昨年から今年にかけて、みるみる体重が増えていった。
60kg台の前半だった頃、定期健康診断の問診で、医師から「もう少し太ってください」と言われて油断していたら、いつの間にか70kgを超えてしまった。ちなみに身長は172cmである。
70kgの大台に乗ったのは、人生で初めてだ。他人から「腹出てるね」と指摘されるくらいの醜態である。
私のことをリアルで知っている人からすれば、太っているようには見えないらしい。しかし体重を明かすと、「えっ?そんなにあるの?」と驚かれる。
いかんいかん、何とかしなければ。
冬は毎日60分~90分のウォーキングを、雪が解けたらサボっていた通勤ランニングを再開してみた。しかし体重は増加傾向。
あとは食事に気を付けるしかないが、それもなかなか効果が出ず横ばいである。
今年の夏は積極的に登山にも出かけ、減量を意識していた。
まあビールだけはやめられないのだが。
そして一向に変化が見られない。
いよいよ詰んだか?と思っていたら、秋になって一気に2kgくらい減った。
きっかけはツールドモンブランだ。
欧州出張の最初の3日間は暴飲暴食気味だったものの、ブタペストハーフマラソンに参加した週末は食事制限をした。
さらにツールドモンブランを歩いた5日間は、テント泊装備を背負って連日10時間以上行動し、食事も控えめだった。これが一番効いたと思う。
イメージが伝わらないかもしれない。詳しくはYouTube動画にて。
4泊5日で行動時間は52時間、歩行距離は150km超、食事はスーパーや売店で購入したチーズとかパンとかチョコレートのようなRTE食品のみ。いつもよりかなり質素であった。
結論を言うと、痩せるためには自分が思っている以上の運動量が必要で、加えて摂取カロリーを抑えなければならないということである。変数はこれしかない。単純なのに酷なゲームだ。
つまり、普段からやっている範囲から大きくはみ出ないと、成果が出ないということ。
正直言って並大抵の努力では成果に結実しないという現実。
中年オジサンにとって前途多難の減量だが、成果を出して改めてそのプロセスをブログで公開したい。
いつになったら成果が出るかは分からないけど。。。