元旦の塩谷丸山|スノーシューで雪山ハイキング(夏道から)

塩谷丸山

 

塩谷丸山北海道百名山にも選ばれていないローカルな里山ですが、小樽のみならず札幌市民にとってもかなり人気がある山のひとつですよね。

 

この山の詳しいコースガイドは、「北海道夏山ガイド①道央の山々」(北海道新聞社編)が定番。

 

雪のシーズンは、「北海道雪山ガイド」(北海道新聞社編)が参考になります。

 

初心者さんでも気軽に登れる低山のわりには、山頂から見渡せる海岸線の景色は素晴らしいので、何度でも通いたくなるはず。

 

今回は、2016年の元旦にJRで訪れてみたお話です。

 

札幌からJRに揺られて塩谷駅へ

 

この冬は青春18きっぷを購入していたので、今日も1枚使うことに。

 

JR白石駅から始発に乗ってまずは札幌駅へ。札幌駅始発の然別行きに乗り、7時過ぎに塩谷駅に到着です。

 

冬用のザックにスノーシューを括り付け、ウェアも着込んでJRに乗っているのは私だけ、、、

 

塩谷丸山へ

 

JR塩谷駅からテクテクと歩き始めます。

 

何度か来ているので迷わず登山口へ。ただでさえ正月なので人影はなく、道路脇には空き家も多いのでひっそりとしています。

 

 

塩谷丸山

 

基本的にスキーで登る人はこちらの夏道からは登らないので、トレースがありません。

 

今シーズンはまだ雪が少ないので夏道でも楽勝だと思っていましたが、 ツボ足では沈むのでスノーシューを装着。

 

 

 

塩谷丸山

 

トレースがないだけではなく、夏道にしばらく登山者が入っていないのでしょう。急登に差しかかってしばらくの間は、膝くらいのラッセルが続きます。

 

モフッモフッって数秒に一歩ずつ進むあの感覚、、、

 

 

塩谷丸山

 

結局、塩谷駅から反射板のある台地まで2時間もかかり、元旦はゆる~く行こうという目論見が外れてしまうことに。

 

上の画像の位置から山頂部が見えていて、冬道からスキーで登っていた登山者も数名見えます。

 

ここから頂上までは近いのですが、膝上ラッセルだとまだまだ30分以上はかかるので、ここで終了。雪山では欲を出さないようにしています。

 

 

塩谷丸山からの展望

 

曇り空が続いていましたが、この頃にちょうど陽が差しはじめ、余市方面の海岸線を見渡せました。こうして2016年のお正月は穏やかな幕開け、いい年になりそうです。

 

サッポロクラシックでこっそり乾杯をして引き返すことにします。

 

下りは塩谷駅まで40分くらい。10時49分発のJRで小樽駅へ、快速エアポートいしかりライナーを乗り継いで白石駅へ戻り、正午に自宅へ到着です。

 

JRでの移動時間も含めて半日程度の山遊び。いつものクルマでの移動とは異なり、ちょっとした旅情もかきたてられますので、おススメです。