海外登山をバーチャルで体験|Googleマップのストリートビューで登頂気分♪

雪山 台湾

 

こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。

 

今日の話題は、Googleマップのストリートビュー

 

みなさんご存知の通り、ストリートビューでは、多くの国々で車上から撮影した画像を閲覧することができます。

 

また、一般の方(ローカルガイド)が投稿した観光地などの360°ビューも見られますよね。

 

さらにあまり知られていないのですが、徒歩でしか行けないような所でもストリートビューで見られる場所が増えつつあり、海外の著名な山にも疑似的に登ることができるようになりました。

 

その中でも良く知られた山々をピックアップし、紹介していきます。

 

情報は2020年5月2日現在のものです。

 

通信環境やキャッシュにより、表示が著しく遅くなりますので、ご了承ください。

 

1.ヨーロッパアルプス屈指の人気。モンブラン

 

モンブランフランスシャモニから登るルートがアップされていて、山頂からイタリア側に下りていくルートも、ところどころ確認することができます。

 

撮影された時期は不明ですが、テートルース小屋より上部は雪に覆われており、途中のグーテ小屋ヴァロ避難小屋などの状況も確認できます。

 

山頂からの景色はたいへん素晴らしく、いつかは登りたいと夢見ている人には一歩近づくでしょうし、すでに計画中の方にとっては、リアルにイメージすることができるでしょう。

 

2.こちらも外せない、モンテローザ

 

ヨーロッパアルプスでは、モンブランに次いで2番目に高い山がモンテローザ(標高4,636m)。

 

スイスの最高峰としてよく知られていますが、複数の峰々からなっていて、ストリートビューで見られるのは、シグナルカップ(=Googleマップ上の表記であり、signal kuppe(シグナルクッペ))。

 

このピークは標高4,554mで、マルゲリータとかプンタ・ニッフェティとも言うのだそう(後日、イタリア人の友人に確認してみます)。

 

イタリア側から登り、マントバ小屋を経てしばらくは曇り空なので画像は良好なのですが、後半は晴れて雪が白飛びしているのがちょっと惜しいところ。

 

それでも、雰囲気は十分に伝わってきますよ。

 

ヨーロッパアルプスでは、その他にも360°ビューが見られる山頂がいくつかありますので、ちょっと寄り道をしてご紹介します。

 

グランドジョラス

 

一般登山者にはちょっと登れないような山々も、こうして360°ビューが共有されています。

 

マッターホルン

 

上の画像は、マッターホルンの南西にあるピク・トレンダッルというピーク。

 

このほかにも、マッターホルンまで数十か所の360°ビューがアップロードされています。

 

ブライトホルン

 

標高4,164mのブライトホルンは、スイスとイタリアの国境にあり、最も登りやすい4,000m級の山としても有名。

 

この山も、ほぼ山頂までストリートビューで確認することができます。

 

アイガー

メンヒ

ユングフラウ

3.ボルネオ島の最高峰、キナバル山

 

さて、続いてはアジアから。

 

日本人に人気のマレーシアボルネオ島キナバル山も、ストリートビューで登ることができます。

 

私も2019年4月に登りましたが、ストリートビューを見ていると、まるで昨日の出来事のように思い出されました。

 

キナバル山(標高4,095m)旅行記|札幌から3泊4日、予算10万円で登れちゃうマレーシア最高峰

 

ストリートビューの良いところは、登山口のティンポホンゲートの様子や、途中のラバンラタ小屋の雰囲気も確認できるところ。

 

また、アタック日は夜明け前から行動開始するのが一般的。

 

キナバルピークまでの区間が、明るい時間帯だとどのように見えるのかが分かるのもメリットです。

 

4.台湾最高峰「玉山」と第2の高峰「雪山」

 

台湾で最も高く、日本人ハイカーにも屈指の人気を誇る玉山(標高3,952m)もストリートビューで登れちゃいます。

 

残念ながら一部の区間が抜け落ちているのですが、玉山北峰までの縦走路も確認できるのが嬉しいところです。

 

私も2020年に登る計画を立てていたのですが、新型コロナウィルスの影響で延期。

 

再び登れる日がやって来たときのために、イメージを膨らませているところです。

 

 

台湾第2の高峰である「雪山」もストリートビューで確認できます。

 

私も2019年12月に登ったのですが、武陵農場周辺はもちろん、登山口から三六九山荘を経て山頂まで見ることができます。

 

台湾第2峰雪山登山|新千歳発ピーチ夜行便で行く3日間

 

さらに翠池までのルートを確認できるので、かなり有用な情報源になるでしょう。

 

5.ブラグ山(フィリピンルソン島)

 

こちらはマイナーピーク。

 

フィリピンルソン島には、マヨン山(通称ルソン富士)と呼ばれる美しい火山がありますが、ブラグ山はルソン島の最高峰で、標高は2,922mなのだそう。

 

フィリピン国内では3番目に高く、登山適期は11月~2月とのこと。

 

今回、この山の存在を初めて知り、いつかは登ってみたいと思いました。

 

6.エアーズロック(オーストラリア)

 

2019年10月26日から全面的に登山禁止となったエアーズロック

 

今では裾野からその姿を見上げるのみとなりましたが、ストリートビューでは今でも疑似的に登山体験が可能です。

 

7.コジオスコ(オーストラリア)

 

オーストラリア大陸の最高峰「コジオスコ」。

 

標高が僅か2,228mしかないため、登山家の世界では7大陸最高峰(セブンサミッツ)として認められていないようですが、私たち一般登山者にとっては、いつかは登ってみたいですよね。

 

そんなコジオスコもストリートビューで体験できるんですよ。

 

8.漢拏山(韓国済州島)

 

隣国、韓国済州島と言えば、この漢拏山(ハルラサン)。

 

朝鮮半島の智異山(チリサン、지리산)と並んで、多くの日本人が訪れていて、抜群の知名度。

 

ソウル釜山を経由して行くことがほとんどなので、日本から近いようで意外と遠いかもしれません。

 

そんな漢拏山も、もちろんこうしてストリートビューで体験することができます。

 

ストリートビューで体験できる山は、まだまだ数少ないのですが、360°ビューが楽しめる山々はたくさんあります。

 

次回の記事では、ヒマラヤやアンデスなどを中心に、世界の名峰をピックアップしていきます。

 

⇨ヒマラヤの8,000m峰を見てみたい!Googleマップの360°ビューでトレッキング気分♪