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いかにミニマムな装備で旅をするか

 

今日は平日休みだったので、親戚からの頼まれごとを片付けつつ、来週の旅行準備を済ませた。

 

まだ今週末の日曜休日があるので早いかもしれないが、できることはすぐにやる。それに前日には日帰り東京出張もあるから週明けは意外と忙しい。

 

今回の旅行は7泊8日の計画で、ボルネオマラソン参加とキナバル登山の予定なので、アルチプラノパック30がパンパンになるだろうと予想していたら、意外と少なかった。4月上旬の台湾行きより少ない。

 

なので、トレランシューズに加え、快適さを追求してサンダルも入れることにした。

 

東南アジアでずっとランニングシューズを履き続けるのはツラい。ただでさえ臭い足が子供が泣くほど異臭を放つ。もはやマスクをしている人の方が少数派なので、ご迷惑をおかけしたくない。

 

滞在地はシンガポールとマレーシアのサバ州なので、どちらもくそ暑い。でも屋外では半袖短パンなので衣類は少なくて済むし、下着類はコタキナバルのホテルで洗濯すれば繋がるし、マラソンと登山で着用するものはだいたい共通にできる。

 

キナバル上部ではそれなりの防寒装備が必要になるが、まあ夏の十勝岳に登る程度で十分。手袋と雨具上下、ビーニーとヘッドライトだけ足せば十分だろう。

 

実際、4,000m峰とはいえ、赤道に近くて登るのは5月下旬なのだから。

 

逆に台北からシンガポールの機内泊と、最終日のチャンギ空港泊では寒いかもしれない。東南アジアでは、エアコンをガンガンかけることこそサービスだと思っているらしい。やはりユニクロのウルトラライトダウンが欠かせない。

 

荷物の話をしたついでに、ムダを省くアイデアを紹介したい。

 

帰国して荷物整理をしていると、使わなかったものが必ず1つはあると思う。これを避けるためにどうしたら良いか考えていたら、シミュレーションしてみるのが良いということが分かった。

 

手順はこうだ。

 

持って行く荷物をすべて右側に並べる。右側は未来に使うものゾーンだ。初日に着用する衣類や身に付けるものは中央に置く。現在進行形ゾーンとする。

 

次に行動に沿って、荷物を右から左へ動かしていく。よって左側にあるのは過去ゾーンだ。

 

例えば初日の夜のホテルで着替えるとしたら、脱いだ衣類を中央から左へ、次に右のものが中央にくる、こういう具合だ。これを日程に沿って繰り返していく。途中に洗濯予定があれば、左から右へ戻す。

 

これをやると、少なくとも衣類を過剰に持って行くことはなくなる。衣類が最も容積が大きい。今回のようにマラソンと登山のアクティビティは共通化できる余地があるので、思い切ってそうしてしまおう。

 

そもそも、LCCで機内持ち込み荷物だけなのにTPOやオシャレを追求するのは厳しい。不向きと割り切ってしまおう。

 

それとガジェット類も結構な重さになる。

 

最近の私は、chromebookもタブレットも持って行くのをやめることにした。

 

スマホ2台、モバイルバッテリー、アクションカメラ2台、コンデジ1台となると、結構な重さになる。

 

思い出を残すことは大切だが、妥協も必要だと思う。ブログもYouTubeもプロとしてやっているわけではないから、このレベルで十分だろう。

 

旅行と山行は断捨離の集大成だ。週末や休暇を身軽に行動することに慣れると、日々の暮らしや人生も身軽にしようと考えるから不思議なものだ。