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カンボジア旅行記1|新千歳からバンコクを経由してシェムリアップへ

 

 こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。

 

今日の話題はカンボジアのシェムリアップ。アンコールワットの旅行記です。

 

この旅行記は全部で3部構成で、この記事は第1日目の部分。札幌→バンコク→シェムリアップです。

 

●第2日目はこちら。

カンボジア旅行記|アンコール遺跡小回りコースとシェムリアップ滞在

 

●第3日目はこちら。

カンボジア旅行記|シェムリアップからバンコクを経由して新千歳へ

 

新千歳空港からエアアジアでバンコクへ

新千歳ロイヤルラウンジ

 

今回の行程。

  1. 新千歳→バンコク(タイエアアジアX)
  2. バンコク→シェムリアップ(タイエアアジア) 

この路線は今年の4月に就航したばかり、就航記念のセール運賃で購入

 

でも、ただバンコクへ行くだけならもったいないということで、カンボジアのシェムリアップまで足を延ばして、アンコール遺跡群を見に行くことに。

  

さて当日、新千歳の国際線ターミナル。

 

今まではチェックインを済ませた後に、国内線ターミナルまで数百メートルも戻って、スーパーラウンジを利用していたのだけど、国際線のエアサイドにロイヤルラウンジが出来たので、出国してこちらを使うことに。

 

カードラウンジしか利用できない庶民には嬉しいところ。

 

ラウンジの規模は小さいけれど、スペック的にはスーパーラウンジと一緒。

 

→2019年に国際線ターミナルの拡張工事により、再度変更になっているもよう。

 

エアアジアX

 

カンボジアは米ドルが流通しているので、新千歳空港で5000円分だけ両替しておき、ホノルルマラソン参加時に余した20ドルと合わせて約70ドルを持って行くことに。

 

国内で他国の通貨に両替すると、レートの問題よりも深刻な問題が発生します。それは小銭、、、

 

両替先の紙幣をピッタリに揃えようとするので、日本円側に端数が生じて小銭が必要になるわけ。

 

普段、キャッシュレスな生活をしている自分にとって、紙幣は持っていても小銭は持って歩くことなど皆無。

 

出国前に、お釣りの日本円で小銭が発生するのは痛い。せめてデビットカードか電子マネーを利用できればいいのだけれど。

 

最近のマレーシアクアラルンプール行きの機内は混雑しがちだけど、タイのドンムアン行きは就航直後という理由なのでしょうか、そもそもレガシーのフライトが多いことも理由なのか、かなり空席が目立つ印象。

 

機内では移動し放題、横になりたい放題。この辺に関しては、エアアジアでは細かいことは言われることはありません。コツは、

  1. キャビンのドアが閉まる前までに目ぼしい席を見つけておきます。
  2. ドアが閉まると同時に席を移動する、これ王道

もちろん、自分が真ん中や通路側の席の場合に限りますけど、、、

 

CAさんだって、無作為に充てられた座席で窮屈にしているお客なんか、見たくないはずだよね。

 

積乱雲

 

5時間以上のフライトは疲れるけれど、青い空のなかに発達した積乱雲が見えてくると、東南アジアへやって来た!という実感が湧いてくる。

 

高度を下げると、亜熱帯以南特有のジャングルが広がり、郊外に展開する同一規格のオレンジ色をした屋根の家々が直線的に並び、窓の外からすでに熱気が伝わって来ます。

 

このワクワク感がたまらなく好き!さあ、バンコクまでは間もなく。

 

ドンムアン

 

ドンムアン国際空港到着。

 

ドンムアンも入国審査に時間がかかる傾向があるけれど、急がないので気長に待つことに。

 

到着ロビーへの扉が開くと、エアコンでひんやりとした空気と、黒い電光ボードに黄色の文字が書かれた案内標識が、半年ぶりのバンコクを感じさせます。

 

4時間くらいの余裕があるけれど、いつものA1バスで市街地まで行くにはちょっとタイトなスケジュール。そこで、空港周辺を散策してみることに。

 

