【最強の夜景】アプサン展望台の行き方|大邱市街地からのバスとケーブルカー、登山道についても解説します

アプサン展望台

 

こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。

 

今日は韓国大邱アプサン(앞산)の話題。この山は大邱市内の南側一帯にある山岳地帯の一番手前にあり、ケーブルカーでも登ることができる人気の山

 

見晴らしがとてもよく、夜景の名所として地元の人たちにも人気があるんですよ。

 

この記事では2019年7月8日と8月24日の2回にわたり、ケーブルカー利用とハイキングコース利用で登ってみましたので、その様子をお伝えします。

 

前半はアプサンの概要。後半は実際の体験記という構成です。

 

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

アプサンの概要

비파산전망대

 

大邱広域市は周囲が山々に囲まれた盆地になっており、アプサンはそのうち南側の山々の一番手前にある山です。標高1,083mの琵瑟山がこの山域の最高峰なのに対して、アプサンの標高は658mとかなり劣ります。

 

展望台があるケーブルカー乗り場の位置はさらに低く、最も有名な琵琶山展望台(비파산전망대)は標高500mにも満たないため、小学生の遠足感覚で登ることができます。

 

*なおこの記事では、琵琶山も含めてアプサンと表現しています。現地の案内板でも多くの場合、琵琶山展望台をアプサン展望台と表記しています。

 

アプサンってどこにあるの?

アプサン

kakaomapに一部加筆して使用

アプサンと大邱市街地の位置関係は、上の地図で示した通りです。大邱の中心街より南側。3号線のモノレールに乗っているとよく見え、西門市場南山駅付近からでもその姿を大きく捉えることができるでしょう。

 

アプサン公園への行き方

アプサンパークバス停

 

アプサン公園ケーブルカーに乗る場合の起点となる公園で、いくつかのバスの発着点にもなっています。さらにケーブルカー乗り場まで登り坂を15分程度歩かないとなりません。

 

さて、市街地からアプサン公園へのバスは全部で5系統7種類あります。

  1. 300系統
  2. 410および410-1系統
  3. 600系統
  4. 750系統
  5. 남구1および남구1-1系統(ちなみに남구は南区の意味)

このうち、

  • 300系統:南山駅、西門市場
  • 401系統および410-1系統:半月堂駅、明徳駅
  • 남구1および남구1-1系統:明徳駅、南山駅

に停車するので便利。いっぽうで、

  • 750系統:市街地の西側
  • 600系統:市街地の南側(前出の琵瑟山方面)

を走るため、旅行者にはあまり縁がないかもしれません。

 

 

なお大邱のバスの乗り方は、前乗りで最初に運賃を支払います。交通系IC(T-moneycashbeeなど)が使えますので、ピッとかざすだけで大丈夫。現金で支払う人はめったにいないので、交通系ICが必須だと思っていいでしょう。

 

アプサン登山口への行き方

 

次に登山口について。ケーブルカーを利用せず、自分の足で登る方向けのお話です。

 

アプサンの登山口となるのは신광(シングァンサ)寺院で、アプサン公園から少しだけ離れています。ここのバス停(대덕식당건너)に停車するバスは、

  • 410-1系統
  • 달서4および달서4-1系統

の2系統。

 

なお、カカオマップにはいろいろな道が記されていますが、メインとなる登山道はシングァンサ寺院前からになります。

 

当ブログではバスにさえ乗らず、地下鉄1号線の顕忠路(현충로)駅から徒歩で登山口まで歩いく方法をご紹介していきます。

 

アプサン体験記

 

つぎに、実際に訪れてみた体験をもとにそれぞれの状況を詳しく説明していきます。

 

まずはケーブルカーを利用した場合の行き方について。2019年7月8日の午前の状況。

 

後半は登山道を利用した行き方。こちらは2019年8月24日夕方の状況です。

 

西門市場からバスに乗ってアプサン公園からケーブルカーで登る

300系統バス

 

