【ジャカルタ】スカルノハッタ国際空港|ダムリバスの乗り方|トランスジャカルタの乗り方など

 

インドネシアのジャカルタは南半球最大級の都市で、広義の意味ではアジアにおいて、関東の首都圏に次いで2番目に人口が多い都市圏とされています。

 

ところが、ビジネスではなく旅行という視点で見ると、観光資源に乏しく、インフラの整備もまだまだなので、フィリピンのマニラ同様に、ビジネス以外で訪れる人は少ないようです。ですから、ガイドブックやネット上での情報も少なく、初めて訪れる人にとっては、多くの不安を抱えながら、足を踏み入れることになると思います。

 

そんなジャカルタに、今回初めて訪れてみることにしました。記事の内容は、

  • スカルノハッタ国際空港からバスで市街地へ移動する方法
  • 市街地を走るトランスジャカルタの利用方法
  • お薦めのトランジットホテル
  • 短距離のブルーバードタクシーを利用するときの注意点
  • プライオリティパスで利用できる「PRIMIER LOUNGE」について
  • 手数料無料のATM
  • SIMやナシゴレンなど

ジャカルタへ初めて行かれる方の参考になれば幸いです。

 

スカルノハッタ国際空港から市街地へダムリバスの乗り方

 

ジャカルタは世界一渋滞が酷い都市と言われていますが、人口のわりに公共交通機関が発達していないのが理由だと考えられます。外国人がスカルノハッタ国際空港から市街地へ移動する際は、空港鉄道が開業していない現状(2017年12月に開業予定)では、もっぱらタクシーがメインとなっています。

 

タクシーの難点は、不当な金額を請求してくる被害に遭うことで、そこが心配な人も少なくありません。そしてネット上には、そういう不安を増幅させるような情報が実に多いのです。

 

一方で、空港からは地元の人達も利用するバスがあることをご存知でしょうか?ダムリというバス会社で、空港からインドネシア各地へと運行されています。中心部のガンビル駅やブロックMなどへも頻繁に走っており、タクシーに比べて料金ははるかに格安です。

 

車内はエアコン完備でそこそこ快適ですので、コストを重視したい場合はバス利用をおススメします。

 

ジャカルタダムリ空港バス

 

ジャカルタのスカルノハッタ国際空港は、ターミナル1~3までありますが、今回はマレーシアのクアラルンプールからエアアジアで到着したので、ターミナル2を利用しました。

 

ターミナル2は日本人も多く利用します。ほのぼのとした雰囲気のターミナル2の到着ロビーから屋外に出ると、バスの案内標識が何か所かに設置されていますので、左側に向かって歩きます。

 

ジャカルタダムリ空港バス

 

ジャカルタは年中暑いので、途中でコンビニか自販機で、水を調達して歩くといいでしょう。海外で自動販売機を見ることはあまりありませんが、ジャカルタは結構多いほうではないかと思います。

 

バス待合所の突き当りに、バス会社「ダムリ」のチケットカウンターがあり、そこで行き先を告げて料金を支払います。モナスがある中心街に行くのであれば「ガンビル、プリーズ」で十分通じます。40,000ルピアを支払えばOKです。インドネシア人は本当に親切なんですよ。

 

なお、開業予定の空港鉄道の運賃は、100,000ルピア付近で設定される見込みなのだそう。しばらくは競合しないでしょうね。

 

ジャカルタダムリ空港バス

 

このようなチケットを渡されますので、捨てずに持っておきましょう。バスが出発してしばらくすると、車掌がミシン目より下の半券を回収していきます。

 

ブースでチケットを買わないで、バスに乗ってから車掌さんに直接支払ってもOKです。

 

ダムリバス車内

 

バスの内部はこのような感じ。乗車率は結構高めでした。でも、エアコンが効いているので快適です。この日はそれほど目立った渋滞もありませんでした。

 

ちなみにバスに乗るときは行き先が書かれていますので、よく確認しましょう。バスの周囲には案内人がいますが、たいていの場合、こちらから訊かなくても教えてくれます。

 

インドネシアの人たちは、本当に笑顔が素敵で、親切な人が多いと思います。

 

ガンビル駅

 

バスは高速道路を走り、モナスの南側を通ってガンビル駅に到着します。バスを降りると話しかけてくる人がたくさんいますが、相手にしてもしなくても特に問題ありません。

 

ここからモナスへ行くなら南側へ。モスクや大聖堂へ行くのなら、駅を通って大通りを渡ります。

 

ちなみにガンビル駅構内の様子はこのような感じ。

 

ガンビルバス

 

なお、ガンビル駅から空港行きバスの乗り場は、上の画像の付近です。ガンビル駅よりモナス側、空港からバスに乗ってきた場合、やや北側に位置します。

 

画像では正面にチケットブースがありますが、空港行きのチケット売り場は、モナス側の側面に窓口があります。わからなくても、ジャカルタでは誰かが教えてくれるので大丈夫☆

 

ガンビルバス乗り場

 

朝3時から5時までは30分間隔、5時から21時までは15分間隔で運行されているようですね。

 

