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シンガポールチャンギ空港T3で寝ていたら、パスポートの確認をされた話

 

今回の旅の最終日、スクート台北経由札幌行きのTR892で帰って来た。

 

このフライトの出発時刻が午前7時。

 

始発のMRTで空港へ行っても間に合わないので、21時過ぎまで市内で遊んでから空港へ移動。ジュエルを散策後に出国し、23時過ぎにラウンジでササっと夕食と寝酒のビールをあおり、空港で寝ることにした。

 

ちなみにスクートはウェブチェックインもできるし、KIOSK端末でボーディングパスを発行できるので、出発10時間前とかでも問題なく出国できる。

 

この空港は24時間稼働しているし、到着した乗客とこれから出発する乗客が混交するようなターミナルになっているから、制限エリアはそもそも人で溢れている。

 

トランジットの乗客も相当数いるため、快適に過ごせるように設計されているのだ。

 

中には隣のジュエル辺りで寝ている人もいるのだが、制限エリアのほうが広々していて断然快適だ。この辺は羽田空港に近いが、明るくて騒々しいところは難ありだ。

 

で、ターミナル3の窓側にはソファーや仮眠スペースが充実していて、昨年9月にシドニーから帰ってきたときはここで寝た。今回も午前1時頃からここのソファーで横になった。

 

周辺でもみんな横になって寝ている。

 

アイマスクに耳栓の最強装備に加え、酔いも回って秒で爆睡。

 

しかし、深夜3時半頃に誰かに揺すられて目が覚めた。

 

全身黒い制服を着た警察官かセキュリティ関係者のような男性2名が立っている。

 

「パスポートを見せてください。」

 

もちろん英語だ。

 

睡眠が深かったためか、一瞬何のことだが分からずボーっとしたが、すぐにカバンの中からパスポートと搭乗券を出して彼に渡した。

 

一通り確認をしたら、「ありがとう」と言って立ち去った。

 

周囲に10名以上が寝ているのに、なぜ私だけが抽出されたのかがとても気になる。

 

アイマスクをして寝ていても、怪しいオーラ全開だったのだろうか?

 

朝立ちでもしていて、近くの女性に通報でもされたのだろうか?

 

それとも私が爆睡している間に、すでに全員がパスポートを確認されていたのだろうか?

 

謎。

 

ちなみに往路は午前4時に到着し、ターミナル1とターミナル2との境界線あたりの静かなベンチで寝た。この時は何もなかった。

 

「ここで寝るな」的なことは言われなかったし、そもそもシャトルトレイン乗り場付近のじゅうたんの上で横になっている強者だっているくらいだから、ソファーで横になるくらいどうってことはない話だ。

 

ただ、こうやって巡回している警察官、あるいはセキュリティの係員がいることだけは気にかけていても良さそうだ。

 

チャンギ空港T3

こんな感じでメイン通路があり、ショップ群の裏が窓側になっていて、快適にくつろげるソファや一部に仮眠スペースもある。