「歩きたくないけれど景色が見たい」という方には、ケーブルカーがおすすめです。市街地でバスの乗り場が分かりやすい場所は、西門市場や南山駅付近。私は西門市場前から300系統のバスに乗ってアプサン公園へ向かいました。

 

300系統は西門市場のやや南側にバス停があり、アプサン公園に向かって真っすぐ南下していきます。終点がアプサン公園なので、どこで降りたら良いか悩むこともないので安心。

 

西門市場からアプサン公園まで20分もかかりません。

 

アプサン案内板

 

終点のアプサン公園に到着すると公園全体の案内版があります。上の画像は少し加工しましたが、全体の位置関係はこのような感じになります。

 

バスを降りたら、まずはケーブルカー乗り場まで15分くらい歩きましょう。

 

アプサン公園

 

車道沿いの歩道をしばらく歩いて行くと、途中に分岐点があります。電柱に付いている案内標識に従って右に進んだ方が近道です。

 

公園の中を歩いて行くと最後に階段があって、そこを上ると車道と合流してケーブルカー乗り場に到着。建物の中へ入ってチケットを購入します。

 

ちなみに、チケットは片道でも往復でも購入することができます。料金は次の表の通り。

 

区分 片道(ウォン) 往復(ウォン)
大人  7,500 10,500
子供(4歳~12歳) 5,500 7,500

*運行間隔約15分

始発:10:30(曜日や季節に関係なく)

最終:18:30~19:30(平日)

   20:00~22:00(金土日)*月によって異なる

アプサンケーブルカー

 

係員が1名同乗しますが特にガイドをするわけでもなく、静かに標高を上げていきます。大邱の市街地が眼下に見えてきて、気が付くとあっという間に山頂駅に到着している感じです。

 

私が訪れた平日の日中はとても閑散としていて、小さな子供やお年寄りを連れたファミリーや台湾からの旅行者と一緒になった程度。

 

なお、前日には紅葉で有名な八公山にも行ってきました。山を縦走して下山時にのみケーブルカーを利用したのですが、参考になるかもしれないので、ぜひこちらもお読みください。

 

八公山(パルゴンサン)縦走登山|韓国大邱市内からカッパウィ地区への行き方、ケーブルカー乗り場からバスで帰る方法

 

屋上展望台から大邱市内の眺め

アプサンケーブルカー

 

山頂駅に到着しケーブルカーから下りると、レストランと屋上展望台、それとトイレがある左側、アプサン展望台へ向かう右側に分かれます。

 

まずは左側に進んで屋上展望台へ。ちなみに右側のアプサン展望台へは片道300mくらいの距離です。

 

アプサンからの景色

 

屋上展望台へはレストランの脇にある階段を上ります。もちろん誰でも無料で利用でき、とっても開放的。ここからは全周の景色を眺めることができます。

 

夜景のスポットにもなっていて、夜間は大きな照明でライトアップされます。

 

アプサン屋上展望台

 

夜はかなり混雑し、女性やカップルに人気があります。

 

真ん中の2つの照明が7色に変化するだけでなく、足元もライトアップされるのでとっても幻想的なんですよ。

 

アプサンカフェ

 

展望台の下の1階部分はレストランとカフェになっていて、ガラス張りで眺めがとっても良いんですよ。

 

ここもケーブルカーの時間とリンクしています。夜景を眺めながら過ごすつもりなら夏場の週末がいいでしょう。意外にも利用者が少ないので、穴場かもしれません。

 

アプサン展望台から大邱市内の眺め

アプサン展望台への道

 

続いてはアプサン展望台へ。先ほどのケーブルカー乗り場から右側に歩いていきます。

 

散策路を下り気味に約300mくらい。ここは夜間でも街灯が点灯するので暗くなってからでも安心ですよ。

 

アプサン展望台

 

しばらくすると展望台に到着。夜間は白くライトアップされいる門の先に、せり出すように設置された展望台があります。

 

