今日から12連休を取って、台湾、ベトナム、韓国へ遊びに行く。
ただのサラリーマンなのに、そんな連休取れるの?って思われるかもしれない。当の私自身だってそう思う。
最初の頃は、日曜を挟んで2泊3日とか3泊4日の休みを取るのが限界だった。でもこれは職場に遠慮して自分が決めたもので、それ以上取ったらダメなんて誰からも言われていない。
こういうショートトリップを積み重ねていくと、だんだんエスカレートしていく。
「あいつはそういうヤツだ」という社内でのイメージが定着したらシメシメだ。
人生、楽しいことをやった者勝ちである。空気を読んではいけない。
旅の服装と荷物の話
さて、10月後半の旅である。現地の最高気温は、台北とハノイが30℃前後、一方で韓国へ渡って釜山はと言えば、20℃に満たないようす。
こういう温度変化で困るのは体調管理だけではない。一番は服装選びだ。旅をする誰もが、荷物が増えることを望まないよね。
何と言っても今回の旅の移動はすべてLCC利用である。タイガーエア台湾、ベトジェットエア、エアプサン。12日間の旅程でマラソン大会参加と3,500m峰登山の道具を全て持つ。LCCの機内持ち込み手荷物の許容量、7kgとか10kg以内に収めるのはなかなか大変なんですよ。
そこで必ず使うもの以外、荷物は極限までそぎ落とす。旅を重ねると勝手にミニマリストへなっていく。自分にとって何が本当に必要なのかが分かってくるから不思議なもの。
服装を共通化することで、数量も減らす。衣類は重量より体積を増すのでクセモノ。
出発時の札幌では、自宅から新千歳空港までほとんど屋外を歩かない。釜山滞在も1日に満たない。市街地で過ごす大部分は台北とハノイなので、デフォルトの服装は半袖短パンにしておこう。
事前の情報収集と計画外のオプション
事前の情報収集も適当にやっておく。
台北とハノイ、釜山へは何度か行ったことがあるので土地勘がある。しかし宜蘭と羅東は詳しくない。滞在は夜だけなので、夜市とレストランくらいは調べておいても良さそうだ。
もし雨が降ったり、体力的にきつくて登山を中止する場合にも備えておく。
その場合の宿泊先をまだ決めてないので、逆に言えばどこへ出かけてもいい。
そこで電子書籍で台湾のガイドブックを数冊見てみる。
どれも台北周辺と台中、台南、高雄に関しての話題が大部分を占める。すでにこれらの主要な名所は行ったことがある。しかも宜蘭からぐるっと回って西側へ行くのも億劫。
私が行ったことがないのは日月潭と花蓮、台東だろうか。そうだ、花蓮なら近くてちょうど良いし、時間があるからローカル線に乗ってのんびり台東まで行くのも良さそうだ。そういうアドリブの旅がしやすいのも台湾の魅力だと思う。
ハノイはマラソンの参加がメイン。釜山は東京経由で帰るよりソウル経由の方が安かったからそうしただけ。せっかくなので釜山まで陸路移動を楽しんでから帰ることにした。ちょっとしたおまけみたいなもの。
11月2日のハノイ滞在は終日フリーなので、街中とホテルでダラダラ過ごしても良いだろうし、まだ行ったことがないハロン湾まで足を延ばしても良い。どちらを選んでもよいように、ザックリとしたプランを練っておく。
釜山へは、ハノイからの深夜便で早朝にソウルへ着いたあと、高速バスか列車で移動する。釜山ではどうせ中心街を歩いて食べ歩きをし、ビールを飲むことのがオチだと思う。だから途中下車して大田や大邱へ寄ってみるのもいい。
結局のところ、何とかなる。その何とかなった結果に満足すればいいだけだと思う。楽しければそれでいいのだ。