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十勝連峰全山日帰り縦走の後編。オプタテシケ山からの折り返し後は、ほとんど雲の中なのでそれほど楽しくありませんでしたが、雨に降られることもなく、風も穏やかで安心して歩くことが出来ました。総歩行時間は16時間50分(休憩時間を含む)です。
2020年6月、十勝岳温泉から十勝連峰全山縦走をやってみましたので、情報共有します。このルートは2015年にも歩いたことがあり、どの登山口を起点にすべきか悩むのですが、今回も十勝岳温泉から。一部にはまだ雪が残り、高山植物の旬にも早かったみたいです。
富良野岳(十勝岳温泉)|初冠雪の十勝連峰と表大雪の眺め(10月初旬)
10月初旬、初冠雪の富良野岳への旅。真っ白な十勝連峰を眺めるために山頂まで登ってみます。残雪期の雪とは違って、雪の白さが際立つのが魅力。紅葉シーズンが終わり、冬の便りが届く直前の富良野岳を楽しんでみませんか?
【上富良野岳】11月の積雪期に十勝岳温泉から夏道を登ったら大変なのか?
上富良野岳は十勝連峰主稜線のピークの一つで、上ホロカメットク山と三峰山の間に位置しています。正直なところ著名なピークとは言えず、行政上の3つの市町(富良野市、上富良野町、南富良野町)を分ける標高点であり、縦走路と登山道の交差点という役割のほうが大きいような感じがあります。この山のみを目指して登る人はおそらく皆無だと思われますが、縦走予定で稜線まで出たけれども、天候が悪くて上富良野岳登頂のみとなるパターンも、十分考えられます。この記事では、初冬に十勝岳温泉からとりあえず稜線まで出る、ということを一つの目的に書いてみました。何かの参考になれば嬉しいです。
【十勝連峰】日帰り縦走するにはどこを起点にする?|富良野岳から十勝岳、オプタテシケ山までを繋いでみよう
十勝連峰は、主峰の十勝岳を中央に、富良野岳からオプタテシケ山までの一連の山々を指します。夏道が無い境山や下ホロカメットク山などを除くと、原始ケ原から富良野岳を経てオプタテシケ山、表大雪のトムラウシ山、そして北海道の最高峰、旭岳や黒岳まで縦走することができます。北海道で最も標高が高い中央高地に、縦走のロングコースがあることは、たいへん素晴らしいことです。この記事では、十勝連峰の縦走路を富良野岳から十勝岳を経てオプタテシケ山まで日帰りしたみたい方や興味がある方に向け、私が実際に歩いてみたお話を紹介するものです。日照時間が最も長い6月後半でも、日の出から日没までかかりますが、体力に自信がある方はチャレンジしてみてください。