アプサン展望台

 

誰が始めたのかは分かりませんが、外柵にはたくさんのロックがかけられていて、ちょっとした雰囲気作りを担っている感じです。

 

ちょうど正面に大邱の中心街、やや左手には大邱タワーなどを見渡すことができます。

 

アプサン展望台

 

週末の夜間は夜景目当てで訪れる人たちが多く、とっても賑わっています。

 

どうですか?大邱市街地から簡単に行けて、ケーブルカーを使えばお手軽に夜景を楽しめるアプサン展望台。みなさんも大邱へお出かけの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

後半は登山口から徒歩で山頂まである方への情報を共有していきます。もう少しお付き合いください。

 

なお、大邱へは釜山からでも簡単に日帰りすることができるんです。私も夜景を見た後に20時40分のSRTで釜山へ移動しました。釜山への旅行のついでに大邱へ足を延ばしてみるのもありだと思います。

 

この時の旅行記は下記にて。

 

大邱・釜山旅行記|プルコギ・レバ刺し・ジャジャ麺に焼き魚。t'way運行休止直前の新千歳から行く往復9,538円2泊3日のひとり旅

 

顕忠路駅から登山口まで歩いて山頂まで登る

顕忠路駅の案内図

 

さてここからは、アプサン山頂への登山編。地下鉄1号線の126顕忠路駅からのスタートです。

 

駅の構内にはアプサンの案内図が掲示されていて、各コースの距離と所要時間の目安が書かれています。まずは「南(地図では上)に向かって900m歩きなさい」というような指示が書かれています。

 

今回利用する신광사(シングァンサ)寺院からのコースは、アプサン山頂まで約2.2km所要時間は1시간6분(1時間6分)と書かれています。ちなみに私の場合、展望台に立ち寄ったりしながらゆっくり歩いて1時間30分くらいかかりました。

 

案内板を確認したらさっそく出発。駅では2番出口から地上に出るとスムーズです。

 

アプサン

 

地上に出て交差点まで行くと、さっそく南側にアプサンが見えます。そのまま道なりに進みT字路にぶつかるまで歩きましょう。登り基調ですのでゆっくりと。

 

意外にも経路上にコンビニが見当たりません。飲み物とおやつは地下鉄に乗る前に調達しておいたほうが良さそうですよ。

 

でも両脇にカフェがたくさんあります。ちょっとしたカフェ通りになっているみたい。

 

アプサンへの道

 

T字路まで来たら今度は右折します。道路を渡って山側の歩道を歩いたほうが分かりやすいのですが、アンダーパス沿いに歩道が付いているので、無駄なアップダウンが生じます。

 

また、途中にあるセブンイレブンに立ち寄る場合も市街地側の歩道を歩いた方がいいでしょう。

 

アプサンへの道

 

登山道(車道)の入口付近には、たくさんの車が路上駐車をしているような状態。周囲には飲食店や自販機などもあり、ここが登山口なのかどうなのかよく分からないかもしれませんね。

 

でも、車道を上っていくと靴にエアを吹きかけるコンプレッサー、案内所があります。さらにゲートと電光掲示板があり、きれいな公衆トイレもあります。もちろん案内図も設置されています。

 

アプサン案内図

 

登山口とコース、山頂との位置関係はおよそこのようなイメージです。

 

距離だけを見ると別に大したことはありませんが、朝鮮半島の山らしく一気に標高を稼ぐことになります。

 

安逸寺

 

舗装された車道が安逸寺(안일사)というお寺まで続いていますが、ここがかなりの急登。下山者が後ろ向きに下りてくる謎の姿をたくさん見かるかと思いますが、これも韓国らしい雰囲気。

 

安逸寺の前には自販機があり、トイレもあります。自販機はここから「山価格」になるので要注意。

 

ここからはいよいよ山道となり、アプサン展望台まで800m、アプサン山頂まで1.8kmの距離です。

 

