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日帰り人間ドッグを受けてみた話

 

私も50歳を超えたので、今年から人間ドッグを受けることにした。

 

1月に父が亡くなったことが、健康に対する意識を変える転機となった。

 

折しも昨年からお酒の量が増え、さらに体重も増加傾向。すでに70kgに迫る勢いだ。

 

昨年12月、台北マラソンの後にホテルで嘔吐したり、その後も胃腸の調子が優れなかったりしたこともあり、健康状態に不安を抱いていた。

 

そこでこれからは集団検診にプラスアルファの検査をしていこうと思った次第だ。

 

医療には詳しくないので、今回は日帰り人間ドッグに加え、腹部CTと胃内視鏡検査を何となくオプションで加えることにした。

 

費用的には健康保険組合の補助だけでは賄えず、別途2万円くらい支出したものの、父が緊急入院して僅か50日程度で他界したのを目の当たりにしている私としては、それは価値ある出費だと思う。

 

さて、会社で行う集団健診と最も違ったのは、即日でほとんど結果が出て、午後には医師により結果の解説が行われるところだ。

 

私には医師の友人はいないし、かかりつけのお医者さんもいないから、こういう機会は非常にありがたい。

 

検診が終了してから3時間近い待ち時間があったものの、外出して別の用事を済ませられたので、無駄な時間ではなかった。それに、待ってでもお医者さんの話が聴いたほうがいいと思った。

 

さて気になる結果。私の想像とはかなり違った。

 

ほとんど問題ないのである。

 

若干、糖尿病予備軍にあるそうだが、それも標準体重に戻すことでクリアされるだろうというのが解説してくれた医師の見立てだ。

 

社会人になるまで、両親から受動喫煙の影響を受けていたのも関わらず、肺がんで亡くなった父とは対照的に肺機能は非常に良好。

 

懸念された消化器や肝機能、尿や便の検査も問題なかったので、とりあえず今までの生活スタイルでも問題なさそうだ。

 

これも、運動習慣と睡眠時間の確保に気を配ってきたからだと思う。

 

飲酒の習慣と食事の内容にももう少しだけ気を配って、70歳までは活発に動ける体を維持したい。