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新千歳空港行きのバス料金値上げと来年行きたい国の話

 

最近、札幌市内から新千歳空港行きの「空港連絡バス」の料金が値上げになった。

 

私がふだん利用する大谷地駅からの空港連絡バスは、片道1,000円から1,200円に値上げとなった。

 

いつも4枚綴りの回数券を購入しているのだが、これも3,600円から4,500円(スマホチケットは4,300円)となり、お値打ち感があまり感じられない。

 

そこで11月下旬に駆け込み需要で2冊だけ購入しておいた。

 

コロナ禍で販売された「楽得バス…」で最大限に享受した私としては、その文脈で考えると僅か2年ほどで2倍くらいに運賃が跳ね上がった感じがしてしまう。

 

値上げは確かに痛い。しかしそれは仕方のないことだと理解できる。物価上昇の流れに逆らうべきではないと思うし、昨今の人手不足や、この業界がコロナで苦しんだことを考えると、これで良いと思う。

 

ただ、並行して走るJRの運賃より高くなってしまったという事実は見逃せない。電車賃よりバスの運賃のほうが割高というのは珍しい。

 

私の場合、①自宅の最寄り駅から大谷地駅までの地下鉄運賃+空港連絡バスの運賃を合算すると、②新さっぽろ駅までの地下鉄運賃+快速エアポートの運賃のそれより、280円も高くなってしまうのだ。

 

回数券を利用しても片道200円くらい高くなるから、往復ではざっくり400円だ。

 

たかが400円、されど400円だ。500mlの缶ビール1缶は余裕で買える。第3のビールなら2本である。

 

では、JRが完全勝利かと言えばそうでもない。

 

快速エアポートは増便されて待ち時間が少なくなったものの、真冬の新札幌駅のホームで5分も待っていたら凍えてしまう。さらに新札幌駅から乗車するとまず座れない。ここはマイナスポイントだ。

 

電車が混雑する理由は、北広島や恵庭、千歳、南千歳にも停車するからだろう。つまり通勤通学利用が多いことにあるのだと思う。

 

かくいう私も千歳市に4年以上住んでいたので、快速エアポートは当時もよく利用した。だから沿線住民の気持ちはよく分かる。だからといって確実に座るために有料のUシートを使うくらいなら、素直にバス利用を選ぶだろう。

 

それと冬のJR北海道は、雪の影響を受けやすいリスクもある。

 

もう一つ、地下鉄新さっぽろ駅からの接続距離が比較的長めだ。

 

では、バスのデメリットは運賃だけなのかと言えばそうでもない。バスのほうも改悪がある。最終便が早いのだ。

 

大谷地発の最終便が17時30分になってしまった。コロナが明けて18時10分発が復活になったかと思いきや、すぐに減便となってしまった。これでは17時の退社後に急いでも間に合わない。したがってJR一択となる。

 

ここまで読んで誤解して欲しくないのだが、私は両者の批判をしているわけではない。現状がこうだという話だ。

 

現状提供されているサービスの中で、どれが自分に適しているかを選ぶだけの話である。

 

で、私は当面JRに浮気すると思う。

 

それにしても、航空券を購入する時にその価格ばかり目が行きがちだが、今回のテーマである空港往復の運賃とか、航空券購入時に含まれている空港諸税にも目をやると、ちょっと考えものだ。

 

空港往復の最低運賃が2,460円に加え、新千歳空港から出国すると空港施設利用料2,610円、国際観光旅客税1,000円など、見えにくい費用が気になってくる。

 

これが年に1回とか2回ならまだいい。

 

今年の私のように全部で13回の出国と、国内線利用も覚えているだけで8回、これを合わせると相当な額の負担をしていると思われる。

 

ということで、来年は少ない回数で満足度の高い旅行ができるように、質を高めていこうと思う。

 

2024年は、台湾、香港、韓国、マレーシア、シンガポール、タイには行かない予定。

 

できれば初めて訪れる国や、一度しか行ったことがないような国を選びたい。具体的にはカザフスタン、モンゴル、カンボジア、インドネシア、インドあたりだ。そのついでにタイやシンガポールに寄り道できればいいと思う。そんな年にしよう。