アプサン展望台

 

安逸寺(안일사)からしばらくは石段が続き、その後は土の登山道、展望台の直下は階段が設置されていました。

 

登りは右側、下りは左側というルールがあるみたいですが、みんな特に守っている様子はありません。これだけ人が多いと挨拶を交わすこともないですね。

 

アプサン展望台の直下まで登ると、やっと市街地への見晴らしが良くなってきますが、ほとんどは木々に囲まれたハイキングコース。

 

私が訪れた8月下旬は、特にお花もなく単調です。

 

アプサン展望台

 

ヒョッコリ現れるようにアプサン展望台の脇に合流します。まずはここから大邱市内を眺めて一休み。ちょうど夕暮れ時。みんな西側を向いて写真を撮っていますね。

 

今回の計画では、これからアプサン山頂へ登り、下りの場面で夜景を見ながら戻ってくる予定です。8月下旬でしたら18時半~19時くらいに山頂に到着するくらいが丁度良いでしょう。

 

ケーブルカー乗り場から山頂へ

アプサンケーブルカー乗り場

 

展望台からちょっと上がったところにあるケーブルカー乗り場。先にご説明した通り、レストランとカフェ、屋上は展望台になっています。

 

アプサンケーブルカー乗り場トイレ

 

ちょっと離れたところに設置されているトイレ。アプサン山頂へと続く道はこの脇の尾根上を辿っています。

 

山頂まではここから約1.2km。特に危険個所はありませんが、照明が無いので夜間に差し掛かる場合はスマホの明かりかライトが必要でしょう。

 

ちなみに、海外旅行傷害保険の加入もお忘れなく。どんな低山でも野外での活動にはリスクが生じます。

 

当サイトではクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険を推奨しています。

 

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アプサン山頂

 

山頂直下は縦走路や別のコースが合流しているので、道が錯綜しています。ここは下山時に道を間違わないよう注意が必要。

 

アプサン山頂には基準点とアプサンについての説明が書かれた看板、無人のアンテナ施設があります。

 

景色を眺めるには微妙な場所ですが、西側に沈みゆく夕陽がとっても印象的でした。

 

眼下に夜景を眺めながら静かに下山

アプサン登山道

 

ケーブルカー乗り場よりさらに上へ歩いて行く人はかなり少なくなりますが、それでも少なからず登ってくる人がいるのも事実。

 

展望台とひと味違った夜景を楽しむことが出来ますよ。

 

アプサン登山道

 

途中には照明付きの休憩所があります。

 

テーブルとイス以外には特に何もありませんが、ここも何名かが利用していました。ちょっと異質な感じもします。

 

大邱の夜景

 

ケーブルカー乗り場からちょっと登っただけでも、夜景の見え方がかなり違います。

 

真ん中に見えるのは大邱タワー。右下がケーブルカー乗り場の屋上展望台。

 

大邱夜景

 

19時40分。空はすっかり暗くなって大邱の街並みが輝いて見えます。一人静かに夜景を楽しみたい人にとっても、少し上まで登ってみることをおすすめします。

 

アプサン登山道

 

このコースの特徴は、夜になっても街灯が点灯しているところ。遅い時間になっても数百人の人が行きかい、小さな子供を連れたファミリーや女性単独でも全く問題なく行動することができます。

 

深夜・早朝まで点灯しているかどうかはわかりませんが、少なくともケーブルカーの運行時間中は大丈夫みたい。

 

 

登山スタイルでなくても楽しめるアプサン。みなさんも地元の人たちと楽しんでみませんか?

 

下山後はサウナで汗を流すのがおススメ。当サイトでは砂肝横丁の目の前にある「宮殿ラベンダー」の記事を書いていますので、そちらも併せてお読みください。

 

宮殿ラベンダー|韓国大邱空港に夜遅くに到着してもバスで直行できる便利なチムジルバン|行き方と利用方法