた私も、今回はかなり頼りにしました。

 

結果を見て貰えれば分かりますが、平ヶ岳はガス→晴天、越後駒ヶ岳もガス→晴天、富士山は終始晴天、燕岳・大天井岳は快晴無風、とにかくよく当たる山岳天気予報だと思いました。

 

なのにお試し期間が終了して課金される段階になって悩んだ挙句、いったんアンインストールすることに。

 

今日はその辺の経緯について触れてみたいと思います。

 

インターネットの世界は無料じゃない

 

私もこうして有料サービスでブログを書いているので分かるのですが、インターネットの世界は決して無料ではありません。多くの方は「ユーチューバーやブロガーは広告を貼って荒稼ぎしている」と思われているかもしれませんが、コロナ禍もあって今や法人も含め多くは「稼げない」のが実態ではないでしょうか。

 

ですからサービスを継続していくためには広告を掲載するだけのビジネスモデルでは厳しく、今やネット界隈は課金がなければサービスを持続できないフェーズになっているのだと思うのです。

 

そんな私もヤマレコAmazonプライムkindle unlimitedなど有料でも価値あるサービスには積極的に課金して利用しています。

 

 

では、tenki.jp登山天気にはその価値がなかったのか?と問われればそれは違います。

 

アプリは非常にシンプルで使いやすくて完成度が高く、前述のようにかなり好成績で満足いく山歩きができました。本当に頼りになりました。

 

私が一旦やめた理由は、地元北海道の山ではあまり利用できないと思ったから。百名山のようなメジャーな山が対象なので、地元ローカルな山なんかではあまり利用価値がなさそうだったからです。ただそれだけ。

 

逆に登山対象となる山の天気予報がもっと増えれば利用価値がグンと高まるかも。特に冬場は頼りになるでしょうね。

 

なので現段階では一度アンインストールしたけれど、本州への遠征登山が続くようであれば、再インストールして課金利用しようと思うのです。

 

あえてネガティブな話をするならば

 

では、オールOKかと言えばそうでもありません。気になった点が一つありましたのでそこに触れておこうと思います。

 

それは、更新頻度が高いがゆえに起こる欠点とでも言いましょうか。

 

直前になって予報がコロコロ変わるんですよ。

 

山の天気は移り変わりが激しいのでそれはそれで正確だってことなんですけどね、晴れの予報だったので「さぁ登りに行こう」と現地へ向かっていて、到着直前に「やっぱり雨降ります」みたいなことが意外とあるんですよね。

 

これ、ガッカリしません?

 

山中で「やっぱり雨降ります」は非常に優位な情報だけど、登る直前にその情報をキャッチしちゃうとかなりテンション下がります。まるで「後出しジャンケン」みたいじゃない?

 

いやいやどんな状況であれ、とにかく正確な情報が欲しいというならこのツールはとってもいい。

 

課金とは言っても微々たる金額。平地の天気予報より間違いなく格段に精度が高いんですよ。そのへんをくみ取って使っていただければいいかと思います。

 

結論としてはおすすめできるアプリです。