何週間か前に、家の中の断捨離をしたというお話をしました。今回はその第2弾”日々の暮らしで当たり前だと思っていたことを疑ってみる”を書いてみます。
お洗濯の話に加え、その他にもこれって要らないんじゃない?ってモノのお話。
その前に断捨離の話の続き。
断捨離は今でも継続していて、細かく小さなものでも不要と感じたら捨てるようにしています。
海外旅行で衝動買いしてしまった雑貨、めったに使わない調味料、紙ベースのものはすべて。
そうすると、本当に部屋の中がスッキリして動きやすいですし、片付いている状態を維持しようする気持ちが働くので、常に整理整頓された状態に。
- お掃除の頻度が上がる(時間はかからない)
- モノを探すというムダがなくなる
という結果になります。
で、最終的なアウトプットは、私生活でも時間効率が良くなるということ。
なので、在宅勤務の方には特におすすめ。時間術なんかに取り組んだり、睡眠時間を減らしたりするより、まずは片付けるべき、というわけです。
①一人暮らしでも、洗濯は毎日した方がいい
まず、お洗濯。いまの私は一人暮らし。「量」の視点から見た場合、毎日洗濯する必要性なんてほとんどないですよね。
洗濯には、
- 洗濯機で洗う
- 洗濯物を干す
- 乾燥したら畳んで収納する
この3つの工程がありますが、最近は2番目の「洗濯物を干す」工程を無くすために、ドラム式洗濯乾燥機の購入を考えていました。いわゆる時短家電ってやつですね。
工程を1つ減らすことを目的に検討していたのですが、ここで「んっ?」と気付いたことが。
洗濯物を干す時間が無くなるということは、洗濯機にポイって放り込んでから、取り出して畳むまでの時間が短くなるということ。
つまりリードタイムが短くなるということと同義なんですよね。
リードタイムが短くなれば原料在庫も製品在庫も減らすことができるという仕事現場の考え方を当てはめると、衣類の点数そのものを減らせるのではないのかと気付いちゃったわけ。
で、同じように考えた場合、バッチを小さくして製造回数を増やせば、リードタイムを圧縮できるはずなので、応用すればこまめに洗濯すればよいということに。下着類は毎日交換するので、洗濯も1日1回。
よって、
- ドラム式洗濯乾燥機の導入
- 洗濯の回数を増やす
この両方をやれば、下着とかタオルとか全て2セットくらいあれば済むわけ。そうすれば、タンスやら衣装ケースやらも減らせるので、部屋の中がかなりシンプルになります。
ところがドラム式洗濯乾燥機のお値段は20万円前後とちょっと高い。1回あたりの洗濯物が少なくてかかる時間も短い一人暮らしで、果てして費用対効果があるだろうか?と考えてみた結果、購入をやめて毎日洗濯する手法のみを採用することに。
これにより、下着類やタオル類は3セットまで減らしました。衣装ケースの中身はスカスカです。
なお、私が趣味にしている山歩きやランニング、自転車、旅行などは、シーンによってそれぞれ使うモノが異なるもの。なるべく共通化するようにしていてもアイテム数は増えがちなんです。
なので、こうやって少しでも合理性を追求して、全体的にモノを減らしていく知恵って大事だなと感じています。
②三角コーナーって不要では?
