【百松沢山|札幌50峰】全周に広がる山並みを眺めに、平和霊園より北峰に登ろう

 

百松沢山は、北峰に三角点が設置され、南峰が最高点という双耳峰です。

 

札幌の豊平川より東の地域からの眺めが良く、国道12号線の東橋から、晴れた日の早朝に見上げる姿が印象的です。

 

この山も札幌50峰と呼ばれる山の1つなのですが、残念ながら夏道がなく、積雪期または沢からのアプローチでしか登ることができません。

 

札幌にお住まいの方であれば、アクセスも含めて比較的登りやすい山だと思います。隣の阿部山で練習したら、次はこちらの百松沢山に訪れてみませんか?

 

平和霊園から宮城ノ沢に沿って山頂を目指す

百松沢山

 

登山口となる平和霊園は、札幌市西区の西野から平和を過ぎて、平和の滝との分岐よりさらに直進したところにあります。

 

3月のお彼岸を迎えるころには除雪もされるので、奥まで車両で入ることができますが、それ以前は除雪されていない可能性が高いです。平和の滝入口までは、バスで行くことが出来るので、公共交通機関を繋いで登りにいくのもいいでしょう。

 

平和霊園からは、しばらく林道を進みます。多くの人が登っている山なので、トレースも残っていることが多いです。 

 

百松沢山

 

一部、スノーブリッジを渡る箇所があります。ブリッジが崩壊する前に渡るためには、4月上旬が限界でしょう。

 

百松沢山

 

人間の足跡が見えますが、ヒグマのものもありました。彼らも冬眠から覚めているのでしょうね。

 

百松沢山

 

通常、宮城沢川が二股になる標高点・357から左股に進むのが一般的ですが、右股に進んでしまい、30分くらい時間をロスしました。トレースがたくさん付いているので、惑わされないことも大切。

 

沢地形を歩いたり、尾根に乗ったりと、ルートの取り方は地形と地図を見ながら慎重に。

 

百松沢山

 

沢地形を抜けて広い尾根に出ると、山頂はもうすぐ。4月初旬はまだ雪が深く、スノーシューかワカンは必要です。

 

全周に広がる札幌近郊の山並みに、思わず「おー!」っと声が出る

百松沢山

 

山頂付近からは、手稲山や札幌市内を眺めることができ、石狩湾の向こうには増毛山地の山々も確認できます。

 

百松沢山

 

そして百松沢山北峰の山頂へ。

 

登りに約4時間30分を要しましたが、それに値する素晴らしい景色が広がります。雪のある時期にこの付近の山のいずれかに登るとしたら、手稲山や迷沢山、阿部山に登るよりも、百松沢山をおススメしたいです。さらに、ここから20分くらいで到達できる南峰は、無意根山山から余市岳までを横一線に見渡せ、手前には神威岳や烏帽子岳、定山渓天狗山も見ることができます。

 

 

百松沢山北峰

 

札幌岳から支笏湖周辺に至る山並み。

 

さらに左に目を転じると…

 

百松沢山南峰

 

札幌市の街並み。藻岩山や円山を見下ろしながら、下山していきます。

 

いかがですか?4月上旬、まだまだ寒いことがありますが、休日の雪山ハイキングにおススメしたい百松沢山でした。

 

この記事は、2014年4月12日の山行をもとに作成しました。