こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。
今日の話題は西区の阿部山。2013年の大晦日に登った記録をまとめます。
このブログは一度お蔵入りし、長期間にわたって非公開にしていましたが、せっかくの思い出を記憶から消去してしまうのはもったいないので、最近リライトして再公開することにしました。
阿部山ってどこにあるの?
![阿部山](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=592x10000:format=jpg/path/sf47b2cf0a041c862/image/i614abb5d05f7a607/version/1577865696/%E9%98%BF%E9%83%A8%E5%B1%B1.jpg)
そもそも阿部山ってどこ?っていうくらいマイナーな山なので、念のため説明。
札幌市西区の平和の滝から登れる山で、手稲山の登山道から琴似発寒川を渡渉して尾根に取り付くのが一般的です。
琴似発寒川には、例年スノーブリッジが発達してその上を伝って対岸に渡ることが可能。
この山へは多くの人が入っているので、たいていの場合トレースがあり、ノーラッセルで歩けることが多いですよね。冬のラッセルくらい心が折れることってないので、、、
平和の滝から阿部山へ登ってみる
![平和の滝](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=592x10000:format=jpg/path/sf47b2cf0a041c862/image/if24cabb36a4241bd/version/1577865974/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%AE%E6%BB%9D.jpg)
登山開始地点となる平和の滝は、そもそも夏の手稲山(平和の滝コース)の登山口であり、途中から入渓して大滝へ行くことも可能。
冬は途中から送電線の下をガシガシ登って迷沢山へも行くことができますし、ちょっと下った平和霊園からは百松沢山へのアプローチも。要するにこの辺りは遊びのフィールドが多いってこと。
そのなかでも、積雪期は阿部山への入山者がダントツで多く、難易度も低いので安心。
平和の滝の駐車場は残念ながら除雪はされませんが、その手前の最終除雪地点には数台のクルマが止められるスペースがあるので大丈夫。
また、地下鉄東西線「発寒南駅」からJR北海道バスで「平和の滝入口」まで乗れば、約25分で終点に到着。そこから歩いてアプローチすることも可能です。
![歩くスキー](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=592x10000:format=jpg/path/sf47b2cf0a041c862/image/i223ed54b5964f49e/version/1577866356/%E6%AD%A9%E3%81%8F%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC.jpg)
平和の滝からスノーブリッジがある渡渉地点までは、僅か数百メートルしかありませんが、今回は遊び心で歩くスキーを駆って前進。
軽くて機動力があるのですが、山スキーのような登攀能力は皆無。
![スノーブリッジ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=592x10000:format=jpg/path/sf47b2cf0a041c862/image/i17c936166d0fbeca/version/1577866532/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8.jpg)
スノーブリッジで対岸に渡ったら、あとはひたすら登るだけ。
せいぜい、2時間もみておけば登れます。ちなみにこの辺はラジオの電波を受信することが出来るので、大晦日の放送を聞きながら。
元旦に山に登る人は比較的多くいるものですが(もっともほとんどが一年中ヒマ人の高齢者ばかり)、さすがに大晦日はほとんどいないもの。
この日は誰ともスライドすることなく、阿部山を往復したのでした。
![阿部山](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=592x10000:format=jpg/path/sf47b2cf0a041c862/image/i2c4ffed72f852064/version/1577866839/%E9%98%BF%E9%83%A8%E5%B1%B1.jpg)
山頂で謎のポージングをする私。
残念ながら見晴らしが全くない山なので、登ったらさっさと下山するだけになります。
ちなみに、一部登り返しがあるものの、この尾根をさらに上へ上へと詰めて行くと、西区と南区の境界線にある三角点△858.5m「峰越」に到達することが可能。
峰越からは、百松沢山や迷沢山へもアクセスできます。
●峰越については、2015年1月と5月の山行記事で紹介しています。
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