私は一人暮らしのオッサンですが、不必要な外食はしないので基本的に毎日キッチンに立って料理をしています。
そこで気付いたのがシンクの角にある三角コーナー。
「これって無くても構わないんじゃない?」って気付いちゃったのが最近の出来事。
せいぜい、料理前に下ごしらえするときに出る野菜のカス、ナスのヘタとか、ブナシメジの石突き、カボチャの種とかわた、そんなものを一時的に入れるくらい。水を切らなくてはならないようなシーンはほとんどないわけ。だから仕込みをする時にビニール袋があれば十分。
なので、三角コーナーも捨てちゃいました。狭いシンクがスッキリ。
今までまな板や鍋を洗う時にジャマになっていたのですが、もうそんなことは無くなりました。
③フライパンは常に新しいものにしておく
生活様式の見直しとか、断捨離とはちょっと違うけど、これも大事なので書いておきたい。
テフロン加工されたフライパン。最初のうちはツルツルだけど、2年も使えば焦げ付いて洗うのに時間がかかったり、外側も汚れてきちゃうもの。
こびれ付いた汚れを落とすなんてとにかく時間のムダ。買ってもせいぜい千円くらい、迷わず購入して常に最適な状態を保った方がいいですよ。
そういう我が家も先日購入。良いモノを長く使うのもいいけれど、毎日のように使って2年ももてば、十分だよね。ちなみに24cmとか26cmの深型が好みだけど、今回は28cmの浅型に。
④ゴミ箱も要らないのでは、、、
次いでゴミ箱。
私が暮らす札幌市の分別ルールに従うと、
- 燃えるゴミ
- 容器包装プラスチック
- 雑紙
- 空き缶・ペットボトル
- 燃えないゴミ
大きくこの5種類の区分が必要になり、回収する曜日が異なるので5つもゴミ箱が必要になっちゃう。まあ、燃えないゴミはあまり出ないので、いま我が家には4つのゴミ箱があるわけ。
で、臭いが発生するものは燃えるごみと空き缶・ペットボトル。ただ、ビールの空き缶やペットボトルは中身を水でさっとすすげばそれほど臭わない。
ならば、フタをする必要性も特に見当たらくて、じゃあわざわざゴミ箱なんて無くてもいいのでは?ゴミ袋だけでいいのでは?と思うわけです。
だって、通販とかで梱包されてきたダンボールだって、捨てるまで集積しているだけだもの、ダンボール用のゴミ箱なんて用意しないでしょ、それと一緒。
あとはせいぜい見た目の問題。来客もないので、見た目なんて気にする必要ないじゃない。
と言うことで、燃えるゴミ専用のごみ箱を残して、あとは捨て。
⑤時計とカレンダー、もはや不要。
私だけじゃないと思うのですが、時間を知りたいときってスマートフォンで確認していませんか?
テレビがある家庭ならテレビの画面上で確認するのかもしれないけれど、ウチにはテレビが無いのでスマホかPCの右下、常に身に付けているスマートバンド、あるいは温風ヒーターの液晶画面。
なのに、ウチには未だに掛け時計があるんです。
これ、不要じゃない?って思ってゴミ箱行き決定。
それとカレンダー。保険屋さんから頂く卓上カレンダーがあって、これまでの慣習で書き込んだり、ちょくちょく見たりするけれど、Googleカレンダーも同じくらい活用しているので、紙ベースのカレンダーは今年いっぱいで使うのをやめようかと。
こういう小さなコトでも無くすようにしています。
⑥キッチンとかトイレの床マット
床に敷いているマット類。台所、トイレ、玄関、洗面所などなどいたる所に敷いているかと思います。
ウチも例外なく、台所とトイレには敷いています。
浴室の入口であれば、足を拭く要素があるので必要性を感じるのですが、台所やトイレって必要なの?って感じるのです。
マットの目的は汚れを床に付けず、マットを洗うことでキレイな状態を維持するってことなのかなと思っているのですが、要するに定期的に清掃すればいいだけでは?という結論に。
ウチには子どもや動物がいるわけではないので、汚すのは自分だけですからね。その瞬間に掃除すればいいだけ。なので、これらも捨て。
⑦バスタオル
ミニマリストの間ではよく話題になる話。僕もバスタオルは不要だと感じています。
髪が長い方や、女性であれば必要しょうが、短髪のオッサンがなぜバスタオルなんて必要か?っていつも感じるわけ。タオル1枚で十分です。
洗濯物が増えるし、畳んでもかなりのスペースを支配するバスタオル。干すためのスペースも必要なので、使わないようにしたほうが合理的。捨て。
思いつくがままブワァーって書いてみましたが、また何か気付いたらアップしようと思います。
あっ、ちなみに捨てるだけではなくて、モノを購入することも多いです。だけど購入したら古いものは捨てる。ドラクエやFFの武器や防具と一緒。ロトの剣を手に入れたら銅の剣は捨てる、エクスカリバーを手に入れたらミスリルソードは売ってしまう、そんな感じです。