中国は春節を迎え、多くの人が連休で国内外へ出かけると話題です。
私達が暮らす日本も、サービス業を除いた多くの会社員は、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休暇で連休を取って出かけますよね。
でも毎月1週間の連休を取ろうとすると、これは難しいはず。
今日は、これができるかどうかを試行錯誤している私について書いてみたいと思います。
私の職場・業務で毎月1週間休みが取れないのは幻想かも?
22年9月にシドニーマラソンに参加した際、1週間の休暇を取りました。今の勤め先に転職してからは、18年9月に交通事故でお休みしたときと、21年8月に甲信越地域へ登山に出かけたとき以来。
暗黙と言うのか職場の空気みたいなもので、1週間なんて休めないと思い込んでいたけれど、実際は出来たわけ。出来ないわけではなく、誰もやらないだけだったって話。そこに気付いちゃった。そのくらいみんな既成概念にとらわれているというか、常識から飛び出そうとしないだけかもしれない。
なのでこういう流れを作ろうと思っているんです。たった一度きりの自分の人生なんだから、好きなように生きたほうがいいじゃないですか。みんな周りの目を気にしすぎ。
今年の5月にもキナバル登山とボルネオマラソン参加のために8連休を取る予定。いや、取るって決めた。
こういうのを毎年1回ペースでやりたいな、と思っていたんです。
そんなことを漠然と考えていたら、台北から札幌へ移動中の機内でふと閃いたんですよ。
毎月1週間休めばいいんじゃないか?
私の勤め先は工場併設なので日曜日以外が稼働しています。つまり日曜が定休で土曜は休みではありません。そこで日曜の休日以外に、月間で4日〜5日の休日を平日あるいは土曜に振り分けるんです。
しかし社内には謎ルールがあって、そのうち2日は休み希望を入れられるけれど、それ以外は上長が指定するというのがあって。
工場や配送業務、商品仕分け作業は毎日決まった頭数が必要なのでシフト制なのは分かるんだけど、私が所属するセクションはそれぞれの係業務なので、シフト制にする必要がないわけ。
そもそも「シフト制なんだから、休み希望なんか言うなよ」って圧力をかけるのは、マネジャーの怠慢、マネジメント能力が不足している証左だと思うんですよね。自分もそういう立場で仕事をしていたからこそ、逆にそう思うし指摘したいの。
でもさ、みんなコロナの感染拡大で分かったんじゃない?
人がいなけりゃ、いないなりに何とかなるって。
で、話を戻す。
私の職務内容はかなり個人プレーなので、他のメンバーと休日が重なったところで大した問題ではないんですよ。でもなぜか部署内で均等な人数を出社させる謎習慣があって。
私は以前から疑問を抱いていたわけ。思考停止じゃないかって。なぜそれを疑問に思わないのか?と考えていたら、どうもシフト制になっている他部署と不平等にならないようにという配慮、いや、忖度が存在しているということが分かってきた。
「なぜ、あの人だけ連休貰ってるの?」「なぜ、あの人だけ有休消化できるの?」そんな不満が噴出しないように、みたいな。
でね、私は実際に現場の従業員にヒアリングしてみた。
そうしたらかなりの割合の人が、毎週の平日、しかも中間の水曜とか木曜に休みを取って休息を取りたいんだって。月曜に休むとその後5連勤だからやる気が失せるらしい。なんだそりゃ?って私は思うんだけど、つまり、連休ノーサンキューって人が大半なわけ。
だったらマネジャーたちは一体誰に忖度してたの?ってなるじゃない。
で、私は考えた。
週に1日、日曜日が定休なんだから、残りの休みはどこかの週にまとめて取ればいいって。
これなら毎月1週間近い連休が取れるじゃない。これは私にとっては都合がいい。
例えば、1ヶ月に5回休みが取れる月であれば、ある週の火曜から土曜まで5連休をとり、さらに月曜に有休を取れば、8連休が取れるじゃない。
正月、ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークを外せば費用を抑えて閑散期に旅ができるというメリットも。
1ヶ月に4回の休日指定の月であっても、有休なしで5連休は取れる。
以前ワーケーションの実証実験をするみたいな話を書いたけれど、そんな中途半端なことをしなくても、正々堂々と毎月のように1週間程度旅先で過ごせるじゃないか。
また、アジア圏を脱出してやれることも増えるよね。
ということで、さっそく4月上旬に台湾で5日間過ごすことに決めて航空券も取っちゃった。
もはや私にブレーキを掛ける人はいなくなりましたね。
今後の暴走にご期待ください。