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由布岳の夏山ハイク|正面登山口から西峰と東峰へ(11月下旬)

由布岳

 

22年1月13日、札幌の大雪は日中小康状態だったものの、日が暮れてから再び吹雪いて大変なことになっていますね。

 

みんな大騒ぎしているけれど、個人的には12月下旬に続いた寒波よりはずっとマシ。だって外にさえ出なければ特に影響はないんだもの。いずれにせよ、老後に雪国で一人暮らしをするのは大変。どこかで移住をしたい。

 

さて、昨年21年11月下旬に由布岳に登った時のブログを書いていなかったので、ちょっとまとめてみます。

 

由布岳に登ってみたい方の参考になれば幸いです。

 

正面登山口から最短ルートで由布岳山頂へ

由布岳登山口

由布岳は別名「豊後富士」とも呼ばれる独立峰。交通のアクセスなんかを考えると市街地から登れる西コースが便利であり、その他も東登山口や塚原登山口というのもあるようですが、最も現実的なのは最短ルートの正面コース。今回利用するのもこのルート。バス利用もできますが、やはりレンタカーが最適です。

 

由布岳正面登山口

11月29日、日曜日ですでに午前11時になっていたこともあり、すでに駐車場は満車。簡易トイレ脇にかろうじて駐車スペースを確保してスタートすることにしました。ちなみに道路の反対側にも駐車場がありますが、有料みたい。細部は別途ご確認を。

 

由布岳

駐車場から道路を横断すると正面登山口。こんな感じでドーンと聳える由布岳の全容。いかにも冬の九州らしい華やかさに欠ける色調。

 

由布岳登山道

登山道はよく整備されていて、とにかく登り一辺倒。全国にこうした〇〇富士と名が付いた山はたくさんありますが、その中でもとても登りやすい山だと思いました。

 

湯布院

グングン標高を上げていくので、振り返ったときの見晴らしは格別。湯布院の市街地や朝活で登ってきたくじゅう連山の山並みも見渡せるので、仲間や親子で達成感を味わうには最適な山かもしれません。

 

マタエ

正面登山口からのコースと西登山口からのコースは、マタエという西峰と東峰のコルに辿り着きます。西峰が最高地点なので山屋的には登頂したくなりますが、険しいのでちょっとおすすめはできないかな。

 

由布岳西峰

西峰に登る途中、先行者グループがいたのでその様子をカメラに収めてみました。鎖場の連続なので、高所恐怖症の私にはかなり怖い場面でした。2021年に登った山の中で2番目に恐怖感を覚えたのがこの由布岳西峰。ちなみに1番は皇海山のクラシックルート。死と対峙するという意味では冬山より怖いかも。

 

鎖場

こんな感じで鎖一本。自信がなければ命を懸けてまで行くべきではないと思います。そう、多くの人にとって山登りはレジャーなんだから。

 

由布岳西峰

鎖場を乗り越えると山頂まであと僅か。西峰はかなり広々とした地積があり、思っていたよりも多くの方で賑わっていました。

 

由布岳東峰

再びマタエまで下りて今度は東峰へ。もちろん西峰から時計回りでお鉢を辿って東峰へ向かうことも可能ですが、距離が長そうだったので周回せずに戻ってこちらから。マタエから東峰までもそれなりに急斜面が続きますが、危険個所がないので心配ないでしょう。

 

由布岳東峰からの眺め

東峰は標高にして僅か3.5m低いだけ。しかし眺めがいいのでおすすめ。手前には鶴見岳、別府湾には高崎山、そしてその奥には大分の街並みが広がっています。今回私は福岡空港からレンタカーを運転してきましたが、関東にお住いの方であれば大分空港や北九州空港からのアクセスの方が断然便利。フライトスケジュール次第では日帰りも可能かもしれません。