職場の同じセクションで仕事をしている女性が「富士山に登ってみたい」と言うので、「アテンドしますか?」と答えてみました。
富士山には過去に5回以上は登っていますし、小山町や御殿場市にも住んでいたので、内心ではもう見たくないくらいなんですが、でも久しぶりに登るのもいいかなって。
ただ、彼女がどこまで本気か分からないので「コロナの心配もあるので来年にしましょうか」といったんお茶を濁すカタチで区切っておき、時間を空けてもう一度意思確認してみることにしました。
数日空けて訊いてみると「今年行きたい」というさらに前向きな返答だったので、「これは本気だな」と。そこでササッと計画を作って、来月行くことで概ね合意しました。
で、本題。
職場には山歩きが好きな人が他にも何人かいるので、せっかくだから誘ってみることに。こういうのは多い方がいいし、多くの人にとってはめったにできない経験のはず。
男性一人はOKで、今のところ全部で3人が参加予定。
さらに女性1人に声をかけてみると、「今年はまだ一度も登ってないし、去年も一度しか登っていないから心配」とのこと。
その瞬間、ハッと気付かされました。
1年に50回とか山に登っている自分が常軌を逸しているのだと。
そう、ヤマレコとかインスタでフォローしている方って、年中毎週のように登っている人ばかり。つまり自分と似たような属性なので、きっと正常ではないはず。「お前と一緒にするな」というお叱りを受けそうですが、、、
でも、世の中はそんな方々ばかりじゃないんだって気付いたんです。
「木を見るな、森を見よ」ではありませんが、それが世間の常識なんですよね。多くの人にとって、登山なんて無雪期のレジャーの一つであって、月に一度行けば多いくらいのはず。
年齢や体力の違いがあるのはもちろんだけど、そもそも頻度が違うんだよねって話。
自分のモノサシがズレているってことに気付かせてくれて、ありがとうございました。