7月にメキシコへ行こうと思い、ANAマイルを貯めていた。
結局行かなかったのでマイルがそのまま残っている。
それだけならいいのだが、9月と10月に失効するマイルが4,000マイルも発生してしまった。何かに使ってしましたい。
そこで思い付いたのは12月の台北マラソンか、1月の高雄マラソンまたはSC台北マラソン参加だ。
でもどの大会も今までに最低1度は参加しているので、今さらワクワク度が低い。エントリーも間に合わないだろう。
それならば中国本土の大会を検討したほうが良さそうだ。WeChatでは多くの大会がヒットするものの、基本抽選となっているし、中国語でのやり取りが煩雑になる。
それでworld's marathons.comから申し込める大会を探してみると12月21日に厦門でハーフマラソンが開催されることを知った。厦門へは行ったことがないから、これはチャンスだと思う。ちなみに厦門では5日もハーフマラソンが開催されるし、同日の21日には広州でも大会が開催される。
せっかくの特典航空券なのに、厦門だけを往復するのはちょっと惜しい。
いま別の企画で中国全省の省都巡りの旅をしているので、どこかの都市へも寄りたい。
厦門と同じ福建省の省都とは福州だ。ここへ行かない手はない。
上海や深圳から陸路移動するにはちょっと遠い。
そこで複数都市検索で福州入りして厦門から出るルートを探してみたところ、厦門往復と必要マイル数が変わらなかった。23,000マイル。これはいい。計画は次の通り。
日程 | 旅程 |
12月18日 | 新千歳→羽田→北京首都→福州 |
12月19日 | 福州滞在 |
12月20日 | 福州→厦門(陸路) |
12月21日 | 厦門ハーフマラソン |
12月22日 | 厦門→北京首都→羽田→新千歳 |
空港諸税やマラソン大会のエントリー費用、宿泊と地上交通などを含めても持ち出しは5~7万円で収まると見込む。
現在の中国政府による日本人向けのビザ免除措置は、2025年12月31日(北京時間24時)までとなっているので、入国に関する懸念もない。
物足りなくて プラスアルファの旅
ブログを書きながらあれこれ考えていたら、寧波~台州~温州~福州~厦門を旅したいという衝動に駆られてきた。
そこで寧波から入るパターンを検索してみると、羽田から深圳を経由することになるようだ。わざわざ遠回りになるが、まあ大したことはない。
台州と温州を含めると日程が長くなるし、前倒しの12月15日~16日出発の旅程では特典航空券が取れないようだ。今回は諦めて台州と温州は素通りしてしまおう。
そして最適解は次のようになった。
日程 | 旅程 |
12月17日 | 新千歳→羽田→深圳 |
12月18日 | 深圳→寧波 |
12月19日 | 寧波→福州(陸路) |
12月20日 | 福州→厦門(陸路) |
12月21日 | マラソン当日。厦門→北京首都 |
12月22日 | 北京首都→羽田→新千歳 |
今回初見の都市は、寧波、福州、厦門の3都市となる。
深圳で一泊しなくても1日で新千歳から寧波へ行けるが、深夜に寧波へ着くくらいなら深圳の夜を楽しんだほうが良い。深圳は昨年の6月も、今年の3月も行く機会を逃しているからちょうど良い。
帰りも厦門から1日で新千歳まで帰れるが、北京での乗り継ぎ時間がタイトなので1泊入れることにした。北京には何度行ってもいいだろう。
- 航空券の購入金額は¥24,170+23,000マイル
- マラソン大会のエントリーは¥7,353
今年は旅行に大金をはたいてきて自転車操業状態の私だが、現在52歳の私が人生の節目である70歳の誕生日を迎えるまであと17年8カ月だ。6,443日しか残されていないことを考えると、やりたいことはできるときにやるべきだと強く信じる。
そんな思いで、今年は厦門でラストフィニッシュを飾りたい。