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サブスク方式|ユーザーが企業を応援したいから課金する時代へ

 

今日は珍しく出勤前にロードバイクで1時間くらい走り、退勤後に7kmのジョグをしたので、罪悪感なく麦とホップを2缶空けながらブログを書いています。

 

酔っぱらっていますので、誤字脱字はお許しを。

 

で、今日の話題はサブスクについて。

 

最近、有料プランを用意するアプリやコミュニティサイトが増えていますが、その背景を考えてみます。

 

有料プランが用意されている背景

 

僕はブログでマネタイズをしているので分るのですが、ブログはオワコンと言われてブロガーさんたちがユーチューバーに転身したように、サイト運営をすることによって広告で収益を得ることが難しい時代になってきたと思います。

 

参考までにこのサイトはもう5年くらいは運営していて、記事数は1,000を超えていると思いますが、2017年頃から広告を配信していて未だに収益は神社の御賽銭レベル。

 

なので、よほど書くことが好きでなければ、こうして継続することなど到底無理でしょう。

 

で、ブログの広告収入はサラリーマンの副業や主婦のお小遣い稼ぎのイメージがありますが、おそらくそれは少数派だと思うのです。

 

どちらかと言えば、企業が作っているサイトの方が広告収入への依存度は高いと思われ、それは売上みたいなものであり、減少すれば事業継続に影響するかと思います。

 

そこで、法人が運営するいろいろなアプリやコミュニティサイトなどでも有料プランが用意されており、無料プランとの差別化を図って顧客の囲い込みをしているように見受けられます。

 

有料プランは、多くの場合サブスクリプション方式となっており、月額で課金していくことで無制限で利用できるというものです。

 

何でも無料化が加速した世の中ではありますが、アプリの開発やサーバーの維持運営にはコストがかかるのは至極当然の話。

 

そのコストを負担し、法人であれば従業員を雇用し、利益を出していかなければならないわけですから、本来であればユーザーが無料で継続利用することなどできないはずです。

 

それを成り立たせているのがこれまでは広告収入であったわけですが、前出の通り広告だけで賄っていくのは厳しい時代になりつつあるというのが通説です。

 

そのくらいたくさんのサイトが立ち上がり、競合が多いわけですね。

 

そこで、ユーザーに毎月課金をしてもらい、サービスを継続していくというわけです。

 

「課金してやってもいい」の時代から、「応援したい」の時代へ

 

僕もいくつかのアプリやコミュニティサイト、SNSを利用しています。

 

余談ですが、このブログは年額1万円超を支払って運営しています。

 

コモ子のやまたび北海道としては、最近は投稿をお休みしているTwitter、それとインスタグラムにも定期的に投稿しています。

 

その他にはpeterpanのユーザネームで2014年から投稿している登山コミュニティのヤマレコYAMAP、ランやバイクのログをアップするStrava、ニュースアプリのNewsPicksなども利用しています。

 

これらは僕の使い方程度では、無料プランのまま利用していてもまったく差支えがないのですが、先にお話しした事情を勘案すると、そろそろ有料プランに移行してもいいかなと思うサービスがいくつかあります。

 

そしてここが大事なポイントなのですが、有料プランを選択するにあたり、「金を払ってやる」的な一昔前のお客の態度ではなく、「その企業や団体を支援したい、応援したい」という気持ちで課金をする、ここが今のトレンドなのだと思います。

 

名目上は、サービス提供者が用意する有料プランに加入するということになっていますが、実際のところは「このコミュニティサイトが長く続いて欲しいから支援する」というユーザ側の意思にウェイトが置かれているところが、今までの商習慣とちょっと異なると思うのです。

 

同じ商品であれば安いところで買うという人が多いですが、一方で少々高くてもあのお店のあの人から買いたいという人がいるのと似ているではないでしょうか。

 

コロナ禍で多くのクラウドファンディングが立ち上がって一気に定着したように、個人や団体、企業を応援したいという風潮はこれからも加速していくと思われます。

 

応援と言えば、リアルでは繋がっていないもののウェブ上では繋がっているという関係も従来はなかったものの一つです。

 

僕はこうして発信する側が楽しくて勝手にやっているのですが、コメントがあれば返信するように心がけていますし、SNSやコミュニティサイトでフォローされたらフォローを返したいと思います。

 

もちろん漏れはありますが、見たらいいね等のアクションはしたいし、SNSやコミュニティサイトは他人の批判ではなくて、称賛、認めるところに良さがあるので、そうしたい。

 

対企業ではなくて、対個人においても、この10年くらいで「繋がり方」が少しづつ変化していると実感しています。

 

若い人にはこれが当然の世の中になっているのだろうなぁ。

 

誹謗中傷ばかりが目立っているウェブ界隈ですが、大きな流れとしてはいい時代に変わりつつあるのではないかと思います。

 

おじさんの独り言でした。

 

さて、酔いが回って眠くなってきたのでこの辺で、おやすみなさい。

 

会津駒ヶ岳

話は変わりますが、北海道は今週末の天気が良くなさそう。もし土日で連休が取れれば、金曜夜から関東へ旅立とうかと画策中であります。

 

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