シンガポール最高峰|ブキティマの登り方とMRTでのアクセス方法|ガイドブックに紹介されないローカルな海外ハイキング

 

こんにちは!やまたび北海道のコモ子です。

 

今日はシンガポールの最高峰ブキティマをご紹介します。シンガポールにも実は小さな山があり、MRTに乗って簡単に登山口まで行くことが出来ます。標高は200mに満たないのですが、国の最高峰ということもあり、市民に人気のスポットです。ブキティマと呼ばれる小さな丘は、私たち日本人の歴史とも深い関りを持っており、訪れることにより太平洋戦争の歴史を学ぶ機会にもなります。

 

低山なので、マリーナベイ周辺に宿泊しても朝活でサクッと登ることが出来ちゃいます。「ちょっと出かけてくる」と言って山頂からSNSでシェアすれば、ホテルで朝ごはんを食べているお友達が驚くのは確実!

 

ガイドブックには載っていないようなブキティマで、少しだけアクティブな山歩きをプラスして、思い出作りをしてみませんか?

 

※この記事は2017年1月、2018年7月に訪れたときの様子をもとに書かれています。

 

MRTダウンタウンラインでビューティワールド駅へ行こう

ダウンタウンライン

 

ブキッティマへは、以前はバスでしか訪れることが出来ませんでしたが、最近はMRTダウンタウンラインで最寄りのビューティーワールド(美世界)駅まで行くことができます。日曜早朝のMRTはご覧のように閑散としており、シートに座って移動することができます。

 

MRTの始発は意外と遅めで、リトルインディア近郊ロチョー駅の始発は、平日が6時5分、日曜祝日は6時34分との書かれています。郊外方向への電車ということもあり、とても空いています。

 

私が2回目に訪れたのは土曜の夕方で、このときはジョホールバルからウッドランズから移動し、南北線とLRTで北側から訪れました。夕方はそこそこ混雑しています。

 

美世界

 

ビューティーワールド駅は、2015年12月に開業したばかりの真新しい駅。冷房が効いて涼しいのですが、駅を出ると一気に暑くなるのが辛い・・・

 

ビューティーワールド

 

ビューティーワールド駅から外に出たら、上のキャプチャの矢印へ向かって歩いて行けば登山口へ到着します。途中に大きな通りがあるので歩道橋を渡らなくてはなりません。

 

2番出口を出て、ビューティワールドセンターの中を通っても行けますし、1番出口からでも大丈夫。

 

ビューティワールド

 

今回は最短ルート、2番出口から外に出てみましょう。シンガポールはもともと中華系の住民が多いのですが、ビューティワールド周辺の商業施設や飲食店は特に中華系が多い印象。

 

ビューティワールド

 

駅周辺はこのような感じです。手前に向かって歩いてくれば、歩道橋を渡ることができます。なお、シンガポールは自販機やコンビニが少ないので、手前のブキティマショッピングセンターで水を調達しておくとよいでしょう。

 

最初の取材時は朝9時くらいでしたが、お店はすでに開いていました。500mlくらいのペットボトルが1本0.4シンガポールドル。32円くらいでしょうか。標準的な価格より安く手に入ります。

 

海外においてもコンビニよりスーパーの方が安いのは日本と同じ。スーパーや市場では現地の暮らしを垣間見ることができるので、ぜひ入店してみましょう。

 

ブキティマ

 

駅を出たら、赤白の鉄塔の方向へ向かって歩けば大丈夫。他に高い場所がないので、容易にわかります。  手前にはシンガポール教会が見えます。

 

ブキティマ

 

歩道橋を利用して大きな通り(Jalan Anak Bukit)を渡ります。

 

ブキッティマ

 

片側4車線の広い道路。マレーシアならそのまま道路を横断しそうですが、ここは規則が厳しいシンガポール。ちゃんと歩道橋を渡りましょうね。

 

まずはビジターセンターを目指そう

ブキッティマ

 

歩道橋を渡ると登山口へ続く道路があります。さらにちょっと進むとビジターセンターが左側にあり、山頂への起点となるゲートがあります。

  

ブキッティマ

 

