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夜暑すぎて床にエアマットを敷いて寝ていたら、暑さだけなく腰痛まで解消してしまった話

北海道の夏も年々暑い日が続くようになり、エアコンを取り付ける家庭が増えていると聞く。

 

私の家は築30年のロフト付き賃貸ワンルーム物件。窓は一ヵ所のみで風通しが悪く、サーキュレーター頼みである。

 

ふだんはロフト部分で寝ているが、夏は熱気がこもって無理である。

 

そこでロフトで寝るのを諦め、就寝時のみ居室に山岳用のエアマットを敷いて寝ることにしたら、暑さだけでなく腰痛まで解消してしまったので書いてみたい。

 

寝心地はイマイチだが、腰痛が消えた

昨年、モンブラン周遊のトレッキング(TMB)をやるときにモンベルで購入した山岳用のエアマット。幅が50cmしかないので家庭で使用するには明らかに狭いが、それ以外はいつもの寝具と併用すればちゃんと寝られるものだ。

 

窓は全開、ほぼ全裸。床に敷いて寝ているから夜は涼しい。北海道の暑さなどしょせんこの程度だ。

 

で、朝になって目が覚めると、これまで抱えていた腰痛が全くない。正直これには驚いた。すでに1ヶ月くらい続けていて、毎日すこぶる快調。

 

私は寝起き直後の腰痛が酷く、調子に乗って9時間くらい横になっていると、起きた後しばらく動けなくなるくらい腰が痛む。ギックリ腰になったことがある人なら分かると思うが、あの症状に近い。

 

以前私もギックリ腰になった。遠因は寝具にあると思い、硬めのマットレスを新調した。

 

最初はこれも良かったのだけど、そのうち合わなくなってきたらしく、最近は腰痛が酷くて早急な対応を迫られていた。

 

ところが今回の一件で腰痛が解消された。

 

もちろん、ずっと山岳用のエアマットで寝るのは最適解ではないとは思うが、気持ち良さを少々犠牲にしてでも、腰痛とおさらばできるのであれば、まずそれを続けたほうが良い。

 

2万円以下の製品なので、ある程度消耗品と考えることもできる。マットレスならもっと高額だし、処分費用も意外とかかるものだ。

 

何よりも空気を抜けばコンパクトに収まるから、ベッドやマットレスによって部屋が狭くなることもない。私のようなワンルーム住まいの人であれば、より効果が高い。

 

とにかく、寝具を変えることで就寝直後の腰痛が解消されることがはっきりした。

 

次は腰痛解消+快適さを追求する製品を探したい。

 

U.L.エアパッド 180

モンベルのU.L.エアパッド 180。幅広のスクエア形状のモデルもあるから、2つを並列に繋げれば理論上120cmワイドの寝具ができあがる。家庭の中でもTPOがない私。