【十勝連峰】日帰り縦走。十勝岳温泉からオプタテシケ山まで往復するには

 

十勝連峰は、主峰の十勝岳を概ね中央に、富良野岳からオプタテシケまでの山々のことを指します。正確には三段山や境山、下ホロカメットク山なども含めますが、一般的な縦走路は富良野岳からオプタテシケ山まで、一直線に連なる稜線の総称を指すことが多いです。

 

行程のほとんどは火山ならではの荒れた山肌ですが、木々がほとんどないため歩きやすく、ガスさえかからなければ、北海道らしい絶景を楽しむことができます。

 

普通、この縦走路は1泊を要する行程ですが、健脚な人たちは日帰りで全行程を歩くことができます。ほとんどが自己満足の世界ですが、全てを一気に歩くと、かなりの充足感が得られるため、コモ子も2015年は2度目の挑戦をすることにしました。

 

今回は十勝岳温泉スタートで、オプタテシケ山の往復を計画。水分は約4リットル。かなりの軽装で一気に歩き切ろうと思います。いざ出発!

 

このコース最大、舗装された急坂からスタート!

 

3連休を取得して、知床連山への遠征を予定していたのですが、今年も連日の曇天&雨で、自宅で3連休を過ごすことになりました。

 

1日目で、すでに自宅で腐ってしまい、「ダメだ!山へ行かねば」という気持ちに駆り立てられ、ほぼ不眠で十勝岳温泉を目指し、自宅を24時に出発します。

 

昨年2014年は、望岳台へ下山し、十勝岳温泉への登り返しがかなりつらかったため、今回は保険をかけて吹上陰線との分岐点にバイクをデポ。そこからスタートになります。

 

3時30分を過ぎたころ、まずは十勝岳温泉への急な登りから始まります。

 

通いなれた十勝岳温泉が明るくなってきて、おそらく本日最初の登山者となるのでしょうか。出発します。

 

ガスガス。多くの花に癒されながら、まずは富良野岳へ

 

いきなり雨が降り出して先が思いやられますが、とりあえずモンベルさんのバーサライトを着て、まずは富良野岳へ。スタート地点から約3時間かかりました。バーサライトは軽くて小さくなり、そこそこの雨でしたら十分しのげますので、ある程度の好天が予想されているときのお守りみたいな雨具です。夏場は大活躍します。

 

さて、寝不足、雨、すり減った靴底、メンタル、どれも不調でペースが上がりませんが、はここ富良野岳はお花畑が多いので、朝露に濡れた花々に癒されます。 

 

山頂は、もちろん視界ゼロ、誰もいません。

 

オプタテシケ山まで約7時間。一気に駆け抜ける

 

富良野岳を出発してからというものの、思ったよりも三峰山が遠くて時間がかかります。

 

靴の中もすでにびちょびちょで、ゴアテックスのシューズもワンシーズン冬のランニングまでびっしり履けば、完全ではなくなります。コモ子は製造業の社員なので、製品に対して完璧を求めてはいません。完璧で劣化しないものなど、作ることができないからです。 

 

さて、上ホロから十勝岳までの稜線は、少々走りを入れながら時間を稼ぎます。

 

十勝岳山頂は相変わらず百名山目当ての人たちで賑わっています。サッと、すっ飛ばして美瑛岳へ、大休止を入れて石垣山、ベベツ岳、そしてオプタテシケ山に到着。時間は13時半になっています。

 

表大雪から縦走してきた方と、少々お話しし、折り返しモードに突入です。

 

美瑛富士に登れなかったのが悔やまれる…

 

さて帰り道は、美瑛富士が残っていることと、美瑛岳への登り返しがあること、18時までに上富良野岳まで戻ること、この3つが課題です。

 

できればすべてクリアしたいところです。

 

美瑛富士のふもとに、水を2リットル分デポしていたのを回収。さて美瑛富士に登ろうかと思案していることろに雨。しかもすでに15時を過ぎています。

 

1人の山旅で過剰な無理は禁物という理性と、身体がこれ以上の負担を避けたいとセーブモードに入っていることから、諦めて美瑛岳の登り返しに入ります。ここがツラい…

 

さらに十勝岳までのザレ斜面と、登り返しも結構きいており、十勝岳へ到着したのは17時15分。あたりには人は誰もいません。

 

ここから上富良野岳へは、比較的下りメインの高速コースなので飛ばし、18時過ぎに到着。下山モードに突入です。以前、下りの階段で滑って臀部を強打したことがあるので、慎重に下り、19時半に十勝岳温泉へ。最後の最後に土砂降りの雨になり、ずぶ濡れになってバイクの停車位置へ。約16時間30分の長旅に大満足♪

 

ちなみに深夜・早朝の時間帯に、バイクで札幌から移動する場合、岩見沢市内で一度給油しないとガス欠になりますので、ご参考まで。岩見沢の国道12号線沿いに、24時間営業のエネオスがあります。ちょうどTSUTAYAのとなりです。