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バリ島旅行の総括(備忘録)

kutabeach

予定していた8月のバリ島旅行を終えた。海外旅行64回目、今回のメイバンクマラソンで海外マラソン参加は34レース目となった。

 

インドネシア訪問は2回目、バリ島は初見。

 

今回の旅は満足度が高い一方で反省点も多かった。その辺りについて振り返り、個人的な備忘録として残しておきたい。

 

飛行機の遅延によって地獄へ突き落される

当初、今回の旅程は次の通りだった。

日にち 旅程 宿泊
8月22日 新千歳→羽田→クアラルンプール(+1) 機中泊
8月23日 クアラルンプール→デンパサール クタ
8月24日 メイバンクマラソン クタ
8月25日 アグン山サンライズツアー クタ
8月26日 デンパサール→クアラルンプール→羽田 羽田空港
8月27日 羽田→新千歳  

順調に進んであとは帰るだけ、という段階でその問題が起きた。

 

帰国便の遅延である。

 

バリ島発クアラルンプール行きのフライトが26日の午前7時発。それが25日の午後8時になって、いきなり34時間の遅延になるという。

 

選択肢は承諾するか、キャンセルするかだ。キャンセルしても幾ばくかの払い戻しがあるだけで、帰国便は自費で手配しないとならない。

 

仕事の都合で帰る必要がある。Trip.comで最安値の航空券を探し、予定通り26日に帰ることにした。

 

日にち 旅程 宿泊
8月22日 新千歳→羽田→クアラルンプール(+1) 機中泊
8月23日 クアラルンプール→デンパサール クタ
8月24日 メイバンクマラソン クタ
8月25日 アグン山サンライズツアー クタ
8月26日 デンパサール→ホーチミン→成田 機中泊
8月27日 成田→新千歳  

赤文字部分が変更箇所だ。

 

実は直前まで気付かなかったのだが、往路が

  • HND→KUL→DPS:D7(エアアジアX)

なのに対して、復路は

  • DPS→KUL→HND:QZ(インドネシア・エアアジア)+D7

だったのだ。

 

今回はこのQZの遅延に影響を受けることになった。

 

これによって費用も大幅に増した。当初の計画は次の通り。

 

航空券①:CTSーHNDーCTS(ANA):¥17,040

航空券②:HNDーKULーDPSーKULーHND(エアアジア):¥34,830

宿泊費:¥13,471

マラソンエントリー:¥9,623

eVISA:¥4,831

eSIM:¥331

観光税:¥1,461

アグン山登山:¥23,575

合計:¥105,162

 

これが以下のように変わった。

航空券①:CTSーHND(ANA):¥17,040-¥3,460=¥13,580

航空券②:HNDーKULーDPS(エアアジア):¥34,830-¥18,410=¥16,420

航空券③:DPSーSGNーNRTーCTS(ベトジェットエア+春秋航空日本):¥69,420

宿泊費:¥13,471

マラソンエントリー:¥9,623

eVISA:¥4,831

eSIM:¥331

観光税:¥1,461

アグン山登山:¥23,575

合計:¥152,712(差異:¥47,550)

 

これにATMでキャッシングした分や、コンビニやカフェでクレカ払いした分もあるが、そこはとりあえず無視をする。

 

で、この増加分の出費が痛かった。しかしそのまま遅延を受け入れた場合の損失も大きい。

  • バリとクアラルンプールでもう1泊ずつする。
  • 東京ー札幌のチケットを取り直す。
  • 追加で2日間の有給休暇を取得して、仕事も穴を空ける。

これら天秤にかけると、帰ったほうがいいと思ったし、何よりも早く帰りたいという気持ちのほうが強かった。

 

つまり、もうお腹いっぱいで、これ以上旅を楽しめる気分ではなかったのだ。

 

島内移動にとにかく時間がかかる

さて旅の中身の話。

 

バリ島には行ったことがなかったので、正直言って華やいだビーチリゾートをイメージしていた。まんまハワイをイメージしていた。

 

しかし実態は違った。よく見慣れた東南アジアの風景である。パタヤやプーケットに近い。

 