ダムリバス

 

停まっているバスに乗り込んで空港へ。座席はどこに座ってもOKです。車掌さんがチケットを回収に来るとき、ターミナル番号を訊いてくるので、出発ターミナルを知らせましょう。

 

ガンビルバス

 

空港の巡回経路は、ターミナル3、ターミナル1、ターミナル2の順番でした。ターミナル3からターミナル1への移動は、一度市内方向に走ってからUターンして戻るので、やや時間がかかります。

 

ちなみに、空港周辺のトランジットホテル群に宿泊予定の場合、車掌に行き先を伝えておくと、途中下車ができるようです。私はそれを知らなくて、一度空港まで戻ってタクシーで移動しましたが、バスを停めて途中下車する人がいましたので。

 

市内の移動にはトランスジャカルタが便利!

トランスジャカルタ

 

ジャカルタ市内のメインの移動手段として、トランスジャカルタ(バスウェイ)というバスがあります。このバスは、主要な道路の中央部を走り、専用レーンがあるため、渋滞の影響をほとんど受けません。たいていの場合は、歩道橋を渡って車道の中央に設置された乗り場へ移動し、改札を通ってホームから乗車します。

 

ジャカルタトランスジャカルタ渋滞

 

ジャカルタの名物とも言える激しい渋滞にあっても、トランスジャカルタの専用レーンだけは、物理的に確保されているので平気です。

 

トランスジャカルタホーム

 

改札を通るとこのようなプラットホームが設置されています。こちらはブロックMの様子。

 

ジャカルタIC乗車券

 

トランスジャカルタに乗るときは、改札口に併設されたブースでIC乗車券を購入します。ジャカルタ市内では、数々のIC乗車券が発行されているそうで、発行母体が違うと決済するリーダーも異なるようですが、トランスジャカルタでは共通して利用できます。

 

窓口で「ニューカード、プリーズ」でOKです。40,000ルピアで購入でき、その内20,000ルピア分を使用することができます。1回の乗車が3,500ルピアなので、おそらく滞在中にチャージすることなく利用することができるでしょう。

 

トランスジャカルタ車内

 

トランスジャカルタの車内はとても清潔です。女性の元気な車掌さんがいて、大きな声でアナウンスしてくれますし、電光掲示板にも次の駅が表示されています。それでも基本はバスなので、地理的にある程度の予備知識を持っておいたほうが良いでしょうね。

 

なお、地元の人達でもデイパックをお腹側に持って乗車していますが、これは防犯と言うよりも、混雑への配慮だと思います。

 

トランスジャカルタ

 

モナスの南側にある乗り場は、歩道側にありました。同じように改札とホームがあり、看板にはバスの路線名が書かれていますね。

 

ジャカルタ市内はとにかく暑いので、たった1㎞くらいの距離でも、歩くより乗り物を利用したいところです。

 

ジャカルタでのATM利用について

ジャカルタATM

 

現地通貨を手に入れるとき、私は日本円を両替するよりも、ATMでキャッシングをして、ペイジーで繰上返済する手法を使っています。このほうが断然レートがいいからです。

 

ペイジーで返済できるクレジットカード会社はいくつかあって、セゾンカードなども有名ですが、

 

①海外キャッシングの返済が1回払い

②ペイジーが利用できる

③売上計上された時点で繰上返済が可能

 

以上3つの条件を満足できるのは、セディナが発行するクレジットカードです。私はそのためにキティちゃんデザインのセディナカードを作りました。

 

ちなみに、ジャカルタでは2度ATMを利用しましたが、2回目に利用したこちらのCIMB NIAGAのATMは手数料がかかりませんでした。

 

ジャカルタATM

 

こちらの銀行ATMは、空港の到着ロビーを出たところにもありました。

 

ジャカルタ空港ATM

 

1度目に利用した別の会社のATM画面。

 

40,000ルピアの手数料です。8%相当です。これは大きいですね(泣)

 

タクシー利用なら、ブルーバードタクシーが安心!

ブルーバードタクシー

 

タクシーのぼったくりについて、多くの情報が流れていますが、ジャカルタではブルーバードという会社のタクシーが安全だと言われています。

 

空港には専用カウンターから乗ることもできます。

 

ブルーバードタクシー

 

タクシー乗り場には案内人がいるので、行き先を告げて乗車します。ホテル名と住所が書かれた紙を見せると、発進。ジャカルタで私が接した人の中で、唯一不愛想な人でした。まあ、日本人だって不愛想な人は多いですし。いろんな人がいますからね…

 

ブルーバードタクシー

 

ホテルまで33,560ルピアでしたが、さらに10,000ルピアを余分に請求され、不思議に思っていましたが、「ショートチャージ」とのことで、行き先により別途請求されるのだそう。

 

言葉がわからないことを前提に、こういう情報を事前に知っていることで、金銭に関するトラブル回避につながります。今回も支払いの時にひと悶着してしまいましたから。

 

 

エクスペディアで予約できるオーチャーヅホテル

オーチャーズホテル

 

