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自転車での台湾一周「環島」|やりたいと思ったらすぐ動き出せ!

環島1-1

 

以前から自転車で台湾を一周する「環島」をしたいと思っていて、タイミングを見計らっていた。

 

台北市、あるいは基隆市を起点として、反時計回りにおよそ950kmのコース。

 

タイミングというのは「行きたい」「やりたい」が最高潮の状態で、それに向けた情報収集やトレーニングといった事前準備が現在進行形の状態だ。

 

この状態で計画を実行に移せると、とっても幸福度が高いというのが私の実感。

 

タイミング」=「」。

 

これは大前研一さんの著書で言及されていたことで、自分も共感している。

 

2019年に行ったボルネオの「キナバル山」登山や台湾の「雪山」登山も「行きたい」「やりたい」旬だったと思う。

 

「老後の楽しみ」なんて愚の骨頂で、老後になったらすでに旬を逃して、やりたいと思わないかもしれないし、カラダが言うことをきかないかもしれない。

 

だからタイミングがとっても大切だと考えている。

 

自分が急に「環島」をやりたくなった背景にあるのは、コロナの影響で事実上海外旅行には行けないことと、登山も自粛ムードなこと。

 

4月下旬から1回30kmのサイクリングを15回くらいして、ペダルを踏みながら「いつか」実現したいという思いから、「コロナが明けたらすぐ」実現しようという気持ちが急浮上してきたというわけ。

 

台湾へは今のところ、1月に2回、5月に1回、12月に2回行っているけれど、昨年2019年に登った「雪山」は降雪手前の適期だったし、台北マラソンSC台北マラソンも12月と1月開催ということで、どうやら梅雨入り⇨真夏⇨台風シーズンを除く晩秋⇨冬⇨春の季節が適期のようだ。

 

おそらく今年の冬が「旬」なのかもしれない

 

昨年から、自転車の先生である職場の後輩を「環島」に誘っているのだけど、彼が行くかどうかは別にして実行に移そうと思う。

 

台湾交通部観光局のサイトで公開されている自転車環島指南-日文版(台湾一周サイクリングガイド)には、訪台日本人旅行者相手に行政機関が作成したとは思えないような、熱いメッセージが散りばめられているので引用したい。

 

台湾一周サイクリングツアーで一番欠かせないことは、サイクリストの完遂意欲です。強い意志さえあれば誰でもこの美しい島を一周することができます!(中略)台湾一周サイクリングツアーで最も肝心なことは、「完遂する」という強い意志です。

 

”自転車とアクセサリを揃えるだけでは、ツアーを成功させたとは言えません。強い野心こそが成功のカギとなるのです。”

 

どうだろう?

 

これまで見てきた観光のパンフレットのなかで、こんな記述を見たことがあるだろうか?

 

完全に旅行者のメンタルに訴えかけ、ハートに火を点ける表現じゃないか。

 

著名人では一青妙さんも2回「環島」をしているそうで、「環島」自転車で台湾を一周して見えた、私のアイデンティティというコラムを書いているのでぜひ読んでみてほしい。

 

彼女は「環島」ぐるっと台湾一周の旅という書籍を出していて、僕はまだ読んでいないけれど、ワクワクが高まっているうちに手に取ってみたい。

 

ちなみに冒頭の画像は、昨年5月に訪台したときに、ミッフィパークまでYOU BIKEで走ったときに撮影したもの。

 

2019年5月のブログ⇨新千歳からピーチで行く1泊3日の台北旅行記|九份の基隆山、ミッフィーパークの八里文化公園など

 

かくして点と点は繋がって、やがて太い線になるんだね。