いよいよ雪のシーズンがやってきました。しかももうクリスマスなんですね。
スキーやスノーボードで滑走を愉しむ方にとっては最高のシーズンでしょう。
私はと言えば、雪山にも登るけれどそれほど好きではないって感じ。新雪独特の美しさとか、肌を刺すような空気、物音ひとつ聞こえない静寂など厳冬期独特の魅力は理解できるけれど、夏に比べれば訪れる数はグッと少なくなります。
理由は、
- 天候が不安定なこと。基本、晴れている山が好き。
- ラッセルにかかる時間が読めないので時間計画が立てずらい。
- 林道や裾野の長いアプローチ。
- 冬道の運転と運転時間も長くかかること。
まあ、主に外的な要因によるものなのかなって。本当に軟弱モノ。
これらと天秤にかけると、春に行けばいいやってなっちゃう。遊びの世界にも合理性を追求してしまうのっていかがなものか?って思うのだけど、私の心の声はそう言っている。
だけど残している日本百名山のなかで「せっかくなら雪のあるシーズンに登ってみたい山」というのもいくつかあります。ちょっとあまくじゃく。よくガイド本でも紹介されている山々です。
- 四阿山
- 浅間山
- 巻機山
- 乗鞍岳
- 赤岳
- 大菩薩嶺
- 雲取山
- 恵那山
- 仙丈ヶ岳
- 鳳凰山
- 荒島山
- 伊吹山
- 大山
- 石鎚山
- 剣山
こうしてリストアップすると意外とあるなって感じ。
ゴールデンウィーク明けまでを含めると、今シーズンに半分くらいは消化したい。もちろん無理はしないが、計画だけは立てておかなければ何も始まらない。
今年の3月20日に訪れた蓼科山。北海道の冬とどのくらい季節感が違うのか、ちょっと感じてみたいと思った。山頂の標高は2,500mを超えていますが、3月下旬ともなると頂上まで完全に春が来たって感じ。
同じ日の美ヶ原にはお昼過ぎに訪れたこともあって、まるで下界の春のようでした。同じ時期でも寒波が来ると条件がまったく異なるので一概には言えないものの、北海道の雪山シーズンとは半月くらい異なるのかなって印象。
4月10日に訪れた沖武尊。夏道が露出している箇所も多く、山頂には雪がありませんでしたね。スノーシューやツボ足で歩く私にとっては、ラッセル不要のこの時期は時間計画が立てやすくて好都合。