空港野宿が多い私ですが、ジャカルタでは空港から近い(とは言っても車で10分くらいはかかりますが)「オーチャーヅホテル」というトランジットホテルに宿泊しました。

 

日本円で4,000円くらいでしたが、ツインの部屋でしたので、2人で宿泊すればとてもコスパが良いでしょう。

 

デポジットを用意していましたが、必要ありませんでしたよ。

 

部屋では無料のWiFiを利用することができます。パスワードはありません。

 

オーチャーヅホテル

 

カード式のキーで部屋に入ります。

 

多くの人が気に掛ける水回り。シャワーはホットシャワーで水圧もあり、アメニティも付属です。ドライヤーもありました。

 

コンセントはマルチタイプなので、変換プラグが無くてもOK。

 

オーチャーヅホテル

 

トイレはイスラム式のハンディタイプのウォッシュレット。使い方は…自分で使ってみてね。水圧が強すぎて、大変なことになりました…

 

オーチャーヅホテル

 

ティーセットもあります。無料のミネラルウォーター2本も付属。

 

冷蔵庫の中に有料のペットボトルもありました。

 

オーチャーヅホテル

 

ダイヤル2を回せば、ルームサービスを利用することができます。

 

オーチャーヅホテル

 

このホテルの良いところは、朝早くから空港行きの無料シャトルバスがあることです。3時から1時間ごとに運行されています。

 

チェックイン時に予約しておくと、指定した時間のバスに乗ることができますよ。

 

オーチャーヅホテル

 

チェックアウトを済ませてロビーで待っていると、正時にバスが到着し、運転手が点呼を取るので、それからバスへ乗り込みます。

 

このバスはターミナル1、2、3と順番に停まります。

 

この日は私以外は、全員ターミナル3の利用者でした。

 

オーチャーヅホテル

 

このホテルのもう一つのセールスポイントは、無料の朝食が朝3時から提供されるところです。

 

ブッフェ形式でメニューが豊富。朝4時に利用しましたが、利用者は2人だけ。

 

オーチャーヅホテル

 

空港ラウンジよりメニューが豊富ですが、朝4時ですからね…パンとコーヒー、フルーツだけ十分かも。

 

オーチャーヅホテル

 

東南アジアの良いところは、珍しいフルーツや野菜が食べられること♪

 

そんなこんなでおススメできるホテルです。早朝便で出国する人は、ぜひ利用してみてくださいね。

 

出国時に利用できるPREMIER LOUNGE

premier lounge

 

ターミナル2からの出国時、PREMIER LOUNGEというラウンジを利用しました。こちらはプライオリティパスを利用できますので、私のようなLCC利用でも問題ありません。

 

PRIMIER LOUNGE

 

ここのラウンジはとても広々としており、200人くらいは収容できると思います。

 

PRIMIER LOUNGE

 

食事もまずまず。利用したのが6時台でホテルで食べたばかりなので軽めに。

 

primier lounge

 

生ビールの提供が12時からなので、お茶でガマン…

 

ブロックMで食べたナシゴレンがウマい!

ナシゴレン

 

ブロックMスクウェアのフードコートにある「BEBEK DOWER」というお店でナシゴレンを食べてみました。メニュー表を指さすと「これは辛いよ」と何度も「スパイシー」と言うので、代わりに勧められたのがこれ。

 

ボリュームはごはん2膳分くらいあったでしょうか、味付けも日本人好みで美味しくいただくことができました。これで19,000ルピア。日本円で155円程度です。

 

Teh Tarik

 

一緒に注文したアイスティー。こちらも19,000ルピア。沈んでいる白い部分がとても甘いので、よく混ぜて飲みます。氷が入っていますが、お腹を下すことはありませんでしたので、衛生的なんでしょう。

 

ジャカルタSIM

 

ちなみに今回使用したSIMはこちら。私のように1日しか滞在せず、しかもマレーシアにも2日滞在する場合は、1か国に限られないタイプがおススメです。アマゾンで購入しました。購入時1,450円、設定も簡単です。

 

ジャカルタ

 

あとは、モナスや大聖堂などの定番観光地とショッピングセンターも見て回りましたが、それほど楽しめるようなポイントではないですね。

 

やはりインドネシアを観光に訪れるのであれば、ジョグジャカルタやバリのほうがいいかもしれません。

 

それでもジャカルタへは一度は訪れてみる価値はあります。これから益々発展するジャカルタの街の移り変わりに大きな興味を抱いて、再訪を約束するのでした。

 

ジャカルタTシャツ

 

そうそう、これはジャカルタのモナス周辺の露店で購入したTシャツ。1枚15,000ルピアでした。とってもお得!

 

後ろのマレーシアのTシャツはクアラルンプールのセントラルマーケットで10リンギット。これもめっちゃお得!

 

こういうものは、ショッピングモールとか空港とかで買わない方がいいですよ。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。楽しいジャカルタ旅行になりますように。

 

※この記事は2017年9月9日~10日のジャカルタ滞在の様子をもとに作成しました。

 

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