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本当に山登りが好きなのかを自分自身に問う時期が来た

 

2023年もすでに半分が過ぎ去った。

 

今年の休日の過ごし方は旅が中心だった。コロナの反動なので仕方がないが、台湾に5回、タイへ1回、マレーシアへ1回、沖縄へ2回、仙台へ2回行った。単純計算して2週に1回ペースでどこかへ出かけていることになる。

 

その他の休日は在宅で動画編集かブログを書いている程度で、地元の山に登ったのは1月のユートピアただ1度きりだったようだ。

 

旅先も含めると全部で9回山に登っているので、強引に均せば月一回程度になる。でも最近10年でこの実績は最低記録だ。

 

一応は会社員なので時間の制約はある。それでも休日の2~3割くらいはまだ余力があっただろう。合間を見ながら半日程度でも山に出かけることもできたが、やらなかった。

 

気力が湧かないとか、モチベーションが低いとかではなく、ワクワクしないのだと思う。

 

そもそも趣味なんて楽しいからやっているのだ。気力とかモチベーションとか言っている段階ですでに惰性でやっている証拠だ。トレーニングと割り切って山へ行くほどの目的も今は見当たらない。

 

以前は純粋に山に登りたいという気持ちだったが、直近はほとんどない。

 

今年、本当にワクワクしながら登りに行った山は、蔵王と台北大縦走だけだったように思う。

 

台湾の雪山もボルネオのキナバルも楽しかったが、沸き上がるような興奮はなかった。

 

ボルネオマラソンやプーケットマラソンもイマイチだった。

 

こういう時は素直に休むのがベターだと思う。

 

幸いにもアテンド登山の他は、10月のハノイマラソンまで大きな予定は入っていない。何か他のことに興味を持って接してみようと思う。

 

山にはしばらく戻らないかもしれないし、戻ってきてもこのくらいの頻度かもしれない。もちろんその逆だってあるだろう。

 

リセットするためにSNS系からも少し距離を置いてみる。アカウントは削除しないがしばらく休眠状態になると思う。

 

私の人生経験上、仕事や家庭、交友関係、住居など、同じことを毎日しているとある程度時間が経過した段階で必ずこういう時期がやって来る。一言で言えば「飽き」なのかもしれないし、「マンネリ」なのかもしれない。

 

人生はよく山登りやマラソンに例えられるが、皮肉にも自分がやっている山登りやマラソンについて、これからの付き合い方を問うているわけだ。

 

2023年の後段、自身の何かが変わるか、何も変わらないか、年末に振り返ってみよう。