シンガポールは年中暑いので、みんなTシャツと短パン姿。週末ということもあって、朝から多くの人たちで賑わっています。 

 

ブキティマ

 

太平洋戦争当時の大日本帝国陸軍に関する内容も記されていました。第25軍司令官で「マレーの虎」と呼ばれた山下奉文中将(当時)率いる部隊がシンガポールを攻略した内容。マレー作戦は1941年12月8日の真珠湾攻撃とほぼ同時に始まったと言われているので、ブキティマ攻防戦はそれから僅か3か月後のこと。僅か75年前の我が国の先人たちが、こんな遠くまで派兵されていたという事実に驚かされます。

 

ブキティマ

 

ちなみに途中にトイレはありませんので、ゲートに併設されているトイレか、MRTの駅で済ませてきた方が安心です。

 

ここには水飲み場もあって、水筒に水を入れたり、そのまま飲んでいる人もたくさんいます。心配な方はミネラルウォーターを飲みましょう。

 

ブキティマ

 

さてビジターセンター横の案内板によると、約1.2㎞で山頂へ至るとのこと。たかが1.2㎞なのですが気温が30℃近くあり、湿度も高いので容易ではありません。

 

最初は舗装された道を登ります。食べ物は必要ありませんが、水は必須です。

  

ブキティマ

 

ウォーキングをしている人やランニングをしている人など、エクササイズ目的で訪れている人が多いようです。

 

前半のスロープが急なので、ご覧の通り走ってはいけないことになっています。

 

ブキッティマ

 

山頂へと続く階段が現れると、終盤に差し掛かります。左手には階段のない緩斜面がありますが、距離は500mくらいあるのでやや遠回り。階段を上ることが出来ない人たちが利用します。

 

ブキッティマ

 

階段を登りきると、山頂は間もなく。

 

ブキッティマ

 

山頂には広い東屋があり、急なシャワーが降っても大丈夫。みんなここでまったりとしています。

 

ブキッティマ

 

山頂標識は大きな岩。シンガポールの高層ビルは280mが最高なので、標高163mはビルより低いんですね。

 

ブキティマビジターセンター

 

下山後はビジターセンターへ。ここには自動販売機が併設されいるので、水分補給をすることができます。

 

自動販売機

 

日本人だから違和感を感じるのか、日本人以外の方が違和感を感じるのかわかりませんが、さすがに「1000円札」はないですよね・・・

 

ミロ

 

マレー半島ではやっぱりミロでしょう。缶コーヒーとは違う満足感が得られます。

 

ブキッティマ

 

大きな道路に出る手前に、マレー鉄道の廃線跡があります。ちょうど高架になっているので気付かないかもしれませんが、上に登ると散歩道になっています。ランニングしている人もいて、今度はシンガポール国内をランであちこち行ってみたいと思うことでしょう。

 

帰りもビューティーワールドからMRTに乗車します。

 

ビューティーワールドセンター

 

ビューティーワールドセンター(美世界中心)には、ホーカーもあります。運動後に地元の人達に混じって、軽めの食事とフルーツドリンクなどを、手軽に楽しむことができますよ。

 

アイスカチャン

 

マレー半島では地元のかき氷「アイスカチャン」がおススメ。ホーカーなら1ドル前後で食べることができます。コーンが乗っているところが日本とは違い、塩分補充が出来るんですね。

 

ブキッティマへのアクセス

 

本文中でも触れましたが、MRTダウンタウンラインのDT5「ビューティワールド」で下車をします。ビューティワールドセンターという商業施設を後方にして、北へ向かって歩いて行き、歩道橋で大きな通りを横断すると登山道への車道があります。

 

マレー鉄道跡の高架下をくぐってさらに進むと、左手にビジターセンター、正面が登山道となります。

  

スタンダードチケット

 

MRTに乗るときは、券売機でチケットを購入します。初回はこのような厚紙のICカードが発券され、2回目以降はこのチケットを券売機に置いて、行き先までのお金を投入することでチャージが完了となる仕組みです。

 

 

こちらは交通系ICカードの「EZlink」。購入に5ドルかかりますが、とても便利なのでシンガポールに何度も訪れる機会があればマストアイテムでしょう。

 

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