屈斜路湖畔の藻琴山を初心者におススメしたい5つの理由|2017年8月

 

道東の屈斜路湖畔にある標高1,000mの藻琴山。今回たまたま登る機会に恵まれ、本当にいい山だと感じたので記事にしてみました。多くの人におススメしたいな、と思った理由が5つありますので、それに沿って書いていきます。

 

藻琴山は北海道百名山の1つなのですが、この山が脚光を浴びることは意外と少ないような気がします。おそらくその理由は、この地域に全国的に知られた山が多く、観光資源的にもライバル!?が多いのが理由ではないかと思われます。

 

例えば、日本百名山の斜里岳、羅臼岳、雌阿寒岳は比較的に近場ですし、摩周岳と西別岳、雄阿寒岳なんかも近くにあります。

 

また、美幌峠や摩周湖、屈斜路湖の硫黄山、中標津の開陽台や釧路湿原といった名の通った観光名所も近場に存在しているんですね。

 

そういった理由で、この藻琴山や登山口となる藻琴峠が、あまり知られていないのではないか、とちょっと残念な気分です。

 

①登山口の標高が高く、利便性が高い!

ハイランド小清水

 

さて、早速ですが藻琴山をおススメする理由に触れていこうと思います。メインの登山口となるハイランド小清水は、標高が700mを越えおり、全面舗装された大きな駐車場、水洗トイレ完備、展望台施設には売店や自動販売機が併設と、何かと便利なんです。

 

前日に川湯温泉に入って、麓の砂湯から藻琴山と夕陽を眺め、藻琴峠で星空を眺めながら車中泊をして、早朝に山頂からご来光を眺めるなんて、最高の贅沢が楽しむことだって出来ちゃいます。

 

藻琴山案内図

 

スタート地点の標高が高いということは、山頂までの歩行距離や時間が短いということでもあります。

 

標準的なコースタイムは、往復2時間未満という設定なので、カンタンに登ることができ、体力に自信がない人や、子供連れでも安心ですよね!

 

ハイランド小清水

 

ちなみにハイランド小清水725さんの開館スケジュールは、5月~10月までオープンなのだそう。積雪期は道道から除雪もされないようです。

 

②主要な地方都市から近い

 

これは北海道での感覚ですが、北見市から60km程度で車で約1時間、釧路市から100kmで約2時間、網走市からなら50kmで1時間と、主要都市からかなり気軽に出掛けることができます。

 

この方面に住んでいて、山歩きを最近始めた人や、道外から百名山に登りに来て予備日の設定がある人には、近くてライトな山歩きが楽しめるので、おススメです。

 

③山頂からの眺めが良い

藻琴山山頂

 

晴れていれば、眼下に屈斜路湖を見下ろし、斜里岳や海別岳、知床半島の羅臼岳までの遠望を楽しむことができます。目を転じると、雄阿寒岳が立派な姿を見せてくれます。

 

藻琴山山頂冬

 

ちなみにこれは2014年4月に登ったときの様子。屈斜路湖はまだ凍結していますね。曇っていると寒々した雰囲気ですが、青空だとまぶしいくらいの景色が広がっていることでしょう。

 

④序盤の樹林帯がなく、ハイマツ帯から始まる

藻琴山

 

これ、結構ポイントが高いです。

 

山歩きが好きな人でも、登山口から森林限界付近までの樹林帯を歩くのは、結構つまらないものです。沢沿いを詰める登山道や、急な尾根を忠実に登るようなルートなら、それなりに楽しめるかもしれませんが、だだっ広い尾根の樹林帯では、夏は虫も多く、見晴らしも悪いのが通常です。

 

その点、藻琴山は背丈の低い灌木やハイマツくらいなので、序盤から楽しむことができます。手軽にいいとこ取りができるのが魅力です。

 

⑤温泉が近い

 

山歩きが終わった後に訪れたいのは、まず温泉ですよね☆

 

屈斜路湖畔には無料で入ることが出来る露天風呂もありますが、おススメは川湯温泉。源泉数日本一の北海道でも、屈指の白濁した温泉で、登別温泉やニセコ湯の元温泉などと並んで、温泉好きにはたまらない泉質です。

 

 

アクセス、歩きやすさと歩行時間、展望、下山後の温泉など、良いとこ取りな藻琴山。ぜひ、多くの人に訪れてもらいたいステキな山です。

 

ウラシマツツジ

 

ちなみに翌日は、天塩岳を新道コースから登ってみました。こちらは天気予報とは正反対で、小雨混じりで風がものすごく強い山頂でした。

 

コモ子は天塩岳で、二度ともガスガスの天候にやられています。

 

記事にできるような山旅ができなかったので、次回は冬に登ろうと思います。天気が悪いと、多くの場合楽しめないのが山歩きなんですね。登りたい山にこだわることよりも、(天気によって)登らせてくれる山を選んだ方が、いい結果になることが多いですよね!