それはまあいいのだが、何と言っても渋滞が酷い。そして移動の公共交通機関が皆無である。

 

お昼ごろに到着した初日、空港からGrabでマラソンの受付会場への移動をした。会場へ着くまでに2時間、受付に1時間半、ホテルへの移動がさらに2時間である。

 

この日は受付を済ませるだけで終わってしまった。

 

翌日も然り。早朝のシャトルバス移動ですら小一時間、終了後のシャトルバスが1時間半である。

 

アグン山登山口までの移動も往復で6時間近くかかった。これは渋滞もあるが距離があるのも理由だ。

 

こんな感じで、ハーフマラソンに参加したことと、アグン山の弾丸登山以外には何もできなかったように思う。とにかくこの島内移動にかかる時間が誤算であった。

 

中身は満足度が高かった

メイバンクマラソンは、現地の方々の組織的な応援があり、楽しみながら走ることができる。

 

ただし都市型マラソンではなく、スタート位置からして中心街からかなり離れている。海岸線も走らない。ろくに下調べもしないで参加した私にとっては、意表を突かれた格好だ。

 

コースは5.5km地点から11km地点までずっと登りで、その後17km地点まではずっと下りになる。獲得標高が164mもある。

 

フルマラソンとハーフマラソンとで、コースの大部分が異なるのも珍しい。道が狭いからやむを得ずそうしているのかもしれないが、そのぶん交通統制員や給水ポイント設置箇所が増えるだろうし、沿道の応援チームも複数いる。運営側は大変だろう。

 

メイバンクマラソン

子どもたちによる組織的な応援があるのが、このマラソン大会の魅力の一つ。点在するヒンドゥー教の寺院も観られる。

 

もう一つ、アグン山のサンライズツアーも満足度が高かった。

 

今回はプライベートガイドをお願いしたので、ガイドさんと2人で登った。

 

キナバル山のガイドさんは後方を随行するスタイルだったが、アグン山のガイドさんは前方をどんどん進んでいく。基本的にFollow Meのスタイルだ。

 

山頂×ご来光にはペースが早すぎるため、途中で焚火をしながら1時間半も仮眠を取るなんて場面もあった。こういう体験は、日本では沢登りでもしなければできないだろう。

 

日帰り登山のボリュームにしては山頂からの眺めは格別で、しかも参加費用も安価だ。海外登山としては非常にコストパフォーマンスが優れていると感じた。

 

それとバリ島滞在中は、とにかく人々がフレンドリーで気持ちよく過ごせた。ホテルの従業員さん、コンビニの店員さん、飲食店の店員さん、空港の地上係員さんなどなど、一度も不快に感じたことはなかった。これは偶然かもしれないが確率で考えれば、良い人、感じが良い人が多いと考えていいだろう。

 

アグン山

アグン山では現地への交通とガイド手配を旅行会社がまとめて請け負ってくれる。これは非常に助かる。自分は登ることに専念すればいいだけだ。

 

飛行機の接続と機中2泊で疲弊した

これは計画した自分が悪いのだけど、羽田空港で10時間以上の乗り継ぎ待ち時間があったうえ、初日から機中泊をしたので最初から疲れてしまった。

 

こういう旅程に慣れているにもかかわらず疲れてしまうのは、まさに加齢のせいだと思う。若い頃のように、もはや徹夜で仕事ができなくなっているのと同じ文脈なのだろう。

 

この何とも言えない疲労を引きずったまま、車での長時間移動、深夜2時起床でメイバンクマラソン参加、その夜も19時起床で弾丸ハイクといった肉体的な疲労が加わり、もはやそれ以上を楽しめるような気力が残っていなかった。

 

最後の4日目の夜にやっとベッドでぐっすり寝られると思いきや、眠りに落ちた矢先に飛行機の遅延でバタバタする。

 

帰りもホーチミンでの乗り継ぎが6時間、夜行便での機中泊、成田での4時間待ち、翌朝5時出社でもうクタクタである。

 

しばらく海外旅行はいいや、という気持ちになってしまった。

 

しかし、また2週間後に中国旅が待っている。今回の教訓を活かせればよいのだが。