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YouTube動画が履歴書?私という人間が何者かを知ってもらえるツール

 

YouTubeをはじめて10カ月になる。

 

動画を作るためには膨大な時間がかかるので、あらゆる面でパフォーマンスが悪い。このペースだと一生収益化もできないだろう。

 

それでも自分で撮って編集する作業を続けているのは、単純にVlogを作るのが楽しいから。飽きるまでやろうと思う。

 

これからはAIが何でもやってくれるような時代に移っていきそうだが、効率が悪くてクオリティが低くても、人間が手間暇かけて没頭できるものがあってもいいと思う。そう自分自身の暇つぶしのために。山歩きやジョギングと一緒で終わりがないし、ひとりで気軽にできる。

 

Twitterやインスタで発信するのはやめてしまったが、その理由は今の私には価値を見出せないから。でもまた何か気が変われば続けるかもしれない。

 

YouTubeもそれらのSNSとあまり変わらず、基本は全世界の不特定多数に向けて発信するプラットフォームなんだけど、ちょっと異なる面もある。最近の私の使い方は、親戚や友人に近況を知らせる役割だ。電話をかけたり、LINEやメールを送ったりしなくても、勝手に伝わる。

 

これまでは10年来使っているFacebookがそういう役割を担っていたように思うが、動画のほうが分かりやすいし、「友達」にならなくても共有できるから、「このチャンネルです」と伝えるだけで探してもらえる。近い間柄にしか伝えていなくても、遠い間柄に勝手に拡散してくれるとこともある。

 

長文のブログより短文のFacebookやTwitter、画像メインのインスタグラム、そして動画メインのYouTubeやショート動画のTikTokの方が万人受けする。

 

 

その中で自分と繋がっている人が最も多く利用している媒体が私にとってYouTubeだったというわけだ。

 

そして最近は親戚や友人だけではない。

 

社内や取引先、その他にもリアルで繋がって親しくなった人にも、私という人間が何者なのかを伝えるのに役立っている。ブログのほうが深く伝えやすいが、文字媒体にわざわざアクセスして読む人は稀なタイプだ。

 

最近は職場の人にはプライベートを明かさない風潮が強くなっているが、私は基本的に全てを明かす。なぜならすべてを合わせて私と言う人間だからだ。

 

もちろんその逆はほとんどない。つまり知人友人に勤め先の情報を積極公開することはないということだ。訊かれたら答える程度だ。

 

YouTubeがFacebookと違うのはやはり双方向ではないことだ。自分の情報は見せたくないけれど、他人には関心があるという人にとっては最良だと思う。私が勝手に発信するだけでいい。

 

会話の中で私のプライベートに興味を持ってくれた人に対して、私という人間をオフラインで説明できる履歴書のような役割、これがYouTube動画のメリットだと思う。

 

アドバンテージ以外の何物でもないだろう。