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ヒヤリハットを起こさない歩行技術を意識する

 

以前、労災事故の分類から学ぶ登山事故の予防についてというブログを書きました。

 

僕が勤めている会社は工場と隣接しており、僕自身も機械を操作することがあるので、この関連性には少し興味がありました。

 

ヒヤリハットについては外部の教育を受講したこともあり、山歩きをするときの参考にしています。

 

ヒヤリハットが必ずしも大事故に直結するということではありませんが、その可能性を秘めていると常々自覚し、ヒヤリハットを起こさないように気を付けて山を歩いています。

 

ヒヤリハットの回数をカウントする

 

ヒヤリハットの回数をカウントする

 

これは、登山口をスタートして下山完了するまでに僕がやっていることです。

 

例えば、”岩につまずいて転びそうになった”とか、”下山中に足を置いた瞬間、石が転がって滑った”など小さなことでもカウントするようにします。

 

ヒヤリハットを起こしたからと言ってそれが”遭難””死亡”となるわけではありませんが、”命を落とした”と仮想で考え、現実には”命拾いした”と考えるようにするのです。

 

これをやり始めたはここ数年のことですが、結論として仮想では”生きて帰ってきたことは一度もない”ということに気付きます。

 

そのくらい、山歩きをしているときには小さなミスをたくさん犯しているということが分かります。

 

経験をマイルールに。例えば”よそ見をしない”

 

よそ見をしない”、これはマイルールの一つ。

 

もう少し正確に言うと”よそ見をする時は立ち止まる”、これが大切だと感じています。

 

特に下山中に遥か彼方の景色がキレイで、歩きながら見入ってしまうことがよくあるのですが、こういう時につまづいたり、木道で滑ったりすることがちょくちょくあるのです。

 

だから、”よそ見をする”⇨”足元から目線を外すときはいったん立ち止まろう”となったわけですが、本題に戻ると、自分が起こしたヒヤリハットについて考察し、ルールを作っていくことが大切だと思うのです。

 

これが”経験”であり、体力や歩行技術の他に求められていることではないでしょうか。

 

さて、今日も細心の注意を払って山に行かけてきます。

 

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