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転売ヤーは世の中に価値を生むのか?

 

もう2か月前の話。

 

私が暮らす札幌でもミッフィーzakkaフェスタが開催されており、12月7日開催初日に限定商品を購入したかったんですよね、私。

 

当日は入場整理券が配布されていて、私自身はと言えば仕事があったため行けなかったの。

 

そして夜にウェブサイトを確認すると、限定200個の商品はすでに完売したとのこと。うーん、残念。

 

まあ、そこまではいいんです。よくある話。

 

でもその日のうちからメルカリでその限定商品が多数アップされており、発送元はいずれも北海道なわけですよ。

 

ここでも転売目的の人が暗躍していることが推察されるんですよね。なんだか座視できない状況。

 

最初に誤解を招かないように書くと、私は転売ヤーを全否定するつもりはないんです。だってBtoBにおいては差益で儲けるのは普通のことなんだし。それが商売じゃない。

 

でもBtoCの場合はちょっと違和感を感じるんですよね。

 

今回の場合は商品の性質上、Cの中には子供だっているじゃないですか。なんかそこが道徳的にどうなのかなって思っちゃうわけ。

 

”お金を得るためなら何をやってもいのか?”って話。

 

ちなみに私は過去にモーヲタだったから、ダフ屋でコンサートチケットを買ったことが何度もあるんだけど♪

 

 

それともう一つ。

 

転売ビジネスって、ただのマネーゲームみたいに思えちゃうんですよね。

 

世の中にどんな価値を生むのだろうって。

 

もちろん全部がそうだって言っているわけではないの。

 

海外まで買い付けてくるみたいな、手に入れることが難しい商品を欲しいユーザーへ繋いでくれるのならそれは価値があると思うの。

 

でも、お店に並んで限定品を購入して転売するのって、価値を生み出しているのかなぁ?

 

むしろマイナスなんじゃない?

 

やっぱり私は”世の中に価値を生み出すこと”でその対価としてお金を得ることが好き。古いタイプの人間なのかもしれない。

 

これ、”人はなぜ働くか?”という話と直結していると思うんですよね。

 

”時給仕事”とかいう表現で一生懸命働くことが軽視される時代だけど、そういう表現を額面通りに捉えてはいけない。生産性を高めようとか、ムダを無くそう、考えて仕事をしようみたいな意味が込められているのだから。

 

やっぱり額に汗水たらして手にした対価って価値ありますよ。