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家事と通院の平日休み

 

機能は平日休みだった。札幌は快晴で遊ぶにはベストコンディションだったが、家事を中心にして終わってしまった。家事は結構大変だ。通勤して会社で仕事をしているほうがずっと楽だと思う。

 

掃除洗濯はもちろんのこと、洗濯槽のクリーニング、お風呂とトイレ掃除、病院の合間を見てフライパンやスリッパの更新のためにニトリやホームセンターをはしごして買い物もした。

 

でも今日のメインは通院だ。私はめったに病院へ行くことがないが、今日は皮膚科、眼科、歯科の3つを訪ねて歩いた。

 

まず足の爪が汚いので水虫を疑って皮膚科へ行ってみたが、これは杞憂に終わった。診察と検査で1,540円かかったものの、安心料だと思えばそれでよい。

 

きれいな爪を取り戻したくて過去にも使用したラミシールを服用するつもりでいたが、白癬菌によるものではないと分かった以上、逆にどうにもできないだろう。

 

眼科へは眼鏡の処方をしてもらいたくて行った。暗いと特に見えない。5月に訪れたシンガポールでも、せっかくの風景がぼやけて見えて残念な思いをした。それに車の運転も危ない。

 

1月に通院した際は目薬と錠剤の服用、老眼鏡の使用で経過観察を薦められたものの、良くなるどころか悪化の一途だ。50歳にしてついに眼鏡デビューを決心する。

 

検査を含めて1,030円で眼鏡処方箋を貰い、その足で真っ直ぐOWNDAYSへ行った。キュートな店員さんに事情を話し、サジェストされたカテゴリからサクッと選んで購入。僅か20分で初めての眼鏡を手に入れた。

 

11,000円でこんなに視力が改善されるなら、もっと前から眼鏡をかけるべきだったと後悔。

 

眼鏡をかけたらぼやけていた世界がはっきりして、店員さんが一層キュートに見えた。思わず「かわいい」と言いかけたが、もちろん口に出していない。今の時代、どんなトラブルに巻き込まれるか分からないからだ。

 

そのまま眼鏡をかけて自転車で帰宅した。見える世界が全く違う。目が見えるというのはこういうものなのかと心から感動してしまった。

 

 

最後に歯科。3月から通っていて、歯石除去と虫歯の治療を継続中。すでに半年くらい経つが、来月にはすべて終わると思う。

 

歯科はこれまであちこち転々としてきた。今回やっと自分に合う歯医者さんに巡り合えたように思う。

 

治療の内容について良否は判断できない。ただ、ここではとにかく詳しく説明してくれる。進捗によってスポット的な検査も行うことがあるから費用も時間もかかる。短絡的に見ると高いという判断をしがちだが、私の肌感としては予防に力を入れた歯医者さんだと思っている。

 

歯科衛生士さんによる指導も本当に分かりやい。歯のどこを磨くのか、歯間ブラシやタフトブラシの使用など、子供の頃から学んでいれば今のような有様にはなっていなかっただろう。

 

私の年齢だとカラダのあちこちにガタが来るのは当然。健康寿命を延ばすためには年に一度の健康診断はもちろん、調子が悪くなる前にメンテナンスをする着意が必要だと感じた1日だった。