来年3月16日にイタリアのローマと、スペインのマドリードでマラソン大会があり、どちらか一方に参加したいと考えている。
この時期にマラソン大会参加の目標を設定しておくと、雪の中でも外に出て身体を動かそうという気持ちが働くと思う。これは今年の教訓だ。
やはり通年で身体を動かし続けることが大切だと思う。何事もコツコツである。
この時期のリスクは、爆弾低気圧だろうか。でも天候だけは読めないから仕方ない。
さて、ローマとマドリード。どちらも行ったことがない都市なので、先日ドイツ駐在の方にどちらを訪れるのが楽しいか訊いてみた。
回答はローマであった。しかも即答。
私にとっての海外マラソン参加は、現在27レース目。50歳までに50レース参加という目標は達成できなかったものの、コツコツ積み上げて現在に至る。還暦までに100レース参加を目標に、これからもコツコツ積み上げていこう。
さて来週末開催の台北エバー航空マラソンで28レース目、その翌週開催のSCハノイマラソンで29レース目。そしてローマは30レース目になる。節目を飾るにふさわしい大会だと思う。
もしかするとその前に、1月開催のSC台北マラソンに友人と参加する可能性があるけれど。
とにかくローマへ行く方向で調整中だが、一都市滞在だけで往復15万円は費用対効果が低い。
ローマだけではもったいない。では他にどこへ?
そこでグーグルマップを眺めてみる。ローマから近いのはどこか?そこは行ってみたい都市だろうか?
まず、ギリシャのアテネがヒットした。
私には兄弟みたいな間柄の従兄がいるが、彼とはいつか一緒に行ってみたいと思っていたのがアテネだ。その前に一度下見に行くことにしよう。
ではローマでマラソンを走った後、何日もローマを観光するか?
答えはノーだ。滞在費がバカにならない。だからほどほどで良い。
それならギリシャに戻ってまた観光を続けるか?それもノーだ。
Googleマップを眺める。
地中海の対岸、アフリカ大陸の北にはチュニジアがある。
チュニスはカルタゴ貿易で栄えた街。世界遺産のカルタゴを見てみたい。
そこでローマでマラソンを走ったら、チュニジアのチュニスへ行き、チュニスからアテネへ戻る旅程を計画してみた。
札幌からアテネへは、中国本土を経由する中国吉祥航空で往復。アテネーローマーチュニス間ではITA airwaysの利用。悪くないと思う。
これだと、航空券のお値段が15万円くらいになる。
ローママラソンに参加して、ローマとアテネ、それとカルタゴの世界遺産を訪問できるのであれば安いと思う。8泊9日でこれだけ遊べれば十分だろう。
ローマの宿泊費は高価になることが予想されるけど、アテネとチュニスはそこまで高くないようだ。今回の旅では初めから空港野宿も検討しよう。
気候はどうか?
季節的にどの都市も気温は15℃前後のようなので、かなり過ごしやすいだろう。もはや悩む要素は1ミリもない。今晩仕事から帰ったら予約を進めよう。
人生は短い。
1月に父が70代半ばで他界したことによって、それを強く意識するようになった。
いま、やりたいと思ったことをやらなくちゃ。
残りの人生を後悔しないようにするためには、頭で描くだけでは何も変わらない。行動を起こさなければ。