前回宿泊したゲストハウス周辺は、夜だったのであまり周囲の景観がわからなかったのですが、今回はゆっくり周囲を見て歩こうと思います。ダウンタウンとは異なった生活風景が見られるものと期待、、、

 

予想通り、近所には規模の小さめな市場やローカルな飲食店などもあってなかなか面白いのだけど、、、北海道とあまりにも異なるこの熱風に負けてすぐに退散。

 

ユニクロのセールで1,290円で購入したエアリズムのポロシャツの背中もすでに汗でじっとり湿っています。うん、空港内で快適に過ごすことにしよう。

 

外に出たのは、僅か1時間足らず。でもタイは面白い。近年は政治的に独裁態勢が進んでいると言われているらしく、ビジネスには微妙なリスクがあるそうですが。

 

ちなみに、市街地へ行けるくらい時間が取れる場合は、下の記事でいろいろ紹介していますので、ご覧ください。

 

【タイ】バンコクドンムアン空港でLCCを乗り継ぐ人向け|夕方からタイの市街地を訪ねよう

 

バンコクからシェムリアップへ

エアアジア

 

空港に戻るものの、カンボジアのシェムリアップ行きは20時出発。

 

引き続きエアアジアのフライトなので、セルフチェックインの端末を操作してみるけれど、いつものように相変わらずエラーが出て進めない。

 

カウンターは大混雑していて並ぶのも嫌なので、スマホからウェブチェックインをして、スマホのスクリーンショットの画面で出国手続き。

 

スマホのボーディングパスは、搭乗直前でのチェックでも、必ず引き止められるので嫌なのだけど、、、

 

さて、エアサイドに出て、まずはすぐ目の前にあるコーラルラウンジでまったりとくつろぐこと。

 

このラウンジには、1月にホーチミンへ出発する直前の朝6時台にも寄ったけれど、今回は18時くらい。この時間でもかなりお客が少ないみたい。

 

ドンムアン国際空港出発の近距離線はたいてい沖止めになっていて、駐機場までバスでの移動があるので、ラウンジの利用を早々に切り上げ、1時間以上前に搭乗ゲートへ。ここで乗り遅れたら大変だから。

 

ドンムアン

 

ここ、いつも混雑していてゆったり座れないの。ホーチミン行きもここからだった。

 

でも、エアアジアの搭乗手続きはかなり手際よく行われるので、あっという間にバスへ案内。

 

私の英語レベルは極めて残念レベルなので、アナウンスがほとんどわからず、周囲の人々の様子をしっかり観察しておく必要がある。

 

もっと英語ができるようになりたい、といつも思うけれど帰国するとどうでもよくなっちゃうのはいかがなものか、、、

 

スマホのボーディングパスを見せると、やはりここでも引き止められ、メモを取られたうえに英語で色々言わました。

 

わからないときは何度でも聞き返すようにしているが、こういう場面では面倒くさいし、空気を読むことも必要なので、理解したフリをしてYESと応えておきます。そのときの表情は相手の表情に合わせて、、、典型的なダメ日本人ですな。

 

エアアジアドンムアン

 

さあ、行くぜ!シェムリアップ!とちょっと気合が入るのは、ボーディングブリッジではなく、外から機内に乗り込むからだと思います。

 

欧米人が多くて、小っちゃいエアバスA320はぎゅうぎゅう詰め。近距離線ではいつもは前の方に当たるのですが、今回は後ろから2列目の席。で、また真ん中のBの席でした。

 

カンボジアは入国カードの記載と、観光ビザが必要。e-visaを持っていなければ、機内で配られる申請書類に記入して、現地のイミグレで申請すればすぐに発給されます。顔写真が必要ですが、これが最安で取得する方法みたい。

 

寝ている間に入国カードが配られていたらしく、通路側の欧米人が教えてくれました。日本人なら「すいません~」とか言うけれど、彼らは「シー、シー」って言うみたい。

 

来たよカンボジア!静かなシェムリアップ空港に到着

シェムリアップ

 

1時間足らずでシェムリアップへ到着。暗くて静まり返った空港。これがカンボジアという国のなのか?それとも地方空港だから?

