道南の秀峰「大千軒岳」を知内川コースから登ってみた

更新日2017年5月1日

 

高山植物に恵まれる道南の名峰「大千軒岳」。自分でも理由はよくわからないのですが、ずっと訪れてみたいと思っていました。2016年秋、ついに登るチャンスがやってきました。知内川を辿って、尾根を詰めて山頂部へ上がる素晴らしいコースです。

 


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知内川がとても美しい

 

前日の乙部岳に続いて今日は大千軒岳へ。函館には約30年前に1年ほど住んでいたものの、それ以降数回しか訪れていないため、来るたびに街の変化に驚かされます。特に自動車専用道路網が発達した感があります。北海道新幹線の開業なども一因でしょうか。

 

海側の国道228号線松前方向に走らせ、知内の市街地からしばらくして千軒の集落からやや進んだところから右折します。

 

 

舗装路が切れたあたりから大千軒岳知内コースへの林道となりますが、8月に立て続けに上陸した台風の影響などにより、やや道が荒れている感じがします。登山口には数台分の駐車スペースがありますが、すでに6~7台ほど駐車してあります。15名ほどの団体さん(函館の某山岳会の方々)が出発準備をしていました。結局この団体さんを除いて、下山までにスライドしたのは1名だけでした。

 

知内川に沿ってコースタイム100分の道のりを歩いていきます。かなりの高捲きを繰り返しながら広い川原へ下りていきます。渡渉箇所が何か所かありますが、特別問題もなく、金山番所へ。沢登りをしたことがない人にとっては、金山番所へ着くころにはかなり満足な行程になるかと思います。でもご安心を。ちなみに、渡渉点にはピンクテープがしつこいほどぶら下がっているため、自分の沢感を働かせると逆に迷うかもしれません。

 

急な尾根を登りきると、海と山々が見渡せる

 

金山番所跡で一休みをして再び川に沿って歩き出し、いくつか沢を横切ると尾根に取り付きます。いよいよここから急登になってまずは休み台へ。途中登山道が崩落した形跡がありロープ付きの台替ルートが付けられていますが、ここは下山時慎重に降りたいところです。

 

休み台付近から振り返ると遠くに函館山亀田半島が見渡せ、ガンバレ岩付近からは両側に尾根、特に左前方に前千軒岳を見上げるかたちになります。笹の斜面になる頃になるといよいよ千軒平まであとわずかです。

 

9月でもお花畑がある千軒平が心地良い

 

お花畑で有名な千軒平も9月ということもあって花の種類は少ないほうですが、株数はそれなりに多い感じです。遠くに渡島大島、立派な前千軒岳の背後には津軽海峡をまたいで津軽半島が見えます。

 

山頂標識はおそらく今夏新設されたものと推測される真新しいものでした。また大千軒岳への登り斜面は笹が刈られてあり、こちらも代わりの道が付けられたものと思わます。

 

それにしても僅か1,000m程度の山ですが、いろいろな要素が凝縮されていて本当に素晴らしい山だと思います。

 

帰りも渓相美が飽きさせない

 

下山も沢沿いの道を歩くので飽きさせません。渡渉が多かったので、靴の中はびしょ濡れですがあまり気になりません。

 

登り始めが7時30分ということもあって、やや遅めの16時下山となりましたが、翌日も休日で今日も長距離の運転がないということで、気持ちが楽です。コモ子のこの数年の登山は、体力まかせの弾丸行程が多かったので、こうした気持ちにゆとりがある山旅の良さを心から感じます。

 

函館市内で馴染みの谷地頭温泉でくつろぎ、昨日と同じ函館健康センター湯都里さんで一夜を明かします。翌日は恵山渡島駒ヶ岳昆布岳の写真を撮りながらゆっくり帰宅、それでも13時前には札幌市内に着いていました。次は駒ヶ岳恵山袴腰岳などにも訪れたいと思います。

 



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