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金剛山の正月登山|水越川公共駐車場から初冬のハイキング(1月上旬)

 

2022年お正月登山の第3弾、最終日は近畿の名峰金剛山です。

 

金剛山地の主峰であり、日本二百名山でもあります。

 

低山なので暑い時期に登るのは避けたいですし、遠くからこの山だけを目的に来るのも気が重いですよね。山頂には葛木神社もあるので、今回のような正月に登れたのは好タイミングだったように思います。

 

➡ダイジェスト版はヤマレコにて。

 

水越川公共駐車場から山頂を目指して

水越川公共駐車場

1月1日に登った大和葛城山に続いて、今回も水越峠側から登山開始です。国道309号の旧道には水越川公共駐車場があります。キャパはザっと20~30台くらいでしょうか。

 

レンタカー

しかし午前9時過ぎに到着したときはすでに満車。Uターンをして少し戻り、道路の路肩ギリギリに駐車しました。前にも書きましたが、この道は大型の路線バスが通るので交通の妨げにならないように注意します。

 

水越峠

準備をしたら水越峠側に向かって歩き、先ほどの水越川公共駐車場を目指します。歩いてもそれほど遠くありません。

 

水越川公共駐車場

駐車場を過ぎたところから登るのが一般的なようですが、今回は水越川公共駐車場の隅っこから踏み跡を登り始めました。峠まで歩いてダイヤモンドトレールを歩くのもあり。

 

金剛山

このルートは一気に250mくらいの標高差を稼ぐため、登山開始直後からかなりの急こう配。それでも下りで使うよりも登りで利用した方が楽だと思います。

 

金剛山登山道

無機質な林の中を歩き標高960m付近の太尾塞跡で小休止。やはりキツく感じるのは最初だけで、標高720m付近まで登ればあとは緩やかになります。

 

金剛山登山道

その後も登山道に目立った変化がないものの、雪が現れてスリップしやすくなります。決して積もっているわけではないのですが、滑るのでチェーンスパイクか軽アイゼンがあれば良かったと思いました。

 

金剛山大日岳

登山道上にある・1094地点は大日岳と名付けられています。周囲にはこれと言って特に何もありませんけれど。ちなみに海自のイージス艦「こんごう」や、先の大戦で撃沈した戦艦「金剛」もこの山の名前に由来しているのだとか。

 

金剛山転法輪寺

大日岳からしばらく歩くと建物が見えてきて、その脇から飛び出すと金剛山転法輪寺が。山頂の葛木神社の北東側になります。山頂に隣接する神社と寺院、こういう機会に神仏分離とか廃仏毀釈について学んでみるのもいいかもしれません。

 

葛木神社の参道

次いで葛木神社への参道を歩きます。うっすらと積もった雪に木漏れ日が射して、とっても趣があります。写真ではなかなか伝えきれないのが残念ですが。

 

葛木神社

最後にこの坂を登れば山頂の葛木神社です。早朝のジョギングのように、凛とした空気が心地よい。

 

金剛山葛木神社

金剛山の山頂にある葛木神社。厳密には最高点はこの裏手になるのでしょうが、細かいことは気にしなくていいでしょう。山頂で食事をするタイプの人は、ここの境内ではなくて山頂広場まで下りてからにしたい。

 

金剛山登山道

帰りは傾斜が緩やかなルートをチョイス。セトと呼ばれる地点を経由します。道もよく整備されていて歩きやすいので、登りでもこちらの道を使ってもいいでしょう。下山地点は青崩のさわんど茶屋付近になるので駐車地点まで少し戻らないとなりませんが、ちょっとした周回登山が楽しめました。