 

イミグレをあっという間に通過し、アライバルホールを出たらすぐに空港の外。実に質素な空港ですが清潔感があります。

 

ホーチミンのように出迎えがたくさんいるのかと思ったのですが、ここは静かでした。時間帯のせいでしょうか?

 

カンボジアはアジアで最も最後まで貧困国として残ることが予想されているのだそう。今やラオスやミャンマー、バングラデシュにも投資の資金がどんどん流れているが、カンボジアは政治的に末期症状らしい。「ビジネスで進出するのは推奨しない」と何かの本で読んだことがあります。

 

予約したホテルへはトゥクトゥクで夜風に吹かれながら

シェムリアップ

 

外に出たら、まずは空港のタクシーカウンターで、ホテル行きのトゥクトゥクを手配します。タクシーもトゥクトゥクもすべてこのカウンターで手配するのでカンタンです。

 

私の残念な英語でも大丈夫(^^♪

 

トゥクトゥクドライバー達もここで待機しており、カウンターで料金を支払うとドライバーを紹介されます。ドライバーのボラン君の案内でちょっと離れた駐車場へ。

 

この辺の記事は別に起こしているので、下のリンクからどうぞ。参考になれば嬉しいです。

 

【アンコールワット】個人手配の旅行者が事前に知っておきたいこと|カンボジアのビザ、シェムリアップ空港、トゥクトゥク、ホテルの選び方

 

シェムリアップ

 

トゥクトゥクの後部座席に座る前に、翌日以降の旅程について、商談が始まるのが慣例みたいです。すでにホテルまでの料金を支払っているので、断ればそれで終わりなのですが、翌日の予定が決まっていなければ、断らずに話だけでも聞きましょう。

 

まず、明日は自転車を借りてアンコールワットを観光しようと考えていること、ホテルで自転車を借りる手配が出来ることを彼に伝えると、この時期の自転車での観光は、スコールや気温などを含めて大変だとアドバイスを受けました。

 

ちょっと思案したのですが、彼が信頼できそうな人物だということ、時間も遅いことなどを勘案して、明日のガイドもお願いすることにします。

 

小回りコースの案内が20ドル、朝日の観光が5ドルの合計25ドルで現金払い。これは事前情報で得られていた相場より高いのは承知していましたが、直感が働いて良しとします。

 

自分は直感を信じると、ラッキーなことが起こる可能性が高いんですよ。

 

さて、後ろに乗って心地良い風を全身に浴びながら、シェムリアップの薄暗い道をホテルへと向かいます。バンコクとはかなり異なりますが、疾走で楽しいです。正直なところ、これだけで十分に満足~(^^♪

 

シェムリアップ

 

ドライバーのボラン君には、明日の5時にホテルの玄関前に迎えに来てもらう約束をして別れ、ホテルにチェックイン。ゲストハウスと異なり、ホテル部屋では遅い到着でも、周囲に気兼ねなく過ごせます。

 

海外ノマドの方のツイッターで「ゲストハウスに泊まると価格は安いが、睡眠の質が悪くなり毎日2時間は損をする」ということを書いていたのを思い出します。これは同意かも。だから、時と場合によって、ホテルとゲストハウスを使い分けるべきだと思います。

 

実際にシンガポールではエアコンの調整が出来ずに帰国後に発熱し、2週間は調子が出なかったし、ホノルルマラソンも本調子ではありませんでした。

 

いっぽう、釜山のゲストハウスはオーナーが良くて、ホテル以上に快適だったので、いまでも印象に残っていたり。

 

***

 

さてさて、外出してパブストリートに出て散策したのですが、ガッツリ食事をとるほど空腹でもないし、明日の朝は早いので、スーパーでビールを買ってすぐに引き上げ、さっさと寝ることにしました。

 

バイヨンホテル

 

カンボジアビールとタイのレオビール。温いけど仕方ない。氷が欲しいところ。

 

ホテルが広すぎて落ち着かないという残念な私。2ルームでテラスやクローゼットもあり、40平米はある感じ。今住んでいる札幌のワンルームマンションは17平米、3月まで住んでいた部屋だって27平米でした。

 

どうも落ち着かない、、、弱めにエアコンをかけてキングサイズくらいのベッドで眠りにつくのでした、、、