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沖縄旅行で感じた北海道ならでは食について

 

今週は平日2連休を取得して1泊2日で那覇へ行ってきました。

 

YouTube ひとり旅|札幌→那覇1泊2日

 

札幌からpeachで那覇へ行くのはおそらく12回目。もはやマンネリです。自分にとって沖縄県は国内で唯一気分転換ができる旅先。だからマンネリしていてもリピートしているのかも。

 

最初の頃はレンタカーを借りて北部へ出かけて山に登ったり、橋でつながっている島をランニングしてみたりしていました。

 

最近は1泊2日の旅程が多いこともあり、空港から豊崎海浜公園までジョギングし、市街地へ戻ったらお酒飲んでホテルにチェックイン、翌日も似たような感じで夕方札幌に帰るパターンです。

 

今回の沖縄もそんな感じ。そして、あえてベタな要素だけの旅をしてみたんです。

 

ソーキそばを食べて、沖縄バヤリースを飲んで、ルートビアとA&Wバーガーを食べて、オリオンビールを飲んで、首里城行って、さんぴん茶飲んで、牧志公設市場でラフテー食べて、最後にブルーシールでアイス食べて、紅芋タルトと黒糖系のお菓子をお土産で買って帰るみたいな。

 

これって1泊2日程度の旅行としては十分に成立していて、ボリュームだってあります。私は食べ物には執着があまりないんですが、やはりリピーターにとっては、その土地ならではの「食」って重要な要素だと思うんです。例えそれがB級グルメでもファストフードであっても。

 

で、我らが北海道はどうなんだろう?って思ったんですよね。もし私がアテンドする側だったとしたら、どこに連れて行って何をご馳走すれば喜ばれるだろうって。

 

例えば函館に行けば朝市やラッキーピエロみたいな感じがあると思うんですが、私が那覇市内でお手軽で済ませたように、札幌市内だけに限定した場合、ご当地を感じさせる「食」ってあるでしょうか?

  

ジンギスカン、海鮮丼、札幌ラーメンなどローカルフードのカテゴリーはあるけれど、特定の商品、特定のお店というとあまり思い浮かばない。あとはコンビニのセイコーマート、ビールのサッポロクラシックくらい。

 

白い恋人パークやロイズタウン駅など、以前はお土産中心だった名産が「行ってみたい場所」「そこで食べてみたい場所」にもなってきたのは喜ばしいところ。これだとご当地に滞在しながら食べることができるじゃない。 

 

プライベートでの体験を通じて発見もたくさんあるし、新しいアイデアが浮かぶこともある。私も北海道で食に関わる仕事をしている立場。「北海道の食を世界へ」も大切だけど、北海道へ訪れる方々に提供できる圧倒的に知名度が高い商品やサービスを生み出し、そして育てていくことも同じくらい大切だと思うのです。