これまで参加した海外のマラソン大会が32回になり、次の目標である50回に向けて勢いが加速しつつある。
次の大会は6月のプノンペン、次々回は8月のバリ、その次は11月のハノイに申し込んでいる。今年はすでにローマ、ダナン、青島の3大会に出場したので、全部で6大会参加がほぼ確実だ。
7月のメキシコシティは、残念ながら満員になってしまったので断念。マイルの有効期限はまだあるので、2026年の参加に先送りしよう。
そしていま検討中なのは、9月のアルマトイと10月のイスタンブール。カザフスタンのアルマトイって、マラソン大会でも無ければ行く機会がないように思う。この街から天山山脈が見えると聞くし、そもそも初めてのロシア語圏に心が躍る。
ただ、問題は費用。
札幌からだと最安で往復9万円くらいかかる。ソウルーアルマトイ往復はティーウェイ航空なら往復6万円以下のチケットがある。これに札幌ーソウル往復とマラソン参加費、宿泊費等を加えると、13万円くらいになる見込み。
さらに10月にイスタンブールも参加するとなると、間違いなくご破算になる。実に悩ましい。
サマルカンドマラソンにも出てみたい
ところで11月9日開催で既にエントリーしているハノイと同日に、サマルカンドマラソンも開催される。
ハノイをキャンセルしないとならなくなるが、11月2日のイスタンブール、9日のサマルカンドに2週連続で参加すれば、マラソンのついでに行ってみたかった2都市を効率的に訪れることができる。そこでアルマトイとハノイを諦めて、イスタンブールとサマルカンドに絞り込むという選択肢が急浮上。急ピッチであれこれ下調べをしてみた。
でもやはり出費が多くて難しいという結論に達してしまった。決して無理ではないにせよ、日常生活が詰むのだけはできれば避けたい。
ここは惜しいところだが、アルマトイ、イスタンブール、サマルカンドの全てを来年以降に先送りすることに決めた。人生は短いとか、やりたいことはやりたいと思った時にやるべきと言っている私。意外とそういう奴のほうが長生きするものだ。ここは焦らずいこう。
だからと言ってジッとしていられる私ではない。代替え策は中国旅だ。
省都スタンプラリーの旅

さっそく9月中旬に札幌ー上海往復を2万5千円で購入。7泊8日の旅程で、合肥、武漢、長沙、南昌、杭州を旅しようと思う。それぞれ安徽省、湖北省、湖南省、江西省、浙江省の省都ということもあり、まるで県庁所在地を旅する中国版スタンプラリーのようだ。
今年はすでに昆明、西安、香港、広州、北京、上海、青島、南京を訪れていて、来月は成都、重慶、マカオにも行く予定。これに9月の旅を加えたら、残りは甘粛省の蘭州、青海省の西寧、貴州省の貴陽、福建省の福州、河南省の鄭州、海南省の海口、河北省の石家庄、遼寧省の瀋陽、吉林省の長春、黒竜江省のハルビン、山西省の太原で省都巡りはコンプリートできる。と思ったら、山東省の省都は青島でなくて済南だった。山東省にはまた行かねば。
加えて5つの自治州の首府、それと直轄市の天津だって行ったことがない。ラサやウルムチへは気軽には行けないだろうが、南寧、銀川、フフホトには行けるだろう。
その他にも大連、厦門、南通、無錫、蘇州、常州、寧波などなど行ってみたい都市はまだまだ山ほどある。
今、心のディレクションは中国に向いている。
心の声と行動が同期することは、幸福度が最大値へ達することに直結する。要はタイミングが大切なのだ。
やりたいと思っていることが一つしかないと、前述のアルマトイやイスタンブールのように頓挫した場合に苦しむ。だから好奇心の対象はたくさんあったほうが良い。それに世の中にはお金がなくても楽しめることはたくさんあるものだ。それに気付かない人は、人生に時間を持て余して苦しむだろう。
さて、残りは12月。
10月は成都マラソンにエントリーをして現在抽選待ち。
12月~1月にかけてもマラソン大会を絡めた中国旅行を計画することにしよう。今年は後半戦まで充実した毎日を